Java クラスの呼び出しを作成する

関連：API テスト のみ

Java クラスの呼び出しアクティビティは，テスト・スクリプトに Java ステップを追加する際に使用します。これにより，既存の Java コードをテストに組み込むことができます。

OpenText Functional Testing API Java インタフェースの実装

<インストール・フォルダ>\addins\ServiceTest\JavaCall\Java Interface\src\hp\st\ext\java フォルダを開き，Java インタフェースの実装を作成します。例については，sample サブフォルダを参照してください。

このインタフェースは，Java 呼び出しに対して，入力プロパティ，出力プロパティ，エントリ・ポイントなどの情報を含みます。次のメソッドがあります。

  • getInputProperties：入力プロパティ名とその Java クラスのマッピングを返します。

  • getOutputProperties：出力プロパティ名とその Java クラスのマッピングを返します。

  • Execute：入力プロパティ名とその実際の値（すなわち，オブジェクトのインスタンス）のマッピングを受信するメソッドです。このメソッドでは，入力プロパティを処理して独自の Java アーティファクトに委任します。その後，出力プロパティを処理し，そのマッピングと実際の値をメソッドの出力として送信します。

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Java ソース・コードのコンパイル

IDE で，<インストール・フォルダ>\addins\ServiceTest\JavaCall\Java Interface\src\hp\st\ext\java フォルダにある Java ファイルをコンパイルします。

ヒント: 使用する JDK については，OpenText Functional Testing でインストールされる Java JRE のバージョンを確認してください。<インストール・フォルダ>/jre/bin フォルダにある java.exe ファイルを右クリックします。［プロパティ］を選択し，［バージョン］タブを開きます。

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カスタム・ステップのパッケージ化 - 任意

Java クラスを .jar ファイルにパッケージ化します。

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Java 環境の設定 - 任意

  1. キャンバスで［開始］ステップまたは［終了］ステップを選択します。

  2. ［プロパティ］表示枠で，［プロパティ］表示枠内の［テストの設定］ タブを開きます。［テストの設定］タブで，VM と JMS プロパティの値を設定します。

  3. ［ツールボックス］表示枠で，［ツールボックス］表示枠内の［JMS］ノードを展開し，［JMS］アクティビティをキャンバスにドラッグします。

  4. ［プロパティ］表示枠の［入力/チェックポイント］タブで，ステップのプロパティを設定します。

    次のプロパティの値を入力する必要があります。

    • キュー

    • サブスクリプション

    • トピック名

  5. ［Send］アクティビティを使用する場合は，メッセージを指定します。

  6. ［Receive］アクティビティを使用する場合は，［入力/チェックポイント］タブの［チェックポイント］セクションで，検証する出力プロパティを選択して，期待値を指定します。

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Java クラスの呼び出しアクティビティの追加

［ツールボックス］表示枠で［Java］ノードを展開し，［Java クラスの呼び出し］アクティビティをキャンバスにドラッグします。

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Java ステップのプロパティ値の設定

  1. キャンバスで，Java ステップを選択します。

  2. ［プロパティ］で，［入力/チェックポイント］タブを開きます。

  3. ［入力/チェックポイント］タブで，［Java クラス］ボタンをクリックして［Java クラス］ダイアログ・ボックスを開きます。

  4. ［Java クラス］ダイアログ・ボックスで，次の操作を行います。

    1. クラスパスを指定します。Java ステップがパッケージになっている場合は，［Jar］フィールドの横にある［参照］ボタンをクリックして .jar ファイルをポイントします。または，［パッケージ ルート］フィールドの横にある［参照］ボタンをクリックし，パッケージ・ルート・フォルダをポイントします。

      注: jar ファイルを埋め込んでテストとともに保存するには，［テストに Jar を埋め込みます］を選択します。クラス・ファイルを指定する場合は，技術的な制約があるため，クラス・ファイルを指定する前に［テストに Jar を埋め込みます］オプションを選択しておく必要があります。

    2. ［クラス ファイル］フィールドでは，［クラス ファイル］フィールドの横にある［参照］ボタンをクリックし，.jar ファイルまたはフォルダ内にあるクラスを指定します。ServiceTestCall インタフェースを実装するクラスを選択してください。

    3. クラスパスを追加で指定する場合は，［追加のクラスパス］セクションにある［Jar］ボタンまたは［フォルダ］ボタンをクリックし，.jar ファイルまたはクラスパス・フォルダを選択します。［追加］をクリックすると，内容がリストに追加されます。

    4. ［OK］をクリックし，Java 呼び出し設定を保存します。

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