OpenText Application Quality Management からのモバイル・テストの実行
テストを OpenText Application Quality Management に保存する場合は,同じようにテストのデバイス設定も保存し,テスト実行間で変更します。
前提条件
次の前提条件を満たしていることを確認してください。
前提条件 | 説明 |
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テスト・オプションの更新 |
[オプション]ダイアログ・ボックスの[テスト実行]表示枠で,[他の製品でテストおよびコンポーネントを実行可能にする]オプションを選択します。 ([ツール]>[オプション]>[GUI テスト]タブ>[テスト実行]ノード) |
DCOM のアクセス許可設定の確認 |
OpenText Functional Testing のインストール時に[ALM 統合用の DCOM 設定]が選択されている場合,DCOM のアクセス許可は自動的に設定されます。詳細については,『OpenText Functional Testing インストール・ガイド』の DCOM のアクセス許可の変更に関するセクションを参照してください。 |
テスト・デバイスのデバイス ID の設定
デバイス ID を設定するには,次の手順を実行します。
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OpenText Functional Testing で,ALM プロジェクトに接続します([ALM]>[ALM 接続])。
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保存するテストを開きます。
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テストで使用するデバイスの記述プロパティを設定します。
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テストのオブジェクト・リポジトリの[テスト オブジェクト]ツリーで,Device を選択します。
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右側の[記述プロパティを追加]
ボタンをクリックします。
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[プロパティの追加]ダイアログ・ボックスで,idを選択します。id プロパティが記述プロパティのリストに追加されます。
注: デバイスの記述プロパティを指定しない場合,OpenText Functional Testing の[記録と実行環境設定]で特定のデバイスとアプリを選択していても,OpenText Application Quality Management で設定されたデバイスとアプリケーションの設定がテストの実行に使用されます。
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id プロパティの値をデータ・テーブル・パラメータに変換します。
- [テスト オブジェクトの詳細]領域で,id プロパティの値セルをクリックします。
- 値の右側にあるパラメータ化アイコンをクリックします。
- [値設定オプション]ダイアログ・ボックスで,[パラメータ]を選択し,リストから[DataTable]を選択します。
- データ・テーブルのコンテンツの保存先として,グローバル・シートまたは現在のアクション・シートを選択します。
[データ]表示枠に id パラメータが追加されます。
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テストを ALM テスト計画に保存します([ファイル]>[<testname>を名前を付けて保存])。テストが開きます。
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テスト・データの ALM テスト・リソースへの追加に進んでください。
テスト・データの ALM テスト・リソースへの追加
テスト・データを追加するには,最初に OpenText Functional Testing データ・テーブルをエクスポートします。データ・テーブル・セルを右クリックし,[ファイル]>[エクスポート]を選択します。
作成した Excel ファイルを,OpenText Application Quality Management で,テスト・リソース・モジュールに追加します。
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左側で,ALM テスト・モジュールを展開し,[テスト リソース]を選択します。
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リソース・ツリーで,関連するフォルダを右クリックし,[新規リソース]を選択します。
[新規リソース]ダイアログ・ボックスで,エクスポートした Excel ファイルの正確な名前(拡張子なし)を入力し,[タイプ]を[データ テーブル]に設定します。
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リソース・ツリーで,新しいリソースを選択します。
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右側の[リソース ビューア]タブで,[ファイルのアップロード]
をクリックします。
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エクスポートした OpenText Functional Testing データ・テーブルのコンテンツを含む Excel ファイルを参照して選択します。
これで,データ・テーブルのコンテンツを利用できるようになります。
テスト・データの ALM テストへの追加
- ALM テスト・モジュールで,[テスト計画]を選択します。
- テストを参照して開くか,新しいテスト設定を作成します。[ID]リンクをクリックして,[テスト設定の詳細]ダイアログ・ボックスを開きます。
- [テスト設定の詳細]ダイアログ・ボックスで,左側の[データ]を選択して,[テスト データ リソースのオーバーライド]を選択します。
- [データ リソース]ドロップダウン・リストから,以前にアップロードしたデータ・テーブル・リソースを選択します。
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OpenText Functional Testing で,テストを再度開いて,OpenText Application Quality Management に保存したばかりのデータ・テーブル・リソースにデータ・テーブルを設定します。
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[ファイル]>[設定]>[リソース]を選択します。
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[データ テーブル]領域で,[その他]を選択して,テーブルを参照して選択します。
[開く]ダイアログ・ボックスで[ALM リソース]を選択すると,テーブルを見つけることができます。
[リソース]表示枠の[データ テーブル]領域にデータ・ソースが追加されます。
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ALM 拡張機能を使用して OpenText Application Quality Management からテストを実行
OpenText Functional Testing Lab 用の ALM 拡張機能を使用して,OpenText Functional Testing を開かずに,デバイス,アプリ,およびテスト定義の設定を OpenText Application Quality Management から直接設定します。
OpenText Functional Testing Lab 用の拡張機能を使用すると,テスト実行のテスト結果が自動的に OpenText Application Quality Management に保存されます。
そのためには,最初に次の作業が必要になります。
オプション | 説明 |
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OpenText Functional Testing Lab と連携するように OpenText Application Quality Management を設定する |
OpenText Application Quality Management と OpenText Functional Testing Lab の統合の詳細については,OpenText Application Quality Management ヘルプセンターを参照してください。 |
プロキシ設定を確認する |
OpenText Application Quality Management を使用してリモートでテストを実行する場合,OpenText Application Quality Management の設定が異なっていても,OpenText Functional Testing Lab への接続には OpenText Functional Testing のプロキシ設定情報が使用されます。 テストを実行するときは,現在の実行の設定が OpenText Functional Testing と OpenText Application Quality Management のテストで同じであることを確認してください。 詳細については,Functional Testing Lab またはモバイル・デバイスへの接続を参照してください。 |
その他の参照項目: