ALM でのテストのデータ駆動

関連：GUI テスト，API テスト，ビジネス・プロセス・テスト

このタスクでは，ALM でデータ駆動テストを実行する手順の概要を説明します。これらの手順をよく理解した後，手順の多くを任意の順序で実行できます。必ずしもすべての手順が常に必要なわけではありません。

前提条件

  1. ALM に接続します。

  2. テストは ALM プロジェクトに保存されていることを確認してください。

  3. GUI テストの場合：テストでは，グローバル・シートのデータ・テーブル・パラメータが使用されることを確認してください。

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テストへデータをインポートする（API テストのみ）

  1. ［データ］表示枠で，［新規データ ソース］ボタンをクリックして［Excel］を選択します。

  2. ［新規 Excel データ ソース］/［Excel データ ソースの変更］ダイアログ・ボックスで，データが含まれている .xls または .xlsx ファイルを選択し，［他のツールによるデータのオーバーライドを許可する］オプションを選択します。

  3. ［OK］をクリックしてデータ・ソースをテストにインポートします。

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テスト・ステップのデータ駆動（API テストのみ）

詳細については，API テスト/コンポーネント・ステップへのデータの割り当てを参照してください。

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テストの反復パラメータ・データを Excel にエクスポートする

詳細については，コンポーネント・パラメータを Excel にエクスポートを参照してください。

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データ・リソース・ファイルを作成する

  1. ALM のテスト・リソース・モジュールで，［リソース］ツリーを展開し，目的のノードを選択します。

  2. ［リソース］＞［新規リソース］を選択し，そのノードの下にリソースを追加します。

  3. ［新規リソース］ダイアログ・ボックスで，次の操作を行います。

    • ［タイプ］リストで，［データ テーブル］を選択します。

    • ［名前］ボックスにデータ・リソースの名前を入力します（使用する Microsoft Excel（.xls または .xlsx）ファイルの名前など）。

    • 残りのフィールドに入力し（オプション），［OK］をクリックして，ダイアログ・ボックスを閉じます。

  4. ［リソース ビューア］タブで，［ファイルのアップロード］をクリックします。次に，関連する .xls ファイルまたは .xlsx ファイルを参照してアップロードします。

    ヒント: 開いているテストから内部データ・テーブルをアップロード可能なデータ・リソースに変換できます。変換するには，データ表示枠を右クリックして［ファイル］＞［エクスポート］を選択し，データ・テーブルを .xls または .xlsx ファイルとしてファイル・システムに保存してから，前述の説明に従ってアップロードします。

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新しいテスト設定に対して標準のデータ・テーブルを指定する

  1. テスト計画モジュールの［パラメータ］タブで，すべてのテスト設定の標準として使用するデータ・テーブル・リソースを選択します。

    GUI テストに対して，データ・テーブル・リソースを指定しない場合，［テストの設定］ダイアログ・ボックス（［ファイル］＞［設定］）の［リソース］表示枠で指定されているデータが使用されます。

    注: このタブで GUI テストに関連するのは［パラメータ名］カラムのみです。

  2. ［パラメータのマップ］ボタンをクリックします。［パラメータのマップ］ダイアログ・ボックスで，データ・テーブル・パラメータ（カラム見出し）をテスト・パラメータに割り当てます。次の例に示すように，［リソース パラメータ名］カラムに対応するデータ・テーブル・パラメータの名前を入力します。

    • API テストの場合は，リソース・パラメータ名を次の形式で入力します。<シート名>.<カラム名>
    • GUI テストの場合は，リストからパラメータを選択します。

    ［設定］タブの［データ］タブでほかを指定しないかぎり，すべての新しい設定でこれらの標準の割り当てが使用されます。

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テスト設定を定義する

さまざまな実行セッションのテスト設定を定義します。設定ごとに，前の手順で指定した標準のリソース・ファイルを使用するか，別のデータ・リソース・ファイルを使用するかを指定します。

  1. ALM テスト計画モジュールで，データ・テーブル・リソースと関連付けるテストを参照して選択します。

  2. テストを選択した状態で，［テスト設定］タブをクリックします。グリッドに標準の設定が表示されます。この設定は，ALM プロジェクトにテストを追加したときに作成したものです。

  3. ［テスト設定］タブの下の表示枠で，［データ］タブをクリックします。

  4. ［データ］タブで，［テスト データ リソースのオーバーライド］チェックボックスを選択してテスト・リソース・モジュールで異なるデータ・リソース・ファイルを選択するか，このチェックボックスを空白のままにして前の手順で［パラメータ］タブで選択した標準のリソース・ファイルを使用します。

  5. ［データ リソース］ボックスで，この設定と関連付けるデータ・リソースを参照して選択します（［テスト データ リソースのオーバーライド］チェックボックスを選択した場合のみ）。

  6. ［データ リソース設定］ボタンをクリックし，［データ リソース設定］ダイアログ・ボックスで次の操作を行います。

    • データ・テーブル・パラメータをテストからデータ・テーブル・ファイルのカラム・ヘッダにマップします（これは，前の手順で別のデータ・リソース・ファイルを選択した場合にのみ関係します）。

      API テストの場合は，リソース・パラメータ名を次の形式で入力します。<シート名>.<カラム名>

      GUI テストの場合は，リストからパラメータを選択します。

    • 必要に応じて，フィルタ条件（テキスト文字列）を適用します。1 つのフィルタ条件を各パラメータに適用できます。

    • 反復を実行する行を指定します。たとえば，「Gold」という設定を実行すると，この種類のユーザが 2 ～ 114 行にリストされるので，これらの行のみを指定します。

    注: フィルタ条件を適用して行を指定すると，AND ロジックが使用されます。つまり，パラメータ値はフィルタ・テキスト値を等しい必要があり，かつパラメータ値は指定した行のいずれかに存在する必要があります。

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設定を要件にリンクする

要件が完全に満たされるようにするには，要件を設定にリンクします。リンクすることで，実行セッションの計画時に，要件カバレッジに基づいて実行する設定を選択できます。

  1. テスト計画モジュールで，［要件カバレッジ］タブをクリックします。

  2. ［要件の選択］ボタンをクリックします。右の表示枠に［要件ツリー］タブが表示されます。

  3. ［要件ツリー］タブで，［要件カバレッジ］グリッドに追加する要件を選択します。要件を追加すると，［詳細カバレッジの追加］ダイアログ・ボックスが開きます。

  4. この要件に対応するテスト設定を選択します。

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テスト設定を実行する

  1. UFT One の［ツール］＞［オプション］＞［GUI テスト］タブ＞［テスト実行］ノードで，［他の Micro Focus 製品でテストおよびコンポーネントを実行可能にする］が選択されていることを確認します。

  2. ALM テスト・ラボ・モジュールで，テスト・セットを選択または作成します。

  3. 右の表示枠で，［実行グリッド］タブを選択します。

  4. 右の表示枠で［テストを選択］ボタンをクリックし，［テスト計画ツリー］タブと［要件ツリー］タブを表示します。

  5. 次のいずれかの操作により，実行する設定を選択します。

    • ［テスト計画ツリー］タブで，実行グリッドに追加するテストを選択します。テストを追加すると，そのすべての設定が実行グリッドに追加されます（ALM ではテストではなく設定が実行されるため，テストそのものは実行グリッドに追加されません）。

    • ［テスト計画ツリー］タブの下で［テスト設定］表示枠を展開し，実行する特定の設定を実行グリッドに追加します。

    • ［要件ツリー］タブの下でカバレッジ表示枠を展開し，実行グリッドに追加するテストを選択します。テストを追加すると，そのすべての設定が実行グリッドに追加されます（ALM ではテストではなく設定が実行されるため，テストそのものは実行グリッドに追加されません）。

  6. ［実行］ボタンをクリックし，選択した設定を実行します。

  7. 実行セッション後，［最後の実行レポート］タブの［レポートの起動］ボタンをクリックし，結果を表示します。

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