回復シナリオの管理

関連: GUI テストおよびコンポーネント

このタスクでは、[テストの設定]ダイアログ・ボックスの[回復]表示枠またはアプリケーション領域の[追加設定]表示枠で、回復シナリオの管理や関連付けを行う方法について説明します。

新しい回復シナリオの作成

  1. [回復シナリオ マネージャ]ダイアログ・ボックスで、[新規シナリオ]ボタンをクリックします。回復シナリオ・ウィザードが開きます。

  2. 画面の指示に従ってください。ウィザードは、次のページで構成されています(括弧で囲んだページは、前のページで選択したオプションに基づいて開きます)。

    必須ページ オプションのページ(他のページでの選択によって異なります)
    [トリガ イベントの選択]表示枠 [ポップアップ ウィンドウの条件を指定]ページ
    [回復操作]ページ [オブジェクトの選択]ページ
    [回復操作]ページ [オブジェクトのプロパティと値の設定]ページ
    [回復後のテスト実行オプション]ページ [テスト実行エラーの選択]ページ
    [名前と記述]ページ [プロセスの選択]ページ
    [回復シナリオ ウィザードの完了]ページ [回復操作 - ボタン、またはキーを押す]ページ
      [回復操作 - プロセスの終了]ページ
      [回復操作 - 関数の呼び出し]画面

先頭に戻る

[テストの設定]での回復シナリオの関連付け

  1. [回復]表示枠([テストの設定]/[ビジネス コンポーネントの設定]ダイアログ・ボックス / アプリケーション領域の[追加設定]表示枠)で、[追加]ボタンをクリックします。

  2. [回復シナリオの追加]ダイアログ・ボックスで、[参照]ボタンをクリックして、回復シナリオ・ファイルを指定します。

    そのファイルに含まれる回復シナリオ操作のリストが表示されます。

  3. 回復シナリオのリストで回復シナリオを選択し、[シナリオの追加]をクリックします。

    回復シナリオは、[テストの設定]ダイアログ・ボックスの[回復]表示枠に表示され、またソリューション・エクスプローラで GUI テストの下にある[回復シナリオ]ノードに追加されます。

先頭に戻る

ソリューション・エクスプローラでの回復シナリオの関連付け

  1. ソリューション・エクスプローラで、次のいずれかを実行します。

    1. GUI テスト・ノードを右クリックし、[追加]>[回復シナリオの関連付け]を選択します。

    2. [回復シナリオ]ノードを右クリックし、[回復シナリオの関連付け]を選択します。

  2. [回復シナリオの追加]ダイアログ・ボックスで、[参照]ボタンをクリックして、回復シナリオ・ファイルを指定します。

    そのファイルに含まれる回復シナリオ操作のリストが表示されます。

  3. 回復シナリオのリストで回復シナリオを選択し、[シナリオの追加]をクリックします。

    回復シナリオが、ソリューション・エクスプローラで GUI テストの下にある[回復シナリオ]ノードに追加されます。

先頭に戻る

回復シナリオとコンポーネントまたはアプリケーション領域の関連付け

  1. アプリケーション領域の[追加設定]表示枠の[回復]表示枠で、[追加]ボタンをクリックします。

  2. [回復シナリオの追加]ダイアログ・ボックスで、[参照]ボタンをクリックして、回復シナリオ・ファイルを指定します。

    そのファイルに含まれる回復シナリオ操作のリストが表示されます。

  3. 回復シナリオのリストで回復シナリオを選択し、[シナリオの追加]をクリックします。

    回復シナリオが、アプリケーション領域の[追加設定]表示枠の[回復]表示枠に表示され、アプリケーション領域を介してコンポーネントに関連付けられるか、またはアプリケーション領域に関連付けられます。

先頭に戻る

回復シナリオの有効化/無効化

次のいずれかを実行します。

  • [テストの設定]ダイアログ・ボックスの[回復]表示枠にある[シナリオ]ボックスで、次のいずれかを実行します。

    • シナリオを有効にするには、各シナリオの左側にあるチェックボックスを選択します(複数選択も可)。

    • シナリオを無効にするには、各シナリオの左側にあるチェックボックスをクリアします。

  • ソリューション・エクスプローラで、無効にするシナリオを右クリックし、[回復シナリオの無効化]を選択します。

先頭に戻る

回復シナリオの関連付けでの相対パスの使用

回復シナリオを GUI テストまたはコンポーネントに関連付けるときには、相対パスを使用して回復シナリオを関連付けるように OpenText Functional Testing から求められます。これは、ほかのコンピュータ上で、このシナリオを他のユーザや製品から実行できるようにする場合に便利です。相対パスは、[オプション]ダイアログ・ボックスの[フォルダ]表示枠に保存されます([ツール]>[オプション]>[GUI テスト]タブ>[フォルダ]ノード)。

先頭に戻る

環境変数を使用して、関連付けられた回復シナリオのパスを指定

[テストの設定]>[回復]表示枠または[ビジネスコンポーネントの設定]>[回復]表示枠で、GUI テストまたはコンポーネントに関連付けられた回復シナリオごとに、環境変数を使用して回復シナリオのパスを指定できます。

  • 相対パスを使用して回復シナリオを GUI テストに関連付ける場合は、組み込みまたはユーザ定義の環境変数を回復シナリオのパスで使用できます。この回復シナリオは、OpenText Functional Testing または ALM からテストを実行しているときにトリガできます。

  • 相対パスを使用して回復シナリオをコンポーネントに関連付ける場合、回復シナリオのパスで使用できるのは組み込みの環境変数のみです。この回復シナリオは、コンポーネントを OpenText Functional Testing から実行しているときにのみトリガできます。

先頭に戻る

標準の回復シナリオの設定

[テストの設定]ダイアログ・ボックスの[回復]表示枠で[標準値に設定]ボタンをクリックすると、現在の回復シナリオ・リストを、すべての新規テストに適用する標準シナリオとして設定できます。設定以降、現在の回復シナリオのリストに加える変更は現在のテストにのみ影響し、定義した標準設定のリストは変更されません。

先頭に戻る