パラメータの作成

このトピックでは,VuGen スクリプトのパラメータを作成する方法について説明します。

注: DevWeb スクリプトのパラメータを作成するには,「DevWeb のパラメータ」を参照してください。

このトピックの内容:

パラメータの作成

  1. パラメータ化する値を選択します。

    ペイン
    手順
    「エディタ・ペイン」

    パラメータ化する値を選択し,右クリックして[パラメータで置換]を選択します。

    注:

    • スクリプト・ビューで XML パラメータを作成する場合,境界タグを除いた内側の XML のみを選択する必要があります。たとえば,<A><B>Belement</B><C>Celement</C></A> という複合的なデータ構造をパラメータ化するには,<B>Belement</B><C>Celement</C> の文字列全体を選択し,これをパラメータで置き換えます。

    • Java Record Replay または Java Vuser スクリプトをパラメータ化する場合,値を部分的にではなく,全体をパラメータ化するようにします。

    「[ステップ ナビゲータ]ペイン」 ステップを右クリックし,[引数の表示]を選択します。パラメータ化する引数の横にある[ABC]アイコンをクリックします。
  2. パラメータの選択または作成]ダイアログ・ボックスで,新しいパラメータを作成します。

    ユーザ・インタフェースの詳細については,「[パラメータの選択または作成]ダイアログ・ボックス」を参照してください。

  3. 値のリストを追加します。

    1. パラメータの選択または作成]ダイアログ・ボックスで,[プロパティ]を選択します。

    2. テーブルを作成し,パラメータの値リストとして機能するようにエントリを追加します。

    3. 必要に応じて,[値のインポート]をクリックして,ファイルからパラメータ値を取得します。

    ユーザ・インタフェースの詳細については,「[パラメータのプロパティ]ダイアログ・ボックス」を参照してください。

  4. パラメータの区切り記号を変更します。(任意)

    1. パラメータ区切り記号の設定]ダイアログ・ボックスを,次のように開きます。
      • ソリューション エクスプローラ]ペインで,[パラメータ]ノードを右クリックし,[パラメータ区切り記号の設定]を選択します。

      • [デザイン]>[パラメータ]>[パラメータ区切り記号の設定]

      • [ツール]>[オプション]>[スクリプティング]>[パラメータ]
    2. パラメータを囲む区切り記号を変更します。

    ユーザ・インタフェースの詳細については,「[パラメータ区切り記号の設定]ダイアログ・ボックス」を参照してください。

  5. 再生中に置換をログに表示するには,[実行環境設定]>[ログ]を開きます。[拡張ログ]レベルで,[パラメータ置換]を有効にします。
  6. 結果は,[出力]ウィンドウで確認するか,[再生]>[テスト結果]に移動してテスト結果で確認します。

先頭に戻る

パラメータの作成の例

次の例では,フォームに入力された名の値をパラメータに置き換えて,値のリストから取得できるようにします。

  1. ハードコードされた値がスクリプト・コードで選択されています。

  2. パラメータは,右クリック・メニュー・オプションの[パラメータで置換]>[パラメータの新規作成]から作成します。[パラメータの選択または作成]ダイアログ・ボックスが開きます。

  3. パラメータに,名前とタイプとしてFirst_NameFile を割り当てます。

  4. [プロパティ]ボタンをクリックして,[パラメータのプロパティ]ダイアログ・ボックスを開きます。

  5. テーブルの作成]ボタンでテーブルを追加すると,First_Name 列に複数の行が手動で追加されます。[行の追加]ボタンでテーブルに行を追加し,異なる値を割り当てます。更新方法として,[順次]と[反復ごと]が割り当てられました。

  6. 実行環境設定の[ログ]オプションが,[パラメータ置換]をキャプチャするように設定されました。

  7. 出力ウィンドウとログ・ファイルに,パラメータの置換が表示されます。スクリプトの 3 回目の反復では,First_Name パラメータの 3 番目の値が Bob に置き換えられました。

    Action.c (41):通知:パラメータ置換: パラメータ "First_Name" = "Bob"

先頭に戻る