実行結果のエクスポートの詳細の設定

関連:GUI テスト および API テスト

[自動エクスポートの設定]ダイアログ・ボックスとは:このダイアログ・ボックスでは,実行セッションの後でファイル・システム内の特定のフォルダに結果を自動的にエクスポートするよう OpenText Functional Testing に指示する設定を定義できます。エクスポートされたファイルは,別のユーザに送信して Run Results Viewer で開くことができます。

オプション 説明

アクセス方法

  1. [ツール]>[オプション]>[一般]タブ>[実行セッション]ノードを選択して,[実行セッション]表示枠を開きます。

  2. レポート形式]で,[Run Results Viewer レポート]を選択します。
  3. 実行セッションの終了時に自動的に実行結果をエクスポートする]を選択します。

  4. 設定]ボタンをクリックします。

重要な情報
  • このオプションは,ビジネス・コンポーネントまたはビジネス・プロセス・テストではサポートされていません。

  • Test Batch Runner から API テストを実行する場合,実行結果を自動的に PDF 形式でエクスポートすることはできません。代わりに,Run Results Viewer で結果を開き,実行結果のエクスポートの説明に従って手動でエクスポートします。

参照 Run Results Viewer レポート

エクスポートで設定できる詳細

UI 要素

説明

ステップの詳細

メインのレポート・タイプ。これには,実行結果ツリーの全体が含まれます。(標準設定)

  • エクスポート・タイプ:エクスポートする結果のファイル・タイプ。取り得るオプション:

    • HTML(標準設定)

    • PDF

    • Doc(Microsoft Office がコンピュータにインストールされている場合に表示される)

  • エクスポート形式:エクスポートする結果に含める詳細情報の形式とデータ量。取り得るオプション:

    • 簡易:実行結果ツリー内の各項目について,サマリ行(該当する場合)をエクスポートします。簡易レポートには,実行結果内のステップに関連する静止画像は含まれません。(標準設定)

    • 詳細:実行結果ツリー内の各項目について,取得可能なすべての情報をエクスポートします。詳細レポートには,実行結果内のステップに関連する静止画像が含まれます(Run Results Viewer では,この画像は[キャプチャ データ]表示枠に表示されます)。ビットマップ・チェックポイント・ステップで,期待されるビットマップ,実際のビットマップ,差異ビットマップが表示される場合には,このビットマップも印刷レポートに含まれます。

    • ユーザ定義 XSL:カスタマイズした .xsl ファイルを探して選択できます。.xsl ファイルをカスタマイズすることにより,エクスポートするレポートに含める情報や表示形式を指定することができます。

画面レコーダ
(GUI テストのみ)

実行セッションのビデオ。

注: Web ベース・アプリケーションのステップについては,画面のキャプチャ画像はエクスポートされません。エクスポートする実行セッションに Web アプリケーションのステップが含まれている場合,このステップの画面キャプチャ画像は,ファイルにエクスポートされません。これは,Web ベース・アプリケーションの場合,実行結果では,キャプチャ画像ではなく関連する Web ページ(ダウンロード画像を含む)に対応する HTML が表示され,画像はレポートに保存されないためです。

データ・テーブル

ALM 設定に関連付けられたデータ・テーブルの実行時バージョン。データ・テーブル・パラメータを含むテストまたは設定の実行に使用された値と,実行セッションでテストまたは ALM 設定から取得された出力値が表示されます。

ログの記録
(GUI テストのみ)

実行セッション中に OpenText Functional Testing がアプリケーションから受信したログ・メッセージの完全なリスト。

システム・モニタ
(GUI テストのみ)

実行セッション中に監視され,折れ線グラフで表示されるシステム・カウンタ。

エクスポート場所

エクスポートするファイルの格納フォルダ。参照ボタンをクリックすると,[フォルダの参照]ダイアログ・ボックスが開き,ファイル・システム上のフォルダを選択できます。

フォルダを指定しない場合,ファイルは次の標準設定フォルダに自動的にエクスポートされます。<test folder>\<result folder>\Report%HOMEPATH%\Documents\Functional Testing\Res9\Report など。)

実行セッションが失敗した場合にのみ,実行結果をエクスポート
  • このチェックボックスを選択すると,失敗した実行セッションのみの実行結果がエクスポートされます。

  • このチェックボックスをクリアすると,すべての実行セッション結果がエクスポートされます。

オプションの保存先

エクスポート・オプションは ReportExportOption.xml ファイルに保存されます。このファイルは,コマンド・ラインから Test Batch Runner を起動するときに使用すると便利です。

ファイルは %AppData%\OpenText\UFT\ConfigurationUI フォルダにあります。

注: 後方互換性を考慮して,一部のフォルダ・パスには以前の会社のブランドが意図的に使用されています。