インストール時の既知の問題

このトピックでは,UFT One のインストールに関するトラブルシューティングと制限事項について説明します。

使用中のファイル

インストール・プロセスで[UFT One 使用中のファイル]ダイアログ・ボックスが表示される場合は,[アプリケーションを閉じて開き直します。]を選択します。

アプリケーションが UFT One によって自動的に閉じられ,インストールが続行されます。

再起動の後で[UFT One 使用中のファイル]ダイアログ・ボックスに,開いているアプリケーションとして Explorer が表示された場合は,次のいずれかを実行します。

アプリケーションを閉じて開き直します。

インストールに必要なアプリケーションを自動的に閉じるように,UFT One に指示します。

アプリケーションを閉じません。

インストールを続行するように,UFT One に指示します。このオプションを選択した場合,インストール後にコンピュータを再起動する必要があります。

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コンポーネントの登録に失敗しました

インストール中にコンポーネントの登録に失敗したことを示すメッセージが表示された場合は,[OK]をクリックしないでください

代わりに,%TEMP% ディレクトリにある VC2015Prerequisite_yyyymmdd_XXXXXX.log ファイルで問題を確認してください。ログにサービスが正しく起動しなかったことが示された場合は,サービスを手動で再起動して,インストールを再開してください。

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UFT One インストールの変更または修復

UFT One インストールを変更または修復するには,特定のレジストリ・キーへの書き込みアクセス許可が必要です。

これらのアクセス許可なしでコントロール・パネルからインストールを修復しようとすると,次のような動作になります。

インストール・ウィザードが停止し,エラー・メッセージが表示されます。

  • 管理者として Windows にログインし,コントロール・パネルから UFT One インストールを変更または修復します。

  • UFT One インストール・パッケージから UFT One MSI インストール・プログラムを実行し,[変更]または[修復]オプションを選択します。

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UFT One インストールと他の ADM ソフトウェア

次の表では,他の ADM ソフトウェアを UFT One とともにインストールする場合のトラブルシューティングと制限事項について説明します。

Sprinter UFT One と Sprinter を同じコンピュータ上で使用している場合,UFT One と Sprinter のどちらかを変更したときは,もう一方の製品に対して修復を実行する必要があります。
ALM

UFT One がインストールされているのと同じコンピュータに ALM クライアントがインストールされている場合,UFT One をアンインストールすると,ムービー(.fbr)ファイルの関連付けが削除されることがあります。

そのため, Micro Player アプリケーションを使って,ALM で管理されている不具合に関するムービーを表示できないことがあります。

回避策:Windows のファイル・オプションのダイアログ・ボックスで,ムービー・ファイルに Micro Player アプリケーションを再度関連付けます。

UFT Developer
  • インストール時に関連する IDE がインストールされていない場合でも,[カスタム セットアップ]画面で UFT Developer Visual Studio または Eclipse プラグインを選択できます。

    IDE を後からインストールすると,UFT Developer プラグインが使用できるようになりません。

    回避策:必要な IDE をインストールした後で,インストールの修復を実行します。

  • UFT One のインストールの一部として UFT Developer のサイレント・インストールを実行する場合は,必ず新しい構文を使用してください。

    詳細については,UFT Developer コンポーネントの ADDLOCAL 値を参照してください。

    以下のようなエラーが発生した場合は,古い LeanFT サイレント・インストール・コマンド構文を使用していないことを確認してください。

    Error: The installer has encountered an unexpected error installing this package. This may indicate a problem with this package. The error code is 2711. The arguments are: LeanFT

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UFT One インストールと Microsoft ソフトウェア

次の表では,UFT One を Windows にインストールする場合や,UFT One を他の Microsoft ソフトウェアとともに使用する場合のトラブルシューティングと制限事項について説明します。

ソフトウェア UFT の手順
Windows 10 および 11
  • Windows 10 または 11 オペレーティング・システムに UFT One をインストールする場合,UFT One のインストールを行う前に Cortana とアクション・センターを終了する必要があります。

  • Windows 10 または 11 で UFT One から ALM に接続するには,管理者権限が必要です。

    UFT One のインストール後すぐに,管理者権限を使用して ALM に接続します。

pdm.dll

UFT OneGUI テストをデバッグするにはpdm.dll ファイルがインストールされ登録されていることを確認します。

pdm.dll ファイルは,Microsoft Visual Studio および Microsoft Office とともにインストールされ,登録されます。また,Microsoft Internet Explorer でもインストールされます(登録はされません)。

または,UFT One インストールで提供される Microsoft Script Debugger をインストールします。これにより,pdm.dll が提供されます。

Microsoft Internet Explorer とともにインストールされる pdm.dll を登録するには,次の手順を実行します。

  1. 管理者権限があることを確認します。
  2. pdm.dll ファイルを見つけます。通常は,c:\program files(x86)\internet explorer\ または c:\program files\internet explorer のいずれかに格納されています。
  3. pdm.dll ファイルと msdbg2.dll ファイルを,同じフォルダから別の場所に移動します。

  4. 次のコマンドを実行します。

    regsvr32 <pdm.dll の完全パス>\pdm.dll

    regsvr32 <pdm.dll の完全パス>\msdbg2.dll

現在登録されている pdm.dll のバージョンが 9 未満の場合:

  1. Microsoft Script Debugger をアンインストールします(インストールされている場合)。

  2. UFT One 追加インストール要件ユーティリティを使用して,Microsoft Script Debugger をインストールします。

    Windows の[スタート]メニューから,または <UFT インストール・フォルダ>\bin\UFTInstallReqs.exe を実行して,UFT One インストールの追加要件ユーティリティを起動します。

Microsoft Office 64 ビット版

同じマシンで UFT One と Microsoft Office 64 ビット版を使用するには,手動での操作が必要になります。これは,これら 2 つのプログラムで使用される Microsoft Access データベース・エンジンのバージョン間の競合によるものです。

次のいずれかを実行します。 

  • Microsoft Office 64 ビット版をインストールする前に,UFT One をインストールします。

  • UFT One をインストールする前に,管理者コマンド・ラインから,/quiet 引数を使用して Microsoft Access データベース・エンジン 2016 32 ビット版をインストールします。詳細については,Microsoft Access データベース・エンジン 2016 のインストールを参照してください。

  • SKIP_MSADE_CHECK フラグを使用して,UFT Oneをインストールします。これにより,Microsoft Access データベース・エンジン 2016 再頒布可能パッケージをインストールしなくても,UFT One がインストールされます。

    サイレント・モードで実行: 

    cmd /c MsiExec /norestart /qn /i "<UFT One MSI Path>\Unified_Functional_Testing_x64.msi" /l*xv "<log file path>.log" SKIP_MSADE_CHECK=1

    インストール・ウィザードの使用:

    cmd /c MsiExec /norestart /qf /i "<UFT One MSI Path>\Unified_Functional_Testing_x64.msi" /l*xv "<log file path>.log" SKIP_MSADE_CHECK=1

    後で,API データベース・アクティビティに再頒布可能エンジンが必要であることが判明した場合は,上記の手順に従ってインストールできます。

Windows Server 2012 R2

UFT One を Windows Server 2012 R2 で使用する場合に,API テストおよびコンポーネントを使用するときは,MSU(Microsoft Update)KB2887595 がインストールされていることを確認してください。

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UFT One インストールと OpenText UFT Agent(ブラウザのサポート)

次の表では,OpenText UFT Agent 拡張機能をブラウザにインストールする手順について説明します。

ブラウザ UFT の手順
Google Chrome

Google Chrome バージョン 68 以降でアプリケーションをテストしている場合,UFT One のインストール後に初めて Chrome を開くと,Chrome は OpenText UFT Agent for Google Chrome を自動的にダウンロードしてインストールします。

次の場合,OpenText UFT Agent Chrome 拡張機能を手動でインストールする必要があります。

  • インターネットに接続していない。

  • Google Chrome の自動更新を有効にしていない。

  • Google Chrome バージョン 67 以前を使用している。

  • Google Chrome バージョン 95 以前を使用している。

拡張機能を手動でインストールする方法の詳細については,Google Chrome での OpenText UFT Agent 拡張機能の有効化を参照してください。

Mozilla Firefox

UFT One のインストール後に初めて Firefox を開くときに,OpenText UFT Agent for Firefox をインストールするプロンプトに同意します。

一般

最新の OpenText UFT Agent ブラウザ拡張機能を使用するには,この拡張機能の古いバージョンである Functional Testing Agent 拡張機能がインストールされていないことを確認します。両方の拡張機能がインストールされている場合は,新しい拡張機能を有効にする前に古い拡張機能を手動で削除します。

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UFT One インストールと 64 ビット・アプリケーション

管理者権限でのインストール

管理者権限を持つユーザが UFT One Add-in for ALM をインストールするか,Run Results Viewer の修復操作を実行した後に,管理者権限のないユーザが同じコンピュータで UFT One を実行すると,UFT One は 64 ビット・アプリケーションをサポートできなくなります。

回避策:管理者としてログインし,次のいずれかを実行します。

  • UFT One を修復

  • <UFT One インストール・フォルダ>\bin64\Mediator64.exe を実行する

32 ビットおよび 64 ビット・アプリケーション

コンピュータにアプリケーションのバージョンが 2 種類あり,一方が 32 ビットでもう一方が 64 ビットの場合,常に 32 ビット・バージョンが開かれます。

これは,オペレーティング・システムが Program Files フォルダから Program Files(x86)フォルダへのリダイレクトと,System32 フォルダから SysWow64 フォルダへのリダイレクトを実行する場合に発生します。

回避策:64 ビット・バージョンを指定するには,ステップで 64 ビット・バージョンのパスを明示的に指定してください。

.NET / WPF Add-in Extensibility .NET または WPF Add-in Extensibility を 64 ビットの Windows Forms プロセスで使用する場合,[Any CPU]オプションを使用してカスタム・サーバ DLL を構築する必要があります。

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UFT One インストールと Java

UFT One がインストールされているマシンで JRE を再インストールまたはアップグレードすると,エラー 1603 が発生して JRE のインストールが完了しない場合があります。

これは,UFT One の Java 環境変数と Java インストーラ間の干渉が原因である可能性があります。

インストールを正常に完了するには,UFT One の Java 環境変数の名前を変更し,JRE のインストールを実行してから,変数名を元に戻します。

UFT One の Java 環境変数の名前を一時的に変更するには: 

  1. Windows デスクトップで,[マイ コンピュータ]または[PC]を右クリックし,[プロパティ]を選択します。

  2. 詳細設定]タブを選択します。

  3. 環境変数]ボタンをクリックします。

  4. ユーザ環境変数リストとシステム環境変数リストの両方で,次の環境変数を探して名前を編集します。

    • _JAVA_OPTIONS

    • Java_Tool_Options

    • IBM_Java_Options

  5. JRE をインストールします。

  6. インストールが完了したら,環境変数の名前を元の名前に戻します。

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英語以外の言語での UFT インストール

英語以外の言語で UFT One をインストールする場合,標準設定では TTF16.ocx ファイルは登録されません。このような場合にエラーを回避するには,インストールを始める前に次の手順を実行します。

  1. Windows の[ようこそ画面と新しいユーザー アカウントの設定]を参照します。これは Windows のコントロール・パネルの地域または地域と言語の設定で確認できます。

  2. 設定のコピー...]をクリックし,現在の設定を[ようこそ画面とシステム アカウント]にコピーするように選択します。

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その他の参照項目: