AUT 環境パラメータ
関連:GUI テストおよび API テスト
OpenText Application Quality Management では AUT 環境を定義できます。AUT 環境にはサーバ側の実行を使用して実行するテストで使用する AUT 環境パラメータが含まれます。OpenText Application Quality Management は,テストの実行時に AUT パラメータ値をテストに渡します。
OpenText Functional Testing テスト・パラメータの ALM AUT 環境パラメータへのリンク
テスト実行に対して複数のパラメータ値のセットを作成するには,ALM プロジェクトで複数の AUT 環境設定を定義します。これにより,テストを実行するアプリケーションや状況,環境に応じて,テスト内のさまざまなデータに対して異なる値を使用できます。たとえば,異なる URL,ユーザ名,パスワードが必要となる別々の Web ベースのデータベースで同じテストを実行できます。
OpenText Functional Testing で,OpenText Application Quality Management の特定の AUT 環境で定義した AUT パラメータに OpenText Functional Testing テスト・パラメータをリンクします。その後,OpenText Application Quality Management がサーバ側の実行でテストを実行すると,テスト・パラメータは,OpenText Application Quality Management から渡された AUT 環境パラメータ値を受け取ります。
テスト・パラメータを AUT パラメータにリンクする方法の詳細については,サーバ側の実行を使用したテストの実行を参照してください。
注: 使用する AUT パラメータは,すべて同じ ALM AUT 環境のものである必要があります。
[プロパティ]表示枠で,パラメータの標準設定値の横に ALM アイコンが表示されている場合,そのパラメータは AUT パラメータです。
ファイル・システムに保存されたリンクされている AUT パラメータを使用したテスト
テストをファイル・システムに保存すると,AUT パラメータへのリンクは削除され,テスト・パラメータは通常のパラメータになります。標準設定値はそのまま残ります。
リンクされている ALM AUT パラメータの OpenText Application Quality Management からの削除
OpenText Functional Testing テスト・パラメータにリンクされている ALM AUT パラメータを削除した場合
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リンクされている AUT パラメータが削除された状態で GUI テストを開くと,OpenText Functional Testing ではメッセージが表示され,欠落しているパラメータと,パラメータが設定されている AUT 環境が通知されます。欠落している AUT パラメータへのリンクは削除され,テスト・パラメータは通常のパラメータになります。
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削除された ALM AUT パラメータにリンクされているテスト・パラメータを使用して API テストを開くと,リンクが未変更のままになります。
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リンクされている ALM AUT パラメータが削除された状態でテストを実行すると,実行は失敗します。
その他の参照項目: