TruClient - Native Mobile プロトコル

TruClient - Native Mobile プロトコルを使用すると，Android デバイスと iOS デバイスの両方でネイティブ・モバイル・アプリケーションのアクションを記録し，再生できます。TruClient - Native Mobile スクリプトを作成し，開発するために，VuGen は，テストに使用されるモバイル・デバイスをホストする Digital Lab（旧称 UFT Mobile）と統合します。

TruClient ヘルプ:TruClient ヘルプは VuGen ヘルプセンターの一部になりました。以前のバージョンについては，以前のヘルプを参照してください。

このトピックの内容:

TruClient - Digital Lab 統合

TruClient と Digital Lab の統合により，TruClient テクノロジを使用して，Digital Lab がホストするデバイス上のモバイル・アプリのパフォーマンス・テストを記録し，実行できるようになります。

Native Mobile スクリプトを使用する場合，VuGen は，モバイル・デバイスが接続される一元化されたラボである Digital Lab サーバと通信します。これにより，DevOps エンジニアと開発者の間でデバイスを共有できるようになります。

モバイル・デバイスを物理的に用意する必要はありません。TruClient エンジンが使用するブラウザ内の Virtual Network Computing（VNC）ビューを使用してデバイスを操作します。

Digital Lab は Android および iOS アプリケーションをサポートします。あるオペレーティング・システムで記録されたスクリプトは，同じ OS ファミリの他のデバイス上で実行できます。

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Native Mobile スクリプトの拡張

Native Mobile スクリプトは，パラメータ化，トランザクション，JavaScript コーディングなどの標準の TruClient 機能を使用して拡張できます。

詳細については，「引数を変化させるためのパラメータの使用」および「 TruClient スクリプトでの JavaScript の使用」を参照してください。

Native Mobile スクリプトに特化した追加の機能拡張が利用可能です。詳細については，「TruClient - Native Mobile スクリプトの拡張」を参照してください。

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用語:TruClient - Native Mobile プロトコルと TruClient - Web プロトコル

TruClient - Web スクリプトでは，クリックやリンクなどの用語が使用されますが，TruClient - Native Mobile プロトコルで作成されたステップでは，タップやスワイプなどのモバイル固有の用語が使用されます。

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パフォーマンス分析に関する推奨事項

負荷テストで TruClient - Native Mobile スクリプトを実行すると，テスト実行中にデバイスのパフォーマンス測定値を監視できます。次の測定値が含まれます。

  • デバイスで消費される CPU
  • デバイスの空きメモリ
  • アプリケーションによって使用されているメモリ

LoadRunner Analysis でトランザクションの応答時間とパフォーマンスの測定値を関連付けることにより，特定の状況でアプリケーションのパフォーマンスが低下する理由を理解することができます。

ほとんどの環境では，すべてのフロントエンド・システムに対して，バックエンド・システムは同じです。たとえば，データベースとアプリケーション・サーバは，Web サイトとモバイル・アプリケーションの両方にサービスを提供します。ベスト・プラクティスは，Web - HTTP/HTML または TruClient - Web などの LoadRunner Professional プロトコルを使用してバックエンドで負荷を生成し，同時に TruClient – Native Mobile プロトコルを使用して，テスト対象の各デバイスで単一のユーザを実行することです。

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関連項目: