テストの実行と結果の分析
この実習では,Advantage Online Shopping サイトで AI ベースのテストを実行し,後で結果を表示する方法について説明します。
Advantage Online Shopping サイトからのログアウト
このチュートリアルで作成したテストは,サイトにログインすることから始まります。そのため,テストを実行する前にログアウトして,環境を整えてください。
注意: サインアウトする前に,今後の実習で重複しないように,ショッピング・カートからすべてのアイテムを削除してください。
Advantage Online Shopping サイトの右上にある[USER]メニューをクリックし,[Sign Out]をクリックします。
記録と実行環境設定の定義
UFT One の記録と実行環境設定を定義して,テストを開始したときに Advantage Online Shopping サイトが自動的に開くようにします。
Advantage Online Shopping サイトを開くように UFT One に指示するには,次の手順を実行します。
-
UFT One で,[記録]>[記録と実行環境設定]を選択します。
-
[Web]タブで[記録または実行時に以下を開く:]を選択します。
-
[使用対象]ドロップダウンから,[ローカル ブラウザ]を選択します。
-
[URL]フィールドに次の URL が表示されることを確認します。http://advantageonlineshopping.com
-
[ブラウザ]ドロップダウンで,[Google Chrome]を選択します。
-
次のチェックボックスを両方選択します。
- 開いているブラウザでは記録と実行を行わない
- テストを閉じるときにブラウザを閉じる
- [OK]をクリックしてダイアログを閉じ,テストを保存します。
テストの実行と結果の分析
テストを実行し,テスト内に作成したステップに従って,Advantage Online Shopping サイトが期待どおりに動作することを検証します。
UFT One で,[実行]をクリックします。表示される[実行]ダイアログで,実行結果保管場所をデフォルトのままにして,[実行]をクリックします。
UFT One が最小化されます。新しい Chrome ブラウザが開いて,テスト内の各ステップを UFT One が順番に実行していきます。UFT One によってオブジェクトが強調表示され,リンクがクリックされ,フィールドのデータが指示どおりに入力される様子を監視できます。
テスト実行が完了すると,実行結果が表示されます。各ステップを参照して,実行されたアクションや,識別された AI オブジェクト・プロパティを確認します。
例:
その他の情報
このチュートリアルで学習した基本スキルを活用して,ユーザ独自の Web アプリケーションの分析や,ユーザ・フローを検証する AI ベースのテストの作成を開始しましょう。
-
[AIオブジェクト検査]ウィンドウを使用して,アクションの記録と AI ステップの追加を行います。
-
モックアップ・アプリケーション用の AI ベースのテストの作成など,追加の AI オブジェクト検出機能について学習します。詳細については, UFT One での AI ベースのテストを参照してください。
-
UFT Oneの AI ベースのテストについて,さらに学習します。詳細については,次を参照してください。
-
AI ベースのテスト・オブジェクトの認識の改善:UFT One の AI オブジェクト検出で一意の識別を実現するための手法について説明します。
-
UFT One の AI オブジェクト検出でサポートされているコントロール・タイプについて学習します。AI ベースのテスト:サポートされるコントロール・タイプを参照してください。
-
アプリケーション内のオブジェクトを識別するためにテストで使用できる AI オブジェクト,プロパティ,メソッドについて学習します。『UFT One Object Model Reference for GUI Testing』の「AI-based Testing」セクションを参照してください。
-