認証の使用
VTS では,各ユーザが VTS テーブルのデータにアクセスする前にユーザ認証を要求できます。認証が必要な場合,各ユーザが VTS にアクセスするには,有効なユーザ名と関連付けられたパスワードを入力する必要があります。
このトピックの内容:
認証の設定
VTS がインストールされている場合,標準設定では認証は不要です。認証が必要であることを指定するには,configure.json ファイルの設定を更新する必要があります。
注:
- VTS では基本認証または NTLM 認証を使用します。
- 認証を使用して VTS にログインした後は,ブラウザを閉じることで VTS からログアウトできます。
VTS へのアクセスに認証を要求するには,次の手順を実行します。
- configure.json ファイルを開きます。標準設定では,configure.json ファイルは<VTS のルート・フォルダ>\web フォルダにあります。
- authentication を Basic または NTLM に設定します。
- configure.json ファイルの admin セクションで,VTS にアクセスするすべてのユーザに必要なユーザ認証の詳細を入力します。configure.json ファイルの詳細については,「VTS の設定」を参照してください。
-
[VTS Service]サービスを再開します。
[コントロール パネル]>[システムとセキュリティ]>[管理ツール]>[サービス]に移動します。[VTS Service]を右クリックし,[開始]を選択します。
SSL 通信
標準の VTS 認証では,ユーザ名とパスワードは通常のテキストとして転送されます。これがセキュリティ上の懸念事項となる場合は,HTTPS を使用することで,ブラウザと VTS サーバ間でより安全な通信を行うことができます。SSL 通信を実装するには,公開鍵と秘密鍵が必要となります。
HTTPS を使用して VTS にアクセスするには: