プロジェクトの作成
OpenText Application Quality Management で作業を開始するには、プロジェクトを作成する必要があります。プロジェクトには、アプリケーションの管理プロセスに関連するデータが収集され格納されます。
このトピックの内容:
空のプロジェクトの作成
この項では、空のプロジェクトを作成する方法について説明します。
権限:
空のプロジェクトを作成するには、次の権限が必要です。
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オンプレミス:サイト管理者
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SaaS:サイト管理者または顧客管理者、または[プロジェクト]>[プロジェクトの作成]権限。
空のプロジェクトを作成するには、次の手順を実行します。
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[サイト管理]>[プロジェクト]タブを開きます。
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[プロジェクトの作成]をクリックして、[プロジェクトの作成]ウィザードを開きます。
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[タイプの選択]ステップで、[空のプロジェクトの作成]オプションを選択し、[次へ]をクリックします。
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[詳細の追加]ステップで、プロジェクト名を入力し、プロジェクトを作成するドメインを選択します。[次へ]をクリックします。
プロジェクト名は 30 文字以内で、
-=~`!@#$%^&*()+|{}[]:';"<>?,./\
などの特殊文字とスペースを含めることはできません。注: 英語以外の文字のサポートは、サーバに適用されているデータベース設定によって異なります。起こりうる問題をすべて回避するには、プロジェクト名に英語以外の文字を使用しないでください。
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次のデータベース情報を入力して、[次へ]をクリックします。
データベースの種類 [Oracle]または[MS-SQL]を選択します。 DB サーバ [サーバ名]、[DB管理者ユーザ]、および[DB管理者パスワード]を指定します。
標準設定では、これらのフィールドには標準設定値が与えられます。追加のデータベース・サーバが定義されている場合は、[サーバ名]リストから別の名前を選択できます。
データベース・サーバの定義の詳細については、データベース・サーバの追加を参照してください。
Unicode で作成 テンプレートを Unicode で作成する場合は、[Unicodeで作成]チェックボックスを選択します。
[Unicodeで作成]チェックボックスが表示されるのは、MS-SQL サーバで空のプロジェクトを作成する場合のみです。Unicode は、多言語サポートに対応する MS-SQL の機能です。
プロジェクトの作成後に、プロジェクトを Unicode に変換することもできます。詳細については、プロジェクトを Unicode に変換を参照してください。
選択したデータベース・サーバでテキスト検索機能が有効になっていない場合は、メッセージ・ボックスが開きます。メッセージには、このプロセスの完了後にテキスト検索機能を有効にできるということが示されます。テキスト検索を有効にする方法の詳細については、テキスト検索の設定を参照してください。
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(SaaS の場合のみ)[表領域で作成]フィールドで、このプロジェクトを作成する表領域を選択します。[一時表領域]フィールドで、一時表領域を選択します。[次へ]をクリックします。
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[プロジェクト管理者の追加]ステップで、プロジェクトの管理者を選択します。[次へ]をクリックします。
プロジェクト管理者は、他のユーザをプロジェクトに追加し管理できます。
プロジェクトの管理者を追加するには、[すべてのユーザ]リストからユーザを選択し、右矢印
をクリックします。管理者を削除するには、[選択したユーザ]リストからユーザを選択し、左矢印
をクリックします。
プロジェクト管理者の割り当ては、プロジェクトの作成後にも行えます。詳細については、プロジェクト・ユーザの管理を参照してください。
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[拡張機能の選択]ステップで、プロジェクトでアクティブにする拡張機能を選択します。[次へ]をクリックします。
注:
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プロジェクトに対して有効にした拡張機能を、後で無効にすることはできません。したがって、必要な拡張機能のみを有効にすることをお勧めします。不要な拡張機能はパフォーマンスに影響し、追加のディスク容量を消費することがあります。
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拡張機能間を移動すると、[ライセンス ステータス]にそれぞれのライセンス・ステータス情報が表示されます。
サーバ上にライセンスがない拡張機能は、灰色で表示されます。拡張機能は、ライセンスがない状態でも有効化できますが、その追加機能については、ライセンスの取得後に利用可能になります。
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[サマリ]ステップで、作成するプロジェクトの詳細を確認します。
プロジェクトのアクティブ化 プロジェクトをアクティブ化するには、このオプションを選択します。
Application Lifecycle Management のログイン・ウィンドウでユーザが使用できるのは、アクティブ化されたプロジェクトのみです。プロジェクトは、作成した後でアクティブまたは非アクティブにすることもできます。詳細については、プロジェクトのアクティブ化と非アクティブ化を参照してください。
