ライセンス動作の設定

このトピックでは,UFT One のライセンス動作の設定方法について説明します。

UFT Developer を Linux または Mac にインストールする場合,または UFT Developer スタンドアロンをインストールする場合は,代わりに UFT Developer ヘルプセンターを参照してください。

注: 後方互換性を考慮して,一部のフォルダ・パスには以前の会社のブランドが意図的に使用されています。

一般的なライセンス設定

一般的なライセンス動作は,UFT One または UFT Developer マシンにある AutoPass ライセンス設定ファイルで管理されます。このファイルには,サポートされているオプションと値に関する詳細が含まれています。

UFT One 24.2 以降UFT One 23.4
ファイルは,次の場所に格納されています。 C:\ProgramData\OpenText\UFT\License\autopass.txt ファイルは,次の場所に格納されています。 C:\ProgramData\Micro Focus\UFT\License\autopass.txt

注意: このファイルを設定する際には注意が必要です。

間違った設定を行うと,UFT One または UFT Developer が予期しない動作をしたり,UFT One または UFT Developer が起動しなくなったりすることがあります。

追加の設定は,次のとおりです。

先頭に戻る

ライセンスのフォールバック機能の設定

システムで UFT One および UFT Developer のライセンス ・フォールバック機能を使用するかどうかを,次のように定義します。

  1. AutoPass License Server マシンで,C:\ProgramData\autopass\apls\licenseserver\data\conf\UFT.xml ファイルを参照します。

    注: このファイルは,AutoPass バージョン 9.3 以降で使用できます。

  2. 必要に応じて,キーと値を編集して追加し,次の値を true に設定します。

    製品ライセンスの種類キー
    UFT One任意

    license.fallback.uft.rte

    ランタイム・エンジン任意

    license.fallback.rte.rte

    UFT DeveloperUFT Developer

    license.fallback.leanft.leanft

    UFT Developerランタイム・エンジン

    license.fallback.leanft.rte

    キー・エントリは必ず <properties> 要素内の <comment> 要素の後に追加してください。

    次の形式でキーと値を編集して追加します。

    <entry key="{Key}">{Value}</entry>

Example: UFT One を使用する場合で,任意のライセンスの種類を設定している場合にフォールバック機能を有効にするには,次のように関連するキーの値を true に設定します。

<entry key="license.fallback.uft.rte">true</entry>

ランタイム・エンジン ライセンスの検出

フォールバック機能を有効にしていて,使用可能な ランタイム・エンジン のライセンスが検出された場合,テストの実行のみを行うことができます。作成や編集の機能は利用できません。

UFT One IDE や UFT Developer IDE のプラグインに常にアクセスできるようにするには,次のいずれかを実行します。

  • キーの値を false に設定して,フォールバック機能を無効にする(これが標準設定です)。

  • ライセンス・サーバの管理者に問い合わせて,UFT One ランタイム・エンジンのライセンスがブロックされているか使用中であることを確認する。

詳細については,ライセンスのフォールバック機能を参照してください。

先頭に戻る

ライセンス・タイムアウトの設定

キーボード入力やマウス入力がない場合に,UFT One または UFT Developer が現在使用しているコンカレント・ライセンスを解放するまでの時間(分)を定義します。

UFT One または UFT Developer のタイムアウトの設定

  1. UFT One または UFT Developer マシンで,LicenseSettings.xml ファイルを開いて編集します。

    UFT One 24.2 以降UFT One 23.4
    ファイルは C:\ProgramData\OpenText\UFT\License フォルダにあります。ファイルは C:\ProgramData\Micro Focus\UFT\License フォルダにあります。
  2. 次のパラメータを,タイムアウトに定義する分数で更新します。

    LicenseAutoReleaseInterval

    ライセンスがタイムアウトしそうなことをユーザに警告する確認メッセージが表示されるまでの時間(分数)。

    ConfirmLicenseReleaseTimeout確認メッセージが閉じられ,ライセンスが解放されるまでの時間(分)。

AutoPass コンカレント・ライセンス・サーバのタイムアウトの設定

AutoPass License Server マシンで,UFT.xml ファイル(C:\ProgramData\autopass\apls\licenseserver\data\conf\UFT.xml)を参照します。

編集用にファイルを開き,次のコード行を追加します。

<entry key="autorelease.interval"><#></entry>

ここで,<#> は操作のない時間(分)です。

例: 次の構文を指定すると,操作のない状態が 10 分間続いたときに,ライセンスが解放されます。

<entry key="autorelease.interval">10</entry>

先頭に戻る

その他の参照項目: