AI オブジェクト認識のフィードバックの送信

このトピックは,UFT One および UFT Developer に関連しています。

AI を使用してアプリケーションのオブジェクトを検査する際に,オブジェクト認識についてフィードバックを提供できます。今後の識別の改善に役立てるために全般的なフィードバック OpenText を送信するか,サポート・チケットにフィードバックを添付してサポートを受けることができます。

概要

フィードバック・ツールを使用すると,AI オブジェクト検査によるアプリケーション内のオブジェクトの認識精度についてコメントすることができます。

  • ユーザがフィードバック・サーバに送信するコメントは,一般的な情報として閲覧されます。これらのコメントは,AI オブジェクトの認識機能がアップグレードされる際に考慮され,時間をかけてより優れたエンジンを構築するのに役立ちます。

  • アプリケーションでのオブジェクトの認識についてサポートが必要な場合は,フィードバックをローカルに保存し,サポート・チケットに添付してください。

次のように,さまざまなタイプのフィードバックを指定できます。 

  • 一般コメント

  • 識別されたオブジェクトに対して選択されたクラスについてのコメント

  • まったく識別されなかったオブジェクトのマーク付け

注: 使用している製品バージョンに応じて,フィードバックのユーザ・インタフェースが若干異なる場合があります。

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[AI オブジェクト認識のフィードバック]ウィンドウを開く

AI を使用してアプリケーション内のオブジェクトを検査した際に,オブジェクトの認識の完了後に,次の方法でフィードバック・ウィンドウを開きます。 

バージョン 24.2 以降 バージョン 23.4 以前

フィードバックの送信]をクリックします。

[AI オブジェクト認識のフィードバック]ウィンドウが開き,アプリケーションが表示され,AI で検出されたオブジェクトが強調表示されます。

 [検出機能に関して、何かご要望があればお知らせください。]をクリックします。

AI オブジェクト検出フィードバック・ウィンドウが開き,アプリケーションが表示され,AI で検出されたオブジェクトが強調表示されます。

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フィードバック・サーバへの登録とログイン

フィードバックを直接送信するには,フィードバック・サーバに登録し,ログインする必要があります。フィードバック・サーバへの登録は一度だけ行い,毎回フィードバックを送信するときに,設定した資格情報を使用してログインします。

フィードバックをローカルに保存し,サポート・チケットに添付する場合は,登録やログインは必要ありません。

プロキシの設定

お使いのシステムでプロキシを使用してインターネットにアクセスする必要がある場合は,登録を行う前にプロキシ設定を構成します。

  1. 設定]ボタン をクリックします。[設定]ダイアログ・ボックスで,[プロキシ設定]を展開します。

  2. 次のいずれかのオプションを選択します。

    • システム・プロキシ:システムのプロキシ設定は自動的に取得されます。

    • 手動プロキシ:プロキシ・アドレスと資格情報を入力します。

証明書エラーの無視

標準設定では,UFT One は Full SSL(Strict)を使用しています。ただし,[設定]ボタンをクリックし,[証明書エラーを無視]を選択して,証明書エラーを無視することができます。

フィードバック・サーバへの登録

登録]ボタンをクリックして連絡先情報を入力し,手順に従って登録を完了します。

注: すでに登録されているユーザ名で登録しようとすると失敗します。

フィードバック・サーバへのログイン

ログインするには,[ログイン]ボタンをクリックして,登録時に設定した資格情報を入力します。

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フィードバックの入力

次のように,さまざまなタイプのフィードバックを入力できます。

フィードバックの種類 フィードバックの入力
一般コメント

をクリックして右側の表示枠を展開し,入力ボックスにコメントを入力します。

特定のオブジェクトのタイプの認識の承認または拒否

認識されたオブジェクトにカーソルを合わせます。オブジェクトのクラスおよび関連付けられたテキストを確認できます。

高評価または低評価を指定します。

特定のオブジェクトの認識に関するコメント 低評価を指定した場合は,開いたボックスにコメントを入力します。
認識されなかったオブジェクトのマーク付け
  1. オブジェクトのマーク付けをクリックします。
  2. マークするオブジェクトに合わせて,強調表示されたグリッドを移動してサイズを調整します。

  3. オブジェクト・タイプを入力して Enter キーを押します。オブジェクト・タイプには,AI ベースのテストでサポートされるいずれかのタイプを指定できます。また,新しいタイプを提案することもできます。AI ベースのテスト:サポートされるコントロール・タイプを参照してください。

マークしたオブジェクトのリストからオブジェクトを削除するには,アプリケーション内のオブジェクトをクリックし,削除アイコンをクリックします。

機密データのぼかし

送信するフィードバックに含めたくない機密データがアプリケーションに表示されている場合は,次の手順を実行して機密データをぼかすことができます。

  1. ピクセル化ボタンをクリックします。
  2. 強調表示された領域をドラッグしてサイズを変更し,ぼかしたい情報を覆います。

  3. をクリックします。
  4. 必要に応じて,別の領域をぼかすために繰り返します。

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ローカル・フィードバック・ファイルの保存(オプション)

アプリケーションでのオブジェクトの認識についてサポートが必要な場合は,フィードバックをローカルに保存し,サポート・チケットに添付してください。

注: フィードバックを保存するために,登録やログインは必要ありません。

フィードバックを保存するには

  1. 少なくとも 1 つのフィードバック項目を記入します。

  2. バージョン 24.2 以降 バージョン 23.4 以前

    次へ]をクリックします。

    ダウンロード]をクリックして,フィードバックを zip ファイルとしてコンピュータに保存します。

    ファイルの場所を開く]をクリックして,ファイルを特定します。

    サポート・リンクを使用してサポート・チケットを開き,フィードバック・ファイルをチケットに添付します。

     [保存]をクリックして,フィードバックを zip ファイルとしてコンピュータに保存します。

    ダイアログ・ボックスが開き,フィードバックを保存するためのファイル・パスが表示されます。

    ヒント: この場所をコピーして保存しておけば,今後も使用できるため便利です。

フィードバックを保存したら,終了ボタンをクリックしてフィードバック・ウィンドウを閉じることができます。

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フィードバックの送信

フィードバック・サーバにログインしたら,認識に関するフィードバックを OpenText に送信できます。フィードバックがアプリケーション内での現在のオブジェクトの認識に影響することはありません。OpenText はこれらの機能の継続的な拡充を行っており,フィードバックは AI ベースのテストの今後のリリースで考慮されます。

フィードバック・サーバに送信されるフィードバックは一般的な情報として閲覧され,お客様の問題を分析するために使用されることはありません。アプリケーションでのオブジェクトの認識についてサポートが必要な場合は,フィードバックをローカルに保存し,サポート・チケットに添付してください。

OpenText にフィードバックを送信するには,次の手順を実行します。

  1. フィードバック・サーバにログインしていることを確認します。

  2. 少なくとも 1 つのフィードバック項目を記入します。
  3. フィードバックにメタデータ(アプリケーションとデバイスの詳細)を含めるかどうかを選択します。
  4. バージョン 24.2 以降 バージョン 23.4 以前

    次へ]をクリックします。

    送信]をクリックします。

    フィードバックの送信]をクリックします。

    注: 小さな画面では,[フィードバックの送信]ボタンが非表示になっている場合があります。

フィードバックで収集されたメタデータの詳細

フィードバックにメタデータを含めることに同意すると,次の情報が OpenText に送信されます。

OpenText ソフトウェア情報
  • AI コンテキスト:モバイルまたは非モバイル
  • AI ベースのテスト・ソフトウェア・バージョン
  • OCR ソフトウェア・バージョン
アプリケーションの情報
  • モバイル・アプリケーションの場合:モバイル・デバイスのモデル,OS タイプ,OS バージョン,モバイル・アプリ名。
  • Web アプリケーションの場合:ブラウザの種類,Web ページのアドレス(URL)

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その他の参照項目: