Package for the Web Bundle からの UFT One のインストール

このトピックでは,軽量の UFT One インストール・パッケージから UFT One をインストールする方法について説明します。このプロセスを実行する前に,必ずインストールの前にの手順を確認してください。

概要

Package for the Web Bundle は,自己展開型インストール・パッケージで,MSI インストール・プログラムが入っています。

このバージョンの UFT One のインストールには,次の手順が含まれます。 

  1. インストール・パッケージを展開します。

  2. MSI インストール・プログラムを実行して,UFT One をインストールします。

これらの手順は,まとめて自動的に実行することもできますが,個別に実行することもできます。

このパッケージには UFT One の前提条件が含まれていますが,自動的にはインストールされません。前提条件をインストールする必要がある場合は,インストール・パッケージを展開して,そのインストール・プログラムを実行してから,MSI インストールを実行してください。

以下のセクションでは,UI ウィザードまたはコマンド・ライン・インタフェースを使用してこのインストールを実行する方法について説明します。

その他の UFT One インストール・パッケージの詳細については,インストール・パッケージを参照してください。

注意: インストール・ファイルは,パスが 80 文字以内の空のフォルダに展開されるようにしてください。

Windows では,ファイルのパスの長さが 260 文字に制限されています。個々のインストール・ファイルのファイル・パスがこれより長い場合,インストールは失敗します。そのような場合は,展開したインストール・ファイルをパスが短い場所に移動してください。

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UFT One Package for the Web Bundle のダウンロード

無償試用版のページから,または 「ソフトウェアのライセンスとダウンロード」 ページでアカウントを選択して,インストール・パッケージにアクセスします。

UFT One Package for the Web Bundle をダウンロードします。

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インストール・ウィザードを使用した UFT One のインストール

ダウンロードした *Setup.exe ファイルを実行します。このファイルは自己展開して必要なインストール・ファイルが用意され,自動的にインストールが実行されます。

このパッケージで提供されている前提条件のいずれかをインストールする必要がある場合は,次の手順を実行します。 

  1. ファイルの展開が完了したら,ウィザードを停止します。

  2. 展開したファイルに含まれている setup.exe ファイルを実行して,足りないすべての前提条件をインストールします。

    または,展開されたファイルに含まれている prerequisites フォルダにある実行可能ファイルを使用して,特定の前提条件を手動でインストールします。

  3. 展開されたファイルに含まれている .msi ファイルを実行して,UFT One のインストールを実行します。

インストール時にカスタマイズできる選択項目や設定内容の詳細については,インストール・ウィザードを使用した UFT One のインストールを参照してください。

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コマンド・ライン・インタフェースを使用した UFT One のインストール

ダウンロードした *Setup.exe ファイルをコマンド・ラインで実行すると,インストール・プロセスのさまざまな側面を制御できます。

  • サイレント・インストールを行うか,ユーザ・インタフェースを表示するかを選択できます。

  • インストール・パッケージを展開して MSI プログラムを自動的に実行するか,展開後に停止するかを指定できます。

    ファイルの展開後にプロセスを停止すると,次のことが可能になります。

    • インストールを実行する前に前提条件をインストールする。

    • MSI 実行用にコマンド・ライン・オプションを指定するか,サイレント実行を指定するか,機能,アドイン,オプションを設定してインストールをカスタマイズする。

UFT One をインストールするには,次のコマンドを使用します。

コマンド構文

説明

UFT_One_<バージョン>_Setup.exe -y

インストール・パッケージを展開して,シンプルな UI(進行状況バーのみのダイアログ・ボックス)を使用して UFT One をインストールします。

UFT_One_<バージョン>_Setup.exe -y -gm2

インストール・パッケージをサイレントに展開し,フル・インストール・ウィザードの UI を使用して UFT One をインストールします。

UFT_One_<バージョン>_Setup.exe -InstallPath="c:\<パス>"

標準設定のフォルダではなく,特定のターゲット・フォルダにインストール・パッケージを展開します。

UFT_One_<バージョン>_Setup.exe -! <パラメータ・リスト>

インストール・パッケージを展開し,定義されたパラメータ値を MSI インストーラに渡して,UFT One をインストールします。

可能なパラメータ: 

  • /s:前提条件のダイアログ・ボックスを表示しません。
    このオプションを指定しない場合,前提条件のダイアログ・ボックスを閉じるには,インストール中にユーザの操作が必要になります。

  • /qn:UFT One のインストールを完全なサイレント・モードで行います。

  • /l*v "<ログ・ファイルを生成する場所>.log"指定した場所にインストール・ログ・ファイルを生成します。標準設定の場所は %temp% です。

  • INSTALLDIR="<インストール・フォルダ>":UFT One を指定した場所にインストールします(アップグレード・シナリオでは関係ありません)。

  • ADDLOCAL="<インストールする機能>":詳細については,UFT One のサイレント・インストール:UFT One の特定の機能を含めるを参照してください。

UFT_One_<バージョン>_Setup.exe -ExecuteFile=""

インストール・パッケージを展開しますが,UFT One のインストールは実行しません。

展開が完了したら,UFT One の前提条件をインストールするためのサイレント・コマンドで説明されている手順で,前提条件をインストールできます。

また,UFT One のサイレント・インストールで説明されているコマンドとオプションを使用し,必要なアドインを選択して UFT One のサイレント・インストールを実行することもできます。

ヒント:サイレント・インストール・コマンドで,<UFT One インストール・ファイル>をインストール・コンテンツを展開したフォルダに変更します。

標準設定の場所(c:\temp)にパッケージを展開します。ただし,UFT One のインストールは開始しません。

UFT_One_2021_Setup.exe -y -ExecuteFile=""

指定した場所(c:\UFTinstall)にサイレント・モードでパッケージを展開します。ただし,UFT One のインストールは開始しません。

UFT_One_2021_Setup.exe -y -gm2 -InstallPath="c:\UFTinstall" -ExecuteFile=""

パッケージをサイレント・モードで展開し,シンプルな UI を使用して UFT One のインストールを開始します。

UFT_One_2021_Setup.exe -y

パッケージを展開し,サイレント・モードで UFT One のインストールを開始します。

UFT_One_2021_Setup.exe -y -gm2 -! /s /qn

パッケージを指定した場所に展開し,UFT One をサイレント・インストールし,ログ・ファイルの場所とインストールの場所を変更して,複数のアドインと機能をインストールします。

UFT_One_2021_Setup.exe -InstallPath="C:\2021\extractedUFT" -y -gm2 -! /s /qn /l*v "C:\UFT_INSTALL.log" INSTALLDIR="C:\UFT_Program" ALLOW_RUN_FROM_ALM=1 ALLOW_RUN_FROM_SCRIPTS=1 CONF_MSIE=1 DLWN_SCRIPT_DBGR=1 ADDLOCAL="Core_Components,Web_Add_in,ALM_Plugin,Test_Results_Viewer,Samples,ActiveX_Add_in,Visual_Basic_Add_in,Delphi_Add_in,Flex_Add_in"

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次のステップ: