Google Chrome での OpenText UFT Agent 拡張機能の有効化
OpenText Functional Testing は、OpenText UFT Agent Chrome 拡張と通信して、Google Chrome で動作する Web アプリケーションをテストします。このトピックでは、Chrome ブラウザに拡張機能をインストールして有効にする方法について説明します。
注: Google Chrome 用の Functional Testing Agent がインストールされている場合は、新しいバージョンである OpenText UFT Agent 拡張機能を有効にする前に、この拡張機能を手動で削除する必要がある場合があります。セットアップが完了したら、最新の拡張機能のみがインストールされていることを確認してください。
前提条件
ブラウザ・ポリシーで、ブラウザ拡張機能のインストールを許可する必要があります。その他の問題については、ブラウザ・ポリシーにおける拡張機能のインストールの許可を参照してください。
拡張機能の自動インストール
Chrome の自動更新を有効にしている場合、拡張機能のインストールはインターネットに接続しているかどうかによって異なります。
インターネットに接続している |
インターネットに接続している場合、OpenText Functional Testing のインストール後に Chrome を初めて開くと、Chrome Web ストアから OpenText UFT Agent Chrome 拡張機能が自動的にダウンロードされてインストールされます。 |
インターネットに接続していない |
インターネットに接続していない場合、Chrome を開くたびに、Chrome Web ストアからの OpenText UFT Agent Chrome 拡張機能のダウンロードとインストールが試行されます。 |
ダウンロードした後、Chrome によって拡張機能を有効にするよう求められます。
拡張機能の自動的な有効化
オートメーションを実行している場合は、プロセス全体を自動化できます。サイレント・インストール・コマンドで拡張機能のインストールを制御するには、WEB_EXTENSION_INSTALL_MODE 設定オプションを設定します。
次のインストール・モードが使用できます。
インストール・モード | 説明 | 使用するケース |
---|---|---|
Default |
拡張機能が自動的にインストールまたは更新されます。 拡張機能を手動で有効にする必要があります。 このモードを使用する場合は、インストール・コマンドにオプションを含めないでください。 |
製品とブラウザを手動で開く場合。 |
Normal |
拡張機能がインストールまたは更新されると自動的に有効になります。 注:拡張機能はアンインストールできません。 |
システムが完全に自動化されている場合。 |
Force |
拡張機能がインストールまたは更新されると自動的に有効になります。 注:拡張機能の無効化やデバッグを行うことはできません。 |
コンテンツ・セキュリティ・ポリシーを変更できない場合。 |
Temporary |
OpenText Functional Testing によって開始されたブラウザ・セッションに拡張機能が一時的にインストールされます。 拡張機能は、そのブラウザ・インスタンスでのみ、ブラウザを閉じるまで有効です。 Chrome での拡張機能の自動的な一時的ロードを参照してください。 |
Web ストアから拡張機能をインストールできない場合。 |
詳細については、設定オプションの設定を参照してください。
拡張機能の手動インストール
Chrome の自動更新を有効にしていない場合は、次のように拡張機能をインストールします。
Chrome バージョン 95 以降
インターネットに接続している | Chrome Web ストアの OpenText UFT Agent ページから OpenText UFT Agent 拡張機能をインストールして有効にします。 注:インストールの前に、拡張機能のバージョンが OpenText Functional Testing のバージョンと一致していることを確認してください。 Google Chrome 用のエージェントは、Chrome Web ストアの検索からは入手できません。 |
インターネットに接続していない | OpenText Functional Testing インストール・フォルダから拡張機能を手動でインストールします。
拡張機能の Chrome へのドラッグが機能しない場合は、次の手順を実行します。
Chrome で拡張機能を有効にします。 |
Chrome バージョン 94 以前
OpenText Functional Testing インストール・フォルダから拡張機能を手動でインストールします。
インターネットに接続していないの手順に従いますが、拡張機能は次のフォルダから使用します。
<Installdir>\Installations\Chrome\v2
Chrome での拡張機能の自動的な一時的ロード
Web ストアから Chrome ブラウザ拡張機能をインストールできない場合は、テストの記録時または実行時に拡張機能を読み込むように OpenText Functional Testing を設定できます。
OpenText UFT Agent 拡張機能は OpenText Functional Testing のインストールに含まれています。記録セッションまたは実行セッションによって Chrome ブラウザが開かれると、展開された拡張機能がブラウザに自動的に読み込まれます。拡張機能は、そのブラウザ・インスタンスでのみ、ブラウザを閉じるまで有効です。
注:
記録および実行セッションによって開かれたブラウザに拡張機能が正常に読み込まれるようにするには、セッションを開始する前にブラウザのインスタンスが開いていないことを確認してください。
ブラウザに OpenText UFT Agent 拡張機能がインストールされていても、有効になっていない場合は、自動ロードによって拡張機能が有効になりません。Web テストを正しく実行するには、インストールされている拡張機能が有効になっていることを確認してください。
コンピュータが Web ストアにアクセスできる場合にこのオプションを使用すると、展開された拡張機能は削除され、Web ストアで利用可能な拡張機能に置き換えられます。
このオプションは、[オプション]ダイアログ・ボックス([ツール]>[オプション]>[GUI テスト]>[Web]>[詳細設定]>[OpenText UFT Agentブラウザ拡張機能をChromeにロードする])またはオートメーション・オブジェクト・モデル(AOM)を使用して設定できます。
『OpenText Functional Testing Automation Object Model Reference』の「WebOptions Object」を参照してください。
厳格なコンテンツ・セキュリティ・ポリシー(CSP)を使用したアプリケーションを OpenText Functional Testing でテストできるようにする
Web アプリケーションをテストするには、OpenText Functional Testing は、JavaScript インジェクションを含め、アプリケーションと通信する必要があります。アプリケーションによってこの機能がブロックされることがあります。詳細については、厳格なコンテンツ・セキュリティ・ポリシー(CSP)を使用したアプリケーションのテストを参照してください。
Google Chrome での OpenText Functional Testing を使用したローカル HTML ページ・テストの有効化
標準設定では、ローカルの HTML ファイルで拡張を実行する機能は、Google Chrome では非アクティブになります。
OpenText UFT Agent 拡張をローカルの HTML ファイルで実行できるようにするには、次の手順を実行します。
Google Chrome で、次の URL を見つけて開きます。chrome://extensions
Google Chrome 用の OpenText UFT Agent を見つけます。
アイコンの左側にある矢印
をクリックして、拡張の詳細を展開します。
[Allow access to file URLs]を選択します。選択内容は自動的に保存されます。
その他の参照項目: