既知の問題 - ALM からのテストの実行

このトピックでは,ALM からテストを実行する際の既知の問題について説明します。

ALM からの GUI テストの実行

ALM からの実行 ALM からテストまたはコンポーネントを実行するには,まず UFT One を 1 回以上起動する必要があります。これを行わない場合,ALMUFT One を開けないことがあります。
[レポートの起動]ボタンが表示されない

ALM バージョン 17.0.x 以前には,次の問題が存在します。

UFT One を 23.4 より前のバージョンからアップグレードし,ALM から GUI テストの実行を終了すると,その実行に対して[レポートの起動]ボタンが表示されなくなります。

回避策:コントロール・パネルから UFT One の修復を実行します。

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ALM からのリモート・テストの実行

前提条件

ALM からテストをリモートで実行する前に,次の前提手順を実行する必要があります。

  1. COM+ アクセスを有効にする必要があります。詳細については,『UFT One インストール・ガイド』を参照してください。

  2. DCOM の権限を変更し,ファイアウォール・ポートを開きます。詳細については,『UFT One インストール・ガイド』を参照してください。

  3. <UFT Oneインストール・フォルダ>\bin フォルダから RmtAgentFix.exe を実行するか,追加インストール要件ユーティリティ(Windows の[スタート]メニューから利用可能)を使用します。

  4. ALM に初めて接続する前に,Windows のユーザ・アカウント制御(UAC)を無効化し,コンピュータを再起動します。

クロスドメインのサポート

ローカルの ALM クライアントからテストを呼び出して AWS マシンで実行するなど,ドメイン間でリモートにテストを実行することはできません。DCOM クロスドメインのサポートに制限があります。

ALM Lab Service

ALM Lab Service を使用してリモートで UFT One テストを実行するには,次のいずれかの方法を使用します。

これらのオプションの両方を一緒に使用すると,UFT One マシンが ALM Lab Service で使用できなくなります。

そのため,この UFT One オプションを設定する場合は,自動ログイン・モジュールなしで ALM Lab Service をインストールするか,インストールを変更してこのモジュールを削除してください。

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実行結果

fast run の結果

ALM のユーザが,テスト・インスタンスの実行ステータスを手動で変更すると,ALM は,fast run の結果を作成し,そこにテスト・ステータスの変更を記録します。fast run という結果は,有効な実行結果ファイルではありません。

ただし,Run Results Viewer で開いたり実行結果削除ツールで削除したりするために,結果を選択しようとすると,fast run という結果がリストに表示されます。

24.2 以降の圧縮レポート

UFT One バージョン 24.2 以降で実行された API テストの圧縮レポートは,UFT One の以前のバージョンまたは UFT One Add-in for ALM では開くことができません。

これは,バージョン 24.2 以降では,ALM に保存される API テスト実行結果レポートに,より効果的な圧縮形式が使用されるためです。

注:UFT One および UFT One Add-in for ALM バージョン 24.2 以降では,以前のバージョンの圧縮レポートも開くことができます。

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ALM バージョン管理

バージョン管理をサポートしている ALM プロジェクトで UFT One からテストを実行する場合,チェックアウト対象のテストでは,テスト・インスタンスの実行ステータスは更新されません。

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外部認証

ALM テスト計画へのアクセス

外部認証を使用して ALM サーバ上で,UFT One テストを実行するか,[テスト計画]に格納されているテスト,コンポーネント,またはアプリケーション領域を開くには,WebGate Customization ツールで[非インタラクティブ モード]オプションを選択し,同じダイアログで外部証明書を選択する必要があります。

証明書と WebGate Customization ツールの設定の詳細については,ALM サーバに組み込まれている WebGate Customization ツールのドキュメントを参照してください。

接続できない

外部証明書を使用している ALM サーバから実行中のテストが「テスト・ツールに接続できません」というメッセージで失敗する場合,外部証明書が WebGate Customization ツールで選択されていることを確認します。

注: クライアント証明書を発行した証明機関が現在のユーザの信頼されたルート証明機関に追加されていることを確認します。

詳細については,ALM サーバの WebGate Customization ツールのドキュメントを参照してください。

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実行の途中でのテストの停止

テスト・ラボ・モジュールからテスト・セットを実行する場合,テスト・セットの実行を途中で停止した後で,すぐに別のテスト実行を開始すると,UFT One は予期しない動作をします。

回避策:テスト・セットを停止した場合は,しばらく待機してください。

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Windows 2012 R2 での API テストの実行

ネットワーク COM+ アクセスは,Windows 2012 R2 で標準設定で有効になっていません。これは,ALM から API テストを実行するのに必要です。

次のように,API テストを実行する前に手動で有効にします。

  1. Windows のコントロール・パネルの[プログラムの追加と削除]を参照します。

  2. Windows の機能の有効化または無効化]をクリックします。

  3. 役割と機能の追加ウィザード]で[サーバーの役割]をクリックし,[アプリケーション サーバー]を選択します。

  4. 子機能の詳細を展開し,[COM+ ネットワーク アクセス]オプションを選択します。

  5. Windows コンポーネント・ウィザードが完了するまで[次へ]をクリックした後に,[インストール]をクリックして機能をインストールします。

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Excel データ・ソースを使用した API テストの実行

Excel データ・ソースを使用するように設定された API テストを実行すると,次のエラーが発生する場合があります。「<ファイル・パス> からデータをフェッチできません:ファイルが見つかりません」

考えられる原因:テストで,[元の場所にある Excel ファイルへのリンク]オプションが設定されていますが,この場所は現在テストに利用できません。

解決策:Excel ファイルのローカル・コピーを作成するようにテストを設定します。

  1. [Excel データ ソースの変更]ダイアログ・ボックスを開きます。

    API テストを開き,既存のデータ・ソースのメイン・ノードを選択し,[プロパティ]表示枠で[Excel ファイルを変更]をクリックします。

  2. ファイルの場所]オプションで,[Excel ファイルのコピーを作成]を選択します。

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構造化参照を含む Excel データ・ソースを使用したテストの実行

Excel データ・ソース・ファイルの構造化参照は,ALM リソース・ビューアで N/A として表示されます。このようなファイルを使用するように設定されたテストを実行すると,テストが失敗する場合があります。

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Azure DevOps Server を使用した,ALM または ALM ラボ管理からの UFT One テストの実行

Azure DevOps サーバを使用して,SSO 認証を必要とする ALM サーバ・バージョン 15.0 以降から UFT One テストを実行することはサポートされていません。

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その他の参照項目: