[オブジェクトのプロパティ]ダイアログ・ボックス

関連:GUI テストおよびコンポーネント

このダイアログ・ボックスでは,次の操作を実行できます。

  • テストまたはコンポーネント・ステップ,または ActiveScreen(アクションの場合のみ)のオブジェクトの記述プロパティと値,その他の詳細を表示します。

  • オブジェクトの認識に使われるプロパティおよびプロパティ値の変更(ローカル・オブジェクト・リポジトリに格納されているオブジェクトの場合)。[オブジェクトのプロパティ]ダイアログ・ボックスでプロパティと値を変更する方法は,[オブジェクト リポジトリ]ウィンドウでテスト・オブジェクトの詳細を変更する場合と同じです。詳細については,オブジェクト・リポジトリ内のテスト・オブジェクトの保守を参照してください。

    注:

    • Insight オブジェクトおよびテキスト・テスト・オブジェクトの場合,順序識別子やビジュアル関係識別子などのプロパティは表示できますが,テスト・オブジェクトの画像は表示できません。テスト・オブジェクトの画像を表示および変更するには,[リポジトリ内で表示]をクリックして[オブジェクト リポジトリ]ウィンドウでテスト・オブジェクトを開きます。
    • ActiveScreen では,このダイアログ・ボックスは Insight オブジェクトでは使用できません。
アクセス方法
  1. ドキュメント表示枠で,GUI アクションまたはコンポーネントにフォーカスがあることを確認します。
  2. 次の手順のいずれかを実行します。

    アクションの場合:

    • アクションで,プロパティを表示するオブジェクトのステップを右クリックし,[オブジェクトのプロパティ]を選択します。
    • ActiveScreen で,プロパティを表示するオブジェクトを右クリックし,[オブジェクトの表示/追加]を選択します。

    コンポーネントの場合:コンポーネントで,プロパティを表示するオブジェクトのステップを右クリックし,[オブジェクトのプロパティ]を選択します。

次にユーザ・インタフェース要素について説明します。

UI 要素

説明

記述プロパティを追加]ボタン

選択されている記述プロパティを削除]ボタン

名前

UFT One によってオブジェクトに割り当てられる名前です。ローカル・オブジェクト・リポジトリ内のオブジェクトの名前は変更できます。詳細については,オブジェクト・リポジトリ内のテスト・オブジェクトの保守を参照してください。

クラス

オブジェクトのクラスです。

記述プロパティ

実行セッション中にオブジェクトの認識に使われるプロパティとおよびプロパティ値です。

ヒント:  

ビジュアル関係識別子

アプリケーションの近隣オブジェクトに基づいて,アプリケーション内のオブジェクトを認識できるようにする一連の定義。このオプションが定義されて有効になっている場合,[順序識別子]オプションは無効です。詳細については,[ビジュアル関係識別子]ダイアログ・ボックスを参照してください。

注: オブジェクト・リポジトリで 1 つ以上のオブジェクトが見つからない場合,その旨を示すテキストがセルに表示されます。

順序識別子

記述がまったく同じであるほかのオブジェクト(すべてのプロパティが同じ値のオブジェクト)に対する該当オブジェクトの相対的な順序または場所を示す数値。詳細については,[順序識別子]ダイアログ・ボックスを参照してください。

注: 特定のテスト・オブジェクトに対してビジュアル関係識別子が定義されている場合,このオプションは無効です。

追加の詳細

次のオプションが含まれています。

  • スマート認識を有効にする:True または False を選択することにより,UFT One が実行セッション中にテスト・オブジェクト記述を使ってオブジェクトを認識できない場合にスマート認識を使ってテスト・オブジェクトを認識するかどうかを指定できます。

    注: このオプションは,[オブジェクトの認識]ダイアログ・ボックスでテスト・オブジェクトのクラスにスマート記述プロパティが定義されている場合にのみ使用できます。詳細については,スマート認識を参照してください。

  • コメント:テスト・オブジェクトに関するテキスト情報を追加できます。

リポジトリ内で表示

[オブジェクト リポジトリ]ウィンドウが開き,選択したオブジェクトの記述プロパティと値が表示されます。

リポジトリに追加
(アクションのみ)

オブジェクト・リポジトリにないオブジェクトについてのみ表示されます(このダイアログ・ボックスを ActiveScreen から開いた場合のみ使用できます)。

このオブジェクトを,アクションのローカル・オブジェクト・リポジトリに追加します。このオブジェクトを追加すると,[リポジトリに追加]ボタンが[リポジトリ内で表示]に変わります。