外部 IDE での仮想ユーザ・スクリプトまたはユニット・テストの作成

以下の項では，Microsoft Visual Studio，JetBrains IntelliJ IDEA，または Eclipse 環境でプログラミングによって仮想ユーザ・スクリプトやユニット・テストを作成する方法について説明します。

LoadRunner Professional には，これらの環境のサポートされているバージョンでスクリプトを開発できるアドインが用意されています。サポート対象バージョンの詳細については，「システムおよびプロトコルの要件」を参照してください。

次の 2 種類のアドインがあります。

IDE アドイン:
- Visual Studio
- Eclipse
- IntelliJ IDEA
IDE の開発者向けアドイン:
- Visual Studio
- Eclipse

基本的な IDE アドインでは，IDE 環境で仮想ユーザ・スクリプトを作成できます。ネイティブ環境内で，標準の関数または関数リファレンスのプロトコル固有の関数を使用して，標準仮想ユーザ・スクリプトをプログラミングします。LoadRunner Professional シナリオなどのテスト環境で，このスクリプトを使用できます。

IDE の開発者向けアドインでは，Visual Studio または Eclipse から直接ユニット・テストを作成および実行できます。実行メカニズムは，VuGen の mdrv プロセスです。このアドインは，DevOps 仮想ユーザメニューを Visual Studio または Eclipse インタフェースに追加します。開発環境から直接実行環境設定を構成し，テストを実行することができます。保存されたテストの NUnit（Visual Studio）または JUnit（Eclipse）は，LoadRunner Professional シナリオなどのテスト環境から直接参照できます。

これらのアドインは，LoadRunner Professional インストール・パッケージの Additional Components フォルダ内にあります。各自の Visual Studio のバージョンに適した Visual Studio アドインを選択してください。

IDE 環境内で新しい VuGen スクリプトを作成することも，VuGen でスクリプトの開発を開始することも可能です。VuGen でスクリプトを作成中に，ネイティブ環境の機能が必要になった場合は，［Visual Studio で開く］または［Eclipse で開く］ボタンを使用して，それぞれのアプリケーションでスクリプトを開きます。これを行うには，まず基本的な Visual Studio IDE アドインをインストールする必要があります（Eclipse の場合，［Eclipse で開く］を最初に選択したときに，VuGen によって自動的にアドインがインストールされます）。詳細については，「.NET 仮想ユーザ・スクリプトのデバッグ」または「Eclipse または IntelliJ でのスクリプトの編集と実行」を参照してください。