バージョン管理を有効にする 選択すると、プロジェクトのバージョン管理が有効になります。プロジェクトのバージョン管理は、プロジェクトを作成した後で有効にすることもできます。詳細については、プロジェクトのバージョン管理の有効化と無効化を参照してください。
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[作成]をクリックします。
テンプレートからプロジェクトを作成
この項では、テンプレートからプロジェクトを作成する方法について説明します。
テンプレートからプロジェクトを作成するには、次の手順を実行します。
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[サイト管理]>[プロジェクト]タブを開きます。
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[プロジェクトの作成]をクリックして、[プロジェクトの作成]ウィザードを開きます。
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[タイプの選択]ステップで、[テンプレートからプロジェクトを作成]オプションを選択し、[次へ]をクリックします。
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[カスタマイズ]ステップで、次の内容を指定し、[次へ]をクリックします。
ドメイン コピーするテンプレートがあるドメインを選択します。 テンプレート コピーするテンプレートを選択します。
新規プロジェクトを選択したテンプレートにリンク 新規プロジェクトを選択したテンプレートにリンクする場合は、このオプションを選択します。テンプレート管理者は、クロス・プロジェクト・カスタマイズを使用して、リンク済みのプロジェクトにテンプレートのカスタマイズ内容を適用できます。 -
[詳細の追加]ステップで、プロジェクト名を入力し、プロジェクトを作成するドメインを選択します。[次へ]をクリックします。
プロジェクト名は 30 文字以内で、
-=~`!@#$%^&*()+|{}[]:';"<>?,./\
などの特殊文字とスペースを含めることはできません。注: 英語以外の文字のサポートは、サーバに適用されているデータベース設定によって異なります。起こりうる問題をすべて回避するには、プロジェクト名に英語以外の文字を使用しないでください。
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次のデータベース情報を入力して、[次へ]をクリックします。
データベースの種類 [Oracle]または[MS-SQL]を選択します。 DB サーバ [サーバ名]、[DB管理者ユーザ]、および[DB管理者パスワード]を指定します。
標準設定では、これらのフィールドには標準設定値が与えられます。追加のデータベース・サーバが定義されている場合は、[サーバ名]リストから別の名前を選択できます。
データベース・サーバの定義の詳細については、データベース・サーバの追加を参照してください。
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(SaaS の場合のみ)[表領域で作成]フィールドで、このプロジェクトを作成する表領域を選択します。[一時表領域]フィールドで、一時表領域を選択します。[次へ]をクリックします。
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[プロジェクト管理者の追加]ステップで、プロジェクトの管理者を選択します。[次へ]をクリックします。
詳細については、「プロジェクト管理者の追加」ステップを参照してください。
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[サマリ]ステップで、作成するプロジェクトの詳細を確認します。
詳細については、「[サマリ]ステップ」を参照してください。
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[作成]をクリックします。
既存のプロジェクトからコピーしてプロジェクトを作成する
この項では、既存のプロジェクトをコピーしてプロジェクトを作成する方法について説明します。
始める前に
プロジェクトをコピーする前に、次のことを考慮してください。
バージョン管理 |
バージョン管理が有効なプロジェクトをコピーすると、作成される新しいプロジェクトでもバージョン管理が有効になります。バージョン履歴もコピーされます。ソース・プロジェクトでチェックアウトされているエンティティは、新しいプロジェクトでもチェックアウトされます。このようなチェックアウトは、新しいプロジェクトの管理者が取り消せます。 詳細については、バージョン管理を参照してください。 |
Unicode または ASCII の定義 | 新しいプロジェクトは、コピーしたプロジェクトの Unicode または ASCII 定義を継承します。 |
使用状況レポート |
コピーされたプロジェクトでは、テスト実行の詳細情報は使用状況レポートに表示されません。 |
タイムスロット | タイムスロット情報とプロジェクトの設定はコピーされません。 |
結果ファイル | 元のプロジェクトに関連付けられている結果ファイルはコピーされません。 |
プロジェクトをコピーするには、次の手順を実行します。
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[サイト管理]>[プロジェクト]タブを開きます。
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コピーするプロジェクトを非アクティブにします。プロジェクトのアクティブ化と非アクティブ化を参照してください。
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[プロジェクトの作成]をクリックして、[プロジェクトの作成]ウィザードを開きます。
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[タイプの選択]ステップで、[既存のプロジェクトからデータをコピーしてプロジェクトを作成]オプションを選択し、[次へ]をクリックします。
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[プロジェクトの選択]ステップの[ドメイン]フィールドで、コピーするプロジェクトがあるドメインを選択します。[プロジェクト]フィールドで、コピーするプロジェクトを選択します。[次へ]をクリックします。
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プロジェクトからコピーする内容を選択します。[次へ]をクリックします。
オプション
説明
カスタマイズ リリース
プロジェクトのリリース・データをコピーします。
要件
プロジェクトの要件データをコピーします。
リスク・ベース品質管理
リスクベース品質管理のカスタマイズ設定をプロジェクトからコピーします。詳細については、リスクベース品質管理のカスタマイズを参照してください。
テスト
プロジェクトのテスト・データとテスト・リソースをコピーします。このオプションを選択した場合は、次のオプションも選択できます。
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テスト・セット:プロジェクトのテスト設定データをコピーします。このオプションを選択した場合は、次のオプションもコピーするように選択できます。
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実行:プロジェクトのテスト実行データをコピーします。
不具合
プロジェクトの不具合データをコピーします。
履歴を含める
選択したオプションの履歴データをコピーします。
公開お気に入りビュー
プロジェクトの公開お気に入りビューをコピーします。詳細については、お気に入りビューを参照してください。
ダッシュボードの公開エンティティ
プロジェクトの公開アナリシス項目と公開ダッシュボード・ページをコピーします。詳細については、アナリシスを参照してください。
ユーザとグループ
ユーザおよびグループの情報とアクセス許可の設定をコピーします。このオプションを選択した場合は、次のオプションもコピーするように選択できます。
Sprinter
Sprinter データをコピーします。これは、選択解除できません。
Analysis Extension
Analysis データをコピーします。これは、選択解除できません。
Quality Center
Quality Center データをコピーします。これは、選択解除できません。
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[詳細の追加]ステップで、新しいプロジェクト名を入力し、プロジェクトを作成するドメインを選択します。[次へ]をクリックします。
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次のデータベース情報を入力して、[次へ]をクリックします。
データベースの種類 [Oracle]または[MS-SQL]を選択します。 DB サーバ [サーバ名]、[DB管理者ユーザ]、および[DB管理者パスワード]を指定します。
標準設定では、これらのフィールドには標準設定値が与えられます。追加のデータベース・サーバが定義されている場合は、[サーバ名]リストから別の名前を選択できます。
データベース・サーバの定義の詳細については、データベース・サーバの追加を参照してください。
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(SaaS の場合のみ)[表領域で作成]フィールドで、このプロジェクトを作成する表領域を選択します。[一時表領域]フィールドで、一時表領域を選択します。[次へ]をクリックします。
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[プロジェクト管理者の追加]ステップで、プロジェクトの管理者を選択します。[次へ]をクリックします。
詳細については、「プロジェクト管理者の追加」ステップを参照してください。
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[サマリ]ステップで、作成するプロジェクトの詳細を確認します。
詳細については、「[サマリ]ステップ」を参照してください。
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[作成]をクリックします。
コピーするプロジェクトが非アクティブになっていない場合は、非アクティブにするように求めるメッセージが表示されます。
プロジェクト・ファイルからのインポートによるプロジェクトの作成
エクスポートされたプロジェクト・ファイルからデータをインポートできます。また、コンテンツ・プロバイダによって作成されたカスタマイズ済みプロジェクトからもデータをインポートできます。
プロジェクトをインポートする前に
プロジェクトをインポートする前に、次のことを考慮してください。
Unicode、ASCII の定義 | 新しいプロジェクトは、インポートしたプロジェクトの Unicode または ASCII 定義を継承します。 |
バージョン管理 | バージョン管理が有効なプロジェクトをインポートすると、作成される新しいプロジェクトでもバージョン管理が有効になります。バージョン履歴もコピーされます。 |
元のサーバへのインポート |
同じ PUID を持つプロジェクトが元のサーバに存在している場合、プロジェクトをそのサーバにインポートできません。 |
オフピーク時のインポート | 大規模なプロジェクトのインポートには時間がかかる場合があります。この操作は、オフピーク時に実行することをお勧めします。 |
インポートされたプロジェクトのユーザ |
ALM ユーザ認証モードでは、プロジェクトをインポートした後、サイト管理を初めて利用するプロジェクト・ユーザはロックされます。これらのユーザを手動でロック解除してアクティブ化することができます。 詳細については、ユーザのロックを手動で解除するを参照してください。 |
権限
プロジェクト・ファイルからプロジェクトを作成するには、サイト管理者である必要があります。
プロジェクトをインポートするには、次の手順を実行します。
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[サイト管理]>[プロジェクト]タブを開きます。
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[プロジェクトファイルからプロジェクトをインポート]ボタン
をクリックして[プロジェクトのインポート]ウィザードを開きます。
または、[プロジェクトの作成]をクリックし、[タイプの選択]ステップで[エクスポートされたプロジェクトファイルからデータをインポートしてプロジェクトを作成]を選択し、[次へ]をクリックします。
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[ブラウズ]をクリックしてインポートするプロジェクト・ファイルを選択し、[次へ]をクリックします。
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選択したファイルがテンプレート・プロジェクト・ファイルの場合は、新しいテンプレート・プロジェクトが作成されます。
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(SaaS の場合のみ)選択したプロジェクト・ファイルが以前にインポートされていた場合、確認ダイアログ・ボックスが表示され、以下の決定を求められます。
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キャンセル:プロジェクトのインポートをキャンセルします。
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再開:最後のインポートが終了した箇所からプロジェクトのインポートを再開します。
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置換:プロジェクトを最初からインポートし、最後に失敗したインポートされたプロジェクトを置き換えます。
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[詳細の追加]ステップで、以下の情報を入力して[次へ]をクリックします。
プロジェクト名 新規プロジェクトの名前を入力します。プロジェクト名は 30 文字以内で、
-=~`!@#$%^&*()+|{}[]:';"<>?,./\
などの特殊文字とスペースを含めることはできません。配置ドメイン 新しいプロジェクトが配置されるドメインを選択します。 データベースの種類 [Oracle]または[MS-SQL]を選択します。 DB サーバ 標準設定では、ドメインに対して定義された標準設定値が[サーバ名]、[DB管理者ユーザ]、[DB管理者パスワード]に表示されます。
追加のデータベース・サーバが定義されている場合は、[サーバ名]リストから別の名前を選択できます。
Unicode で作成 テンプレートを Unicode で作成する場合は、[Unicodeで作成]チェックボックスを選択します。
[Unicodeで作成]チェックボックスが表示されるのは、MS-SQL サーバで空のプロジェクトを作成する場合のみです。Unicode は、多言語サポートに対応する MS-SQL の機能です。
プロジェクトの作成後に、プロジェクトを Unicode に変換することもできます。詳細については、プロジェクトを Unicode に変換を参照してください。
選択したデータベース・サーバでテキスト検索が有効になっていない場合は、メッセージ・ボックスが開きます。メッセージには、このプロセスの完了後にテキスト検索を有効にできるということが示されます。テキスト検索を有効にする方法の詳細については、テキスト検索の設定を参照してください。
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次のいずれかを実行して、[次へ]をクリックします。
Oracle プロジェクトを作成している場合 次の内容を入力します。
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表領域に作成:新規プロジェクトを格納できるだけの領域が十分にあるストレージ場所を選択します。ストレージ場所として UNDO は使用しないでください。
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一時表領域:新規プロジェクトを格納できるだけの領域が十分にある一時ストレージ場所を選択します。
Microsoft SQL プロジェクトを作成している場合 プロジェクト管理者を追加します。詳細については、「プロジェクト管理者の追加」ステップを参照してください。
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[サマリ]ステップで、作成するプロジェクトの詳細を確認します。
詳細については、「[サマリ]ステップ」を参照してください。
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[作成]をクリックします。
デモ・プロジェクトの作成
利用可能:SaaS のみ
この項では、デモ・プロジェクトを作成する方法について説明します。
デモ・プロジェクトを作成するには、次の手順を実行します。
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[サイト管理]>[プロジェクト]タブを開きます。
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[プロジェクトの作成]をクリックして、[プロジェクトの作成]ウィザードを開きます。
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[タイプの選択]ステップで、[Quality Centerデモプロジェクトの作成]オプションを選択し、[次へ]をクリックします。
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[詳細の追加]ステップで、プロジェクト名を入力し、プロジェクトを作成するドメインを選択します。
プロジェクトのアクティブ化 プロジェクトをアクティブ化するには、このオプションを選択します。
Application Lifecycle Management のログイン・ウィンドウでユーザが使用できるのは、アクティブ化されたプロジェクトのみです。プロジェクトは、作成した後でアクティブまたは非アクティブにすることもできます。詳細については、プロジェクトのアクティブ化と非アクティブ化を参照してください。
バージョン管理を有効にする 選択すると、プロジェクトのバージョン管理が有効になります。プロジェクトのバージョン管理は、プロジェクトを作成した後で有効にすることもできます。詳細については、プロジェクトのバージョン管理の有効化と無効化を参照してください。
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[作成]をクリックします。
参照情報: