テストの実行と結果の分析

この実習では、Advantage Online Shopping サイトで Web テストを実行し、後で結果を表示する方法について説明します。

Advantage Online Shopping サイトからのログアウト

このチュートリアルで作成したテストは、サイトにログインすることから始まります。そのため、テストを実行する前にログアウトして、環境を整えてください。

重要: サインアウトする前に、今後の実習で重複しないように、ショッピング・カートからすべてのアイテムを削除してください。

Advantage Online Shopping サイトの右上にある[USERメニューをクリックし、[Sign Out]をクリックします。

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記録と実行環境設定の定義

UFT One の記録と実行環境設定を定義して、テストを開始したときに Advantage Online Shopping サイトが自動的に開くようにします。

次の手順を実行します。

  1. UFT One で、[記録]>[記録と実行環境設定]を選択します。

  2. Web]タブで[記録または実行時に以下を開く:]を選択します。

  3. 使用対象]ドロップダウンから、[ローカル ブラウザ]を選択します。

  4. URL]フィールドに次の URL が表示されることを確認します。http://advantageonlineshopping.com

  5. ブラウザ]ドロップダウンで、[Google Chrome]を選択します。

  6. 次のチェックボックスを両方選択します。

    • 開いているブラウザでは記録と実行を行わない
    • テストを閉じるときにブラウザを閉じる
  7. OK]をクリックしてダイアログを閉じ、テストを保存します。

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テストの実行と結果の分析

テストを実行し、テスト内に作成したステップに従って、Advantage Online Shopping サイトが期待どおりに動作することを検証します。

UFT One で、[実行をクリックします。表示される[実行]ダイアログで、実行結果保管場所をデフォルトのままにして、[実行]をクリックします。

UFT One が最小化されます。新しい Chrome ブラウザが開いて、テスト内の各ステップを UFT One が順番に実行していきます。UFT One によってオブジェクトが強調表示され、リンクがクリックされ、フィールドのデータが指示どおりに入力される様子を監視できます。

テスト実行が完了すると、実行結果が表示されます。各ステップを参照すると、実行されたアクションと、識別および確認されたオブジェクト・プロパティが表示されます。

例:

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テスト実行のトラブルシューティング

実行について問題が発生した場合は、次のガイドラインに従ってください。

[オブジェクトのプロパティ]表示枠で、次の変更を行います。

ShoppingCartLink オブジェクト:

  • text 属性を削除する
  • html id 属性を追加する(shoppingCartLink に設定)
  • 順序識別子をクリアする(値をなしに変更)
  • スマート認識を有効にする]を False に設定する

check_out_btn オブジェクト:

  • name 属性を削除する
  • html id 属性を追加する(checkOutButton に設定)
  • 順序識別子をクリアする(値をなしに変更)
  • スマート認識を有効にする]設定を False に設定する

pay_now_btn_SAFEPAY:

  • visible 属性を追加し、True に設定する

スクリプト・コードで、次のようにチェックアウト・ボタンの後に wait ステートメントを追加します。

例: Browser("Advantage Shopping").Page("Advantage Shopping").WebButton("check_out_btn").Click

wait 10

Browser("Advantage Shopping").Page("Advantage Shopping").WebButton("next_btn").Click

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その他の情報

このチュートリアルで学習した基本スキルを使用して、ユーザ独自の Web アプリの分析と、ユーザ・フローを検証する UFT One テストの作成を開始してください。

  • キーワード・ビュー、[ツールボックス]表示枠、およびエディタを使用して、アクションを記録し、オブジェクト・リポジトリに別のテスト・オブジェクトを追加しステップを追加します

  • メインの UFT One チュートリアルと WPF MyFlights デモ・アプリを使用して、パラメータ値、チェックポイント、API サービス・テストなどのその他の UFT One 機能について学習します詳細については、「UFT One チュートリアル」を参照してください。

  • UFT One による Web テストの詳細をご確認ください。詳細については、次を参照してください。

    • 「Web ベース・アプリケーションのサポート」UFT One による Web テストに関する追加の詳細について説明しています。
    • 「Web Add-in」:Web アプリ内のオブジェクトを識別するために使用される UFT One の Web Add-in に関する追加の詳細について説明しています。
    • 「Object Model Reference」Web セクション。このリファレンスでは、Web アプリでオブジェクトを認識するために使用できるテスト・オブジェクトとプロパティについて詳しく説明します。

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