クロス・プロジェクト・カスタマイズ

テンプレート・プロジェクト管理者として、クロス・プロジェクト・カスタマイズを使用して、テンプレート・プロジェクトから 1 つまたは複数のリンクされたプロジェクトにカスタマイズを適用できます。クロス・プロジェクトのカスタマイズにより、テンプレート・プロジェクトを使用することで、複数プロジェクト用プロジェクト・カスタマイズの共通セットを定義して管理できます。これにより、組織内にあるプロジェクトのポリシーや手順を標準化できます。

編集: クロス・プロジェクト・カスタマイズは、いくつかのエディションでは利用できません。エディションとサポートされる機能の詳細については、エディションとライフサイクルを参照してください。

このトピックの内容:

クロス・プロジェクト・カスタマイズの概要

クロス・プロジェクト・カスタマイズの実装は、次のステップから構成されます。

1. テンプレート・プロジェクトを作成する サイト管理者は、テンプレート・プロジェクトを作成して、テンプレート管理者を割り当てます。詳細については、テンプレート・プロジェクトの作成を参照してください。
2. テンプレートをプロジェクトにリンクする サイト管理者は、テンプレートにリンクするプロジェクトを選択します。詳細については、プロジェクトへのテンプレートのリンクを参照してください。
3. テンプレート・プロジェクトをカスタマイズする

テンプレート管理者として、組織のポリシー・ニーズに合うようにテンプレート・プロジェクトをカスタマイズします。リンクされたプロジェクトに適用されるテンプレートのカスタマイズには、ユーザ・グループとアクセス許可、モジュール・アクセス、プロジェクト・エンティティ、プロジェクト要件タイプ、プロジェクト・リスト、PPT、レポート・テンプレート、ワークフローがあります。

詳細については、プロジェクト・カスタマイズを参照してください。

4. クロス・プロジェクト・カスタマイズを検証する

リンクされたプロジェクトにテンプレートのカスタマイズを適用する前に、OpenText Application Quality Management がテンプレートからプロジェクトにカスタマイズを正常に適用できることを検証する必要があります。

詳細については、クロス・プロジェクトのカスタマイズの検証を参照してください。

5. テンプレートのカスタマイズをリンクされたプロジェクトに適用する

テンプレートでカスタマイズを定義、更新したら、リンクされたプロジェクトにカスタマイズを適用します。

詳細については、リンクされたプロジェクトへのテンプレート・プロジェクトのカスタマイズの適用を参照してください。

6. ダッシュボードとレポートをプロジェクト間でテンプレートとして共有する

プロジェクト間でダッシュボードとレポートをテンプレートとして共有できます。これは、ダッシュボード・モジュールの公開フォルダ内のアナリシスとダッシュボード・エンティティに適用されます。

詳細については、リンクされたプロジェクトへのテンプレート・プロジェクトおよびレポートのカスタマイズの適用を参照してください。

7. クロス・プロジェクト・カスタマイズのステータスを確認する

テンプレート・プロジェクトまたはリンクされたプロジェクトから、最新のテンプレートのカスタマイズがリンクされたプロジェクトに反映されているかどうかを確認できます。

詳細については、テンプレート・プロジェクトからのテンプレートのカスタマイズ情報の確認およびリンクされたプロジェクトからのテンプレートのカスタマイズ情報の確認を参照してください。

注: クロス・プロジェクト・カスタマイズは、Unicode テンプレート・プロジェクトと ASCII プロジェクトの間には実装できません。また、テンプレート・プロジェクトを Unicode に変換する場合、リンクされている ASCII プロジェクトは、テンプレートからカスタマイズの変更を取得できません。

先頭に戻る

クロス・プロジェクト・カスタマイズの例

次の例は、クロス・プロジェクト・カスタマイズの使用方法を示します。

シナリオ 詳細

不具合に関する作業に関する基準を設定する

QA マネージャは、テスト担当者が不具合を変更する方法を制限します。たとえば、テスト担当者が不具合のステータスを修正済みに変更できるようにしても、終了には変更できないようにします。こうすることで、QA マネージャは終了前に不具合を確認できます。テンプレート内にテスト管理者のカスタマイズしたユーザ・グループを作成して、そのグループの遷移ルールを設定できます。リンクされたプロジェクトにテンプレートのカスタマイズを適用すると、このグループにすべてのテスト担当者を割り当てられるようになります。

マネージャによる首尾一貫したレポートを可能にする

組織内のあらゆる部門のマネージャは、要件の不具合ステータス、優先度、カバレッジ・ステータスなどの測定方法の標準的なセットを基にレポートすることが求められます。テンプレート管理者として、プロジェクト・リストとフィールドをカスタマイズして、テンプレート内の必須フィールドを設定できます。リンクされたプロジェクトにテンプレートのカスタマイズを適用することで、一貫したレポートのためのフィールドと値の共通セットをユーザに提供できます。

組織の独立したセクタ向けに一意なポリシーを作成する

組織が新しい会社を取得した場合を考えます。この新しい会社には、組織で現在運用しているのとは異なる不具合の作業方法に関する標準ポリシーがあるとします。両方のセクタで現在のポリシーを維持するとします。組織の各セクタ向けにテンプレートをカスタマイズし、それぞれをそのセクタの関連プロジェクトにリンクできます。

先頭に戻る

クロス・プロジェクトのカスタマイズの検証

リンクされたプロジェクトにテンプレートのカスタマイズを適用する前に、カスタマイズを検証する必要があります。検証プロセスでは、テンプレートのカスタマイズがリンクされたプロジェクトに正常に適用できるかどうかがチェックされます。リンクされたプロジェクトにテンプレートのカスタマイズを適用するには、検証を正常に完了する必要があります。

注: 検証を正常に完了するため、リンクされたプロジェクトで適切な拡張機能を有効にする必要があります。テンプレート・プロジェクトに対して拡張機能が有効になっている場合は、テンプレートのリンク済みプロジェクトでも拡張機能が有効になっている必要があります。リンクされたプロジェクトで、別の拡張機能を有効にすることもできます。拡張機能の有効化の詳細については、プロジェクトに対する拡張機能の有効化を参照してください。

クロス・プロジェクトのカスタマイズを検証するには、次の手順を実行します。

  1. テンプレート・プロジェクトを開きます。[プロジェクト カスタマイズ]ウィンドウの左側の表示枠で、[クロス プロジェクト カスタマイズ]をクリックします。

  2. リンクされたプロジェクトのグリッドからリンクされたプロジェクトを選択するか、Ctrl キーを押しながら複数のプロジェクトを選択します。

    アクティブ化されているプロジェクトのみを表示するには、[アクティブなプロジェクトだけを表示]を選択します。

  3. 検証]をクリックします。[検証]ダイアログ・ボックスが開き、進行状況が表示されます。
  4. 完了する前に検証を停止するには、[停止]をクリックします。

    現在検証中のプロジェクトが完了すると、検証は停止されます。残りのプロジェクトは検証されません。

  5. 詳細]をクリックして追加情報を表示します。

  6. 検証が完了したら、[閉じる]をクリックすると、[テンプレートの検証]ダイアログ・ボックスが閉じます。リンクされたプロジェクトのグリッド内のプロジェクトの検証ステータスが更新されます。

  7. 最終検証日]の下で[検証レポート]リンクをクリックすると、検証の詳細が表示されます。詳細については、クロス・プロジェクト・カスタマイズ・レポートを参照してください。

リンクされたプロジェクトからカスタマイズを確認することもできます。詳細については、リンクされたプロジェクトからのテンプレートのカスタマイズ情報の確認を参照してください。

先頭に戻る

リンクされたプロジェクトへのテンプレート・プロジェクトのカスタマイズの適用

テンプレートにリンクされているプロジェクトに、テンプレートのカスタマイズを適用できます。適用できるカスタマイズには、グループとアクセス許可、モジュール・アクセス、プロジェクト・エンティティ、プロジェクト要件タイプ、プロジェクト・リスト、PPT、レポート・テンプレート、ワークフローがあります。テンプレートのカスタマイズを適用すると、リンクされたプロジェクトで適用されたカスタマイズは読み取り専用に設定され、編集できません。

テンプレートのカスタマイズを適用する前に

テンプレートのカスタマイズを適用する前に、次のことを理解しておいてください。

  • テンプレートのカスタマイズを適用する前に、カスタマイズを検証し、検証を正常に完了させる必要があります。詳細については、クロス・プロジェクトのカスタマイズの検証を参照してください。

  • テンプレートをベースにプロジェクトを新規作成し、それをテンプレートにリンクする場合、リンクされたプロジェクト内でテンプレート・カスタマイズを読み取り専用にするには、テンプレートのカスタマイズを適用する必要があります。テンプレートをベースにプロジェクトを作成する方法については、テンプレートからプロジェクトを作成を参照してください。

  • レポート・テンプレートを標準設定として設定するオプションは、リンクされたプロジェクトには適用されないため、リンクされたプロジェクトでプロジェクト管理者が設定できます。

リンクされたプロジェクトにテンプレートのカスタマイズを適用するには、次の手順を実行します。

  1. テンプレート・プロジェクトを開きます。[プロジェクト カスタマイズ]ウィンドウの左側の表示枠で、[クロス プロジェクト カスタマイズ]をクリックします。

  2. グリッドからリンクされたプロジェクトを選択するか、CTRL キーを押しながら複数のプロジェクトを選択します。

    アクティブ化されているプロジェクトのみを表示するには、[アクティブなプロジェクトだけを表示]を選択します。

  3. プロジェクトカスタマイズの適用]をクリックします。

    選択したプロジェクトのいずれかのプロジェクト管理者が、テンプレートのカスタマイズの変更を適用しないように要求している場合、警告が表示されます。[OK]を押して、選択したすべてのプロジェクトにテンプレートのカスタマイズを適用します。

    [プロジェクトカスタマイズの適用の初期化]ダイアログ・ボックスが開きます。

  4. プロジェクト管理者へメール通知を送信]を選択すると、プロセスが完了した後にプロジェクト管理者に通知します。

  5. OK]をクリックします。[プロジェクトカスタマイズの適用]ダイアログ・ボックスが開き、進行状況が表示されます。

  6. まだ更新されていないプロジェクトのプロセスを取り消すには、[停止]をクリックします。

    更新対象のプロジェクトが完了すると、更新はキャンセルされます。

  7. プロセスが完了したら、[閉じる]をクリックすると、[プロジェクトカスタマイズの適用]ダイアログ・ボックスが閉じます。

  8. 最後に適用されたカスタマイズ]の下で[カスタマイズ適用レポート]リンクをクリックすると、適用されたテンプレートのカスタマイズの詳細が表示されます。詳細については、クロス・プロジェクト・カスタマイズ・レポートを参照してください。

先頭に戻る

リンクされたプロジェクトへのテンプレート・プロジェクトおよびレポートのカスタマイズの適用

テンプレート・プロジェクトのカスタマイズを適用するほかに、テンプレート・プロジェクトのダッシュボードとレポートをリンクされたプロジェクトに適用することもできます。共有データのプロパティ・フィールドは編集できません。ただし、グラフ・フィルタ、X 軸と Y 軸のフィールド、グループ化フィールド、外観などは変更できます。

テンプレート・プロジェクトとレポートのカスタマイズに含まれるもの

テンプレートのカスタマイズに加えて、テンプレートとレポートのカスタマイズは、リンクされたプロジェクト全体で次のエンティティを共有します。共有エンティティは、リンクされたプロジェクトのダッシュボード・モジュールの共有フォルダの下に配置されます。

  • ダッシュボードとアナリシス・フォルダ
  • エンティティ・グラフ・レポート
  • ダッシュボード・ビューのページとヘルス・レポート

注:

  • ビジネス・ビュー・グラフはサポートされていません。
  • この機能は、ALM エディションでのみ利用できます。

テンプレートのカスタマイズを適用し、プロジェクト間でダッシュボードとレポートをテンプレートとして共有するには、次の手順を実行します。

  1. 前提条件:クロス・プロジェクトのカスタマイズを検証します。詳細については、クロス・プロジェクトのカスタマイズの検証を参照してください。
  1. テンプレート・プロジェクトを開きます。[プロジェクト カスタマイズ]ウィンドウの左側の表示枠で、[クロス プロジェクト カスタマイズ]をクリックします。

  2. グリッドからリンクされたプロジェクトを選択するか、Ctrl キーを押しながら複数のプロジェクトを選択します。

    アクティブ化されているプロジェクトのみを表示するには、[アクティブなプロジェクトだけを表示]を選択します。

  3. プロジェクトおよびレポートカスタマイズの適用]をクリックします。選択したプロジェクトのいずれかのプロジェクト管理者が、テンプレートのカスタマイズの変更を適用しないように要求している場合、警告が表示されます。[OK]をクリックして、選択したすべてのプロジェクトにテンプレートのカスタマイズとデータを適用します。

    [プロジェクトおよびレポートカスタマイズの適用の初期化]ダイアログ・ボックスが開きます。

  4. プロジェクト管理者へメール通知を送信]を選択すると、プロセスが完了した後にプロジェクト管理者に通知します。

  5. OK]をクリックします。[プロジェクトおよびレポートカスタマイズの適用]ダイアログ・ボックスが開き、進行状況が表示されます。

  6. まだ更新されていないプロジェクトのプロセスを取り消すには、[停止]をクリックします。

    更新対象のプロジェクトが完了すると、更新はキャンセルされます。

  7. プロセスが完了したら、[閉じる]をクリックすると、[プロジェクトおよびレポートカスタマイズの適用]ダイアログ・ボックスが閉じます。

  8. 最後に適用されたカスタマイズ]の下で[カスタマイズ適用レポート]リンクをクリックすると、適用されたテンプレートのカスタマイズの詳細が表示されます。詳細については、クロス・プロジェクト・カスタマイズ・レポートを参照してください。

先頭に戻る

テンプレート・プロジェクトからのテンプレートのカスタマイズ情報の確認

リンクされたプロジェクトに適用されたテンプレートのカスタマイズに関する詳細を表示したり、プロジェクト管理者に電子メールを送信したり、カスタマイズ・レポートおよび検証レポートを確認したりできます。

テンプレート・プロジェクトからテンプレートのカスタマイズ情報を確認するには、次の手順を実行します。

  1. テンプレート・プロジェクトを開きます。

  2. [プロジェクト カスタマイズ]ウィンドウの左側の表示枠で、[クロス プロジェクト カスタマイズ]をクリックします。

  3. リンクされたプロジェクトのグリッドには、テンプレート・プロジェクトにリンクされているプロジェクトが表示されます。リンクされたプロジェクトのグリッドには、各プロジェクトに関する次の情報が含まれます。

    カラム

    説明

    プロジェクト管理者による、プロジェクトにテンプレートのカスタマイズの変更を適用しないようにする要求を示します。

    ドメイン

    リンクされたプロジェクトのドメイン。

    プロジェクト

    リンクされたプロジェクトの名前。

    更新済み

    リンクされたプロジェクトが現在のテンプレートのカスタマイズで更新されたかどうかを示します。現在のステータスは、次のいずれかです。

    • 未更新(標準設定)

    • 更新済み

    検証済み

    テンプレートのカスタマイズが検証され、リンクされたプロジェクトに正常に適用できるかどうかを示します。標準設定で、ステータスは未検証です。

    現在のステータスは、次のいずれかです。

    • 未検証(標準設定)

    • 検証済み(エラーあり)

    • 検証済み

  4. リンクされたプロジェクトのグリッド内のデータを更新するには、[更新]ボタンをクリックします。

  5. リンクされたプロジェクトの詳細を表示するには、プロジェクトを選択し、以下の内容を確認します。

    プロジェクト・ステータス

    プロジェクトのステータスを表示します。

    プロジェクト管理者がリンクされたプロジェクトの[[カスタマイズの適用] の保留を要求する]オプションを選択した場合、[[カスタマイズの適用] の保留が要求されています]が表示されます。テンプレート管理者は、テンプレートのカスタマイズの更新からプロジェクトを除外できます。

    コメント

    プロジェクト管理者が追加したコメントが表示されます。[コメントを追加]をクリックすると、プロジェクトにコメントを追加できます。プロジェクト管理者は、プロジェクトの詳細を表示するときにコメントを表示して追加できます。

    プロジェクト詳細

    プロジェクト管理者の名前を表示します。[電子メールの送信]ボタンをクリックすると、プロジェクト管理者にメールを送信できます。

    最後に適用されたカスタマイズ リンクされたプロジェクトにテンプレートのカスタマイズが最後に適用された日付が表示されます。[カスタマイズ適用レポート]リンクをクリックすると、詳細が表示されます。詳細については、クロス・プロジェクト・カスタマイズ・レポートを参照してください。
    最終検証日

    検証が最後に行われた日付が表示されます。[検証レポート]リンクをクリックすると、最後の検証の詳細が表示されます。詳細については、クロス・プロジェクト・カスタマイズ・レポートを参照してください。

先頭に戻る

リンクされたプロジェクトからのテンプレートのカスタマイズ情報の確認

テンプレート・プロジェクトにリンクされているプロジェクトを使用する場合、プロジェクトに適用されたテンプレートのカスタマイズに関する詳細の表示、テンプレート管理者への電子メールの送信、プロジェクト内のカスタマイズとテンプレート・プロジェクト内のカスタマイズ間の競合の確認、テンプレートのカスタマイズの更新をブロックするための要求を行えます。

リンクされたプロジェクトからテンプレートのカスタマイズ情報を確認するには、次の手順を実行します。

  1. テンプレートにリンクされたプロジェクトを開きます。

  2. [プロジェクト カスタマイズ]ウィンドウの左側の表示枠で、[クロス プロジェクト カスタマイズ]をクリックします。

  3. 次の情報を確認します。

    プロジェクト・ステータス

    次のステータス情報を表示します。

    • 更新済み:テンプレート・プロジェクト内のカスタマイズがプロジェクトに適用されています。

    • 更新されていません:テンプレート・プロジェクト内のカスタマイズに対して行った変更が、プロジェクトに適用されていません。

    [カスタマイズの適用]の保留を要求する

    [カスタマイズの適用] の保留を要求する]を選択すると、テンプレートのカスタマイズの更新をブロックするように要求できます。要求はテンプレート・プロジェクトに表示され、テンプレート管理者は、テンプレートのカスタマイズの更新からプロジェクトを除外できます。

    コメント

    コメントを追加]をクリックすると、プロジェクトにコメントを追加できます。

    [コメント]ボックスには、テンプレート管理者によるコメントも表示されます。テンプレート管理者は、テンプレート・プロジェクト内のリンクされたプロジェクトの詳細を確認するときにコメントを追加して表示できます。

    テンプレートの詳細

    プロジェクトにリンクされたテンプレート・プロジェクトの名前、テンプレート管理者の名前が表示されます。テンプレート管理者にメールを送信するには、[電子メールの送信]ボタンをクリックします。

    最後に適用されたカスタマイズ

    プロジェクトのカスタマイズが最後に検証された日付が表示されます。[検証レポート]リンクをクリックすると、詳細が表示されます。詳細については、クロス・プロジェクト・カスタマイズ・レポートを参照してください。

    最終検証日

    プロジェクトのカスタマイズが最後に検証された日付が表示されます。[検証レポート]リンクをクリックすると、詳細が表示されます。詳細については、クロス・プロジェクト・カスタマイズ・レポートを参照してください。

  4. プロジェクトのカスタマイズを変更する場合、テンプレートの検証を実行して、プロジェクト内のカスタマイズとテンプレート・プロジェクト内のカスタマイズ間の競合を確認できます。

    プロジェクトのクロス・プロジェクト・カスタマイズを検証するには、次の手順を実行します。

    1. 検証]をクリックします。

    2. 詳細]をクリックすると、検証中、または検証後に補足情報が表示されます。検証が完了した後、[レポート]リンクをクリックして、プロジェクトの詳細な結果を表示できます。

    3. 検証が完了したら、[閉じる]をクリックすると、[検証]ダイアログ・ボックスが閉じます。

    テンプレート・プロジェクトからクロス・カスタマイズを検証することもできます。詳細については、クロス・プロジェクトのカスタマイズの検証を参照してください。

先頭に戻る

クロス・プロジェクト・カスタマイズ・レポート

クロス・プロジェクトのカスタマイズ・レポートには、検証プロセス、リンクされたプロジェクトに適用したテンプレートのカスタマイズの詳細な結果が表示されます。

クロス・プロジェクト・カスタマイズ・レポートの種類

検証レポート リンクされたプロジェクトの検証の結果を表示します。
カスタマイズ適用レポート

リンクされたプロジェクトに適用したテンプレートのカスタマイズの結果を表示します。

カスタマイズ適用レポートには、次のセクションがあります。

  • レポートの詳細:レポートのタイプ、テンプレート、リンクされたプロジェクト、検証されたりリンクされたプロジェクトに適用された変更の件数、結果などの詳細情報が含まれます。

  • カスタマイズ・カテゴリごとのレポート:検証されたりリンクされたプロジェクトに適用された変更すべてのリスト。このセクションには、カスタマイズ・カテゴリ(ユーザ・グループ、プロジェクト・エンティティ、プロジェクト・リスト、要件タイプ、ワークフロー・スクリプト)ごとの変更が一覧されます。

レポート結果のカテゴリ

結果カテゴリ

検証レポート

カスタマイズ適用レポート

正常

リンクされたプロジェクトに変更を正常に適用できます。

リンクされたプロジェクトに変更が正常に適用されました。

警告

リンクされたプロジェクトに変更を適用できますが、データが失われる可能性があります。

次に例を示します。

  • 文字列タイプ・フィールドの長さを短縮する

  • ユーザ定義フィールドを削除する

  • フィールドを検索可能として定義する一方、リンクされたプロジェクトでテキスト検索オプションが利用できない場合

  • 要件タイプのテスト・カバレッジを無効にする一方、そのタイプのテスト・カバレッジ要件が存在する場合

リンクされたプロジェクトに変更が適用されましたが、データが失われた可能性があります。

失敗

リンクされたプロジェクトに変更を適用できません。

次に例を示します。

  • フィールド・タイプをメモ・タイプから数字文字列日付タイプに変更しようとした。またはその逆。

  • リンクされたプロジェクト内にすでに存在するフィールド名を使用して、新しいフィールドに名前を付けようとした。または既存フィールドの名前を変更しようとした。

  • このレポートは、標準設定のクエリ・サイズの上限を超えている。詳細については、MAX_QUERY_LENGTH サイト・パラメータを参照してください。

カスタマイズの適用プロセスでエラーが発生しました。リンクされたプロジェクトに変更が正常には適用されませんでした。

ヒント

  • クロス・プロジェクト・カスタマイズ・レポートに含まれる警告やエラーを簡単に見つけるには、[検索]ボタンを押してブラウザの検索ツールを開き、「警告」や「エラー」の単語を検索します。

  • 別のユーザにレポートをメールで送信するときに形式を維持するには、.mht ファイル拡張子を付けてファイルを HTML アーカイブ Web ページとして保存します。

  • リンクされたプロジェクト、またはテンプレート・プロジェクトにユーザ・グループの遷移ルールが設定されている場合、各ルールは <変更前ステータス>、<変更後ステータス> の形式で遷移ルールカラムに一覧されます。たとえば、新規、修正中 新規、却下 修正中、修正済み 修正中、却下は、ユーザ・グループ新規から修正中、または却下修正中から修正済み、または却下にフィールド値を変更できることを示します。

先頭に戻る

参照情報: