VuGen および VuGen プロトコルの新機能

このトピックでは,バージョン 24.1 の VuGen および VuGen プロトコルの新機能と機能強化について説明します。

このトピックの内容:

新機能のビデオ

VuGen バージョン 24.1 に含まれる新しい機能のいくつかについて説明します。

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ユーザ・エクスペリエンス

このリリースには,ユーザ・エクスペリエンスとユーザ・インタフェースに対する次の機能強化が含まれています。

領域
機能強化
UI の更新

Micro Focus が OpenText になったことを反映して,ユーザ・インタフェースが更新されました。

Chrome 用レコーダ拡張機能

Chrome に LoadRunner Web Recorder 拡張機能をインストールして,仮想ユーザ・スクリプトのイベントを記録できるようになりました。これにより,セキュリティ・ポリシーによって標準の VuGen レコーダがブロックされている場合に,スクリプトを作成できるようになります。

詳細については,「仮想ユーザ・スクリプトの記録」を参照してください。

注: この機能はテクニカル・プレビューとして提供されています。

VTS Docker イメージ

Docker Hub リポジトリ内の VTS イメージの名前が変更されました。

詳細については,「Docker コンテナでの VTS の実行」を参照してください。

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プロトコル

このリリースには,プロトコルに関する次の機能強化が含まれています。

領域
機能強化
Cloud for AWS プロトコル

VuGen に,AWS プロトコル・スクリプトを作成するための新しいスクリプト・デザイナが追加されました。スクリプト・デザイナを使用すると,手動でコードを挿入することなく SQS スクリプトを生成できます。

詳細については,「Cloud for AWS プロトコル」を参照してください。

TruClient プロトコル

TruClient スクリプトに対する次の更新が含まれています。

  • Chromium ブラウザのサポート:バージョン 120

  • TruClient ブラウザ:Firefox バージョン 118 相当

  • セキュリティ更新

詳細については,「TruClient レコードの記録」を参照してください。

DevWeb プロトコル

DevWeb に次の更新が含まれています。

  • DevWeb スクリプトで,サーバ送信イベント(SSE)のテストがサポートされるようになりました。SSE はサーバ・プッシュ・テクノロジであり,クライアントは HTTP 接続経由でサーバから自動更新を受信できます。新しい SSE API を使用して AUT への接続を確立し,サーバ送信イベント通知を受信できます。

  • DevWeb プロキシ・レコーダで,HTTP クエリ文字列に使用される区切り文字をカスタマイズできるようになりました。

  • DevWeb JavaScript SDK に,抽出オブジェクト,Web 要求,思考遅延時間の機能強化が含まれています。

詳細については,LoadRunner Developer ヘルプセンターの「新機能」を参照してください。

.NET+ プロトコル

.NET+ プロトコルでの .NET バージョンのサポートがアップグレードされました。

  • .NET 8 のサポート。

  • .NET 6 または 8 を使用できない場合,他の .NET バージョンを使用できるようになりました。

    注意: .NET 6 および 8 以外の .NET バージョンは,VuGen および .NET+ プロトコルでは正式にはサポートされていません。

詳細については,「.NET+ プロトコル」を参照してください。

Citrix プロトコル

Citrix プロトコルで,ウィンドウ・イベントを処理する次の新しい API が利用できるようになりました。

  • ctrx_execute_on_window_activation
  • ctrx_execute_on_window_destroy
  • ctrx_execute_on_window_name_change

詳細については,関数リファレンス「Citrix ICA Vuser Functions」を参照してください。

Java プロトコル

VuGen では,すべての関連プロトコルの記録と再生で JRE/JDK バージョン 21 64 ビットがサポートされるようになりました。

詳細については,「Java コードのサポート」を参照してください。

SAP Web プロトコル

このリリースには,SAP_NWBC アプリケーション用の相関ルールが追加されています。

プロトコルの詳細については,「SAP Web プロトコル」を参照してください。

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統合とエコシステム

このリリースには,統合とエコシステムに関する次の機能強化が含まれています。

領域
機能強化
CyberArk 統合

このリリースには CyberArk との統合が含まれており,特権アカウントでの CyberArk ID セキュリティの使用がサポートされます。新しい LoadRunner API を使用すると,CyberArk Vault に接続してパスワードをクエリできます。

詳細については,「CyberArk との統合」を参照してください。

VuGen- LRC 統合

VuGenLoadRunner Cloud の間の統合で,SSO/ブラウザ・ベースの認証がサポートされるようになりました。

詳細については,「LoadRunner Cloud との統合」を参照してください。

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最新化

このリリースには,最新化のための次の機能強化が含まれています。

領域
機能強化
JavaScript

VuGen と Load Generator で使用される Chrome V8 JavaScript エンジンが,ECMAScript 2022 言語仕様で動作するようにアップグレードされました。

詳細については,「JavaScript Web HTTP スクリプト」を参照してください。

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関連項目: