プロジェクトの計画と追跡の KPI のカスタマイズ

プロジェクトの計画と追跡(PPT)の KPI を作成し、カスタマイズできます。

編集: [プロジェクト カスタマイズ]の[プロジェクト計画と追跡]リンクは、ALM エディション でのみ利用できます。エディションとサポートされる機能の詳細については、エディションとライフサイクルを参照してください。

このトピックの内容:

PPT KPI について

PPT は、重要業績評価指数(KPI)を使用して、リリースのマイルストーンからデータを収集します。KPI とは、時間の経過に合わせて重要業績変数を追跡するように設計された定量化可能な測定値であり、品質管理活動における必要不可欠な結果を測定するためのものです。各 KPI は、ニーズに合わせてカスタマイズできます。システム定義された KPI をカスタマイズしたり、ユーザ定義 KPI を作成できます。

PPT スコアカードでリリースの全体的な正常性とデプロイメントの準備状況を分析するとき、スコアカードに表示される KPI グラフをカスタマイズすることで、出力をさらに分かりやすくすることができます。

PPT の詳細については、プロジェクトの計画と追跡(PPT)リリースを参照してください。

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PPT KPI の作成とカスタマイズ

PPT KPI を作成し、カスタマイズするには、次の手順を実行します。

  1. [プロジェクトカスタマイズ]ウィンドウの左の表示枠で[プロジェクト計画と追跡]をクリックします。

  2. 新しい KPI を作成するには、[新規]をクリックします。名前を入力し、新しい KPI のエンティティ・タイプと測定タイプを選択します。[OK]をクリックします。

    既存の KPI から KPI を作成するには、既存の KPI を選択して[名前を付けて作成]をクリックします。新規 KPI の名前を入力します。[OK]をクリックします。

    エンティティ・タイプで KPI をフィルタリングするには、[次でフィルタ]リストから、関連するエンティティ・タイプを選択します。すべての KPI タイプを表示するには、[なし]を選択します。

  3. 一般]タブで、KPI の一般プロパティを設定します。

    しきい値設定

    KPI が良好となる値の条件

    選択した KPI の値の期待される時間変化の方向。この条件に応じて、値が[高い]または[低い]ほど、KPI は良好になります。

    標準設定値:高い

    良好を表す標準設定しきい値

    指定された値よりも「大きい」または「小さい」値が、良好な KPI 状態を示します。

    警告範囲

    良好 (より高い)/(より低い)」しきい値に関連するパーセンテージ値です。KPI が良好となる値の条件が「高い」である場合、「良好 (より高い)」しきい値が 100 に設定され、警告範囲が 10% に設定されていると、90100 の間にある値では、警告が発生します。90 未満の値は、不良の KPI 状態を示します。

    測定

    測定タイプ

    測定の方法。KPI の作成後に編集することはできません。

    KPI の測定タイプが[パーセント]の場合、[次の項目の測定パーセント]セクションは、パーセンテージ計算に使用する分子を示します。[次の範囲外]セクションは、パーセンテージ計算に使用する分母を示します。

    関数

    次のいずれかを示します。

    • カウント:エンティティの個数をカウントします。

    • 次のフィールド値の合計:すべてのエンティティの指定されたフィールドの値を合計します。

    測定するエンティティ

    選択した KPI に対して、指定したタイプのエンティティをフィルタできます。

    • フィルタ/ソートの設定:[フィルタ]ダイアログ・ボックスが開き、フィルタを定義できます。詳細については、[フィルタ]ダイアログ・ボックスを参照してください。

    • フィルタのクリア:定義済みフィルタをクリアします。

    遷移を考慮

    設定]ボタンを利用できるようにします。

    遷移を設定すると、KPI は変更数をカウントするのではなく、フィールド値の変化を集計します。


    [遷移の設定]ダイアログ・ボックスが開き、KPI 値を測定するときの、フィールドの変更のカウント方法を定義できます。

    • 次のフィールドでの測定値の変更:フィールド値の変更の集計に使用するフィールドを示します。

    • 値が変化した時 - 変更前:指定したフィールド値から値が変化するときに集計します。値を $ANY にすると、現在表示されている値に関わらず集計されます。

    • 値が変化した時 - 変更後:指定したフィールド値に値が変化するときに集計します。値を $ANY にすると、現在表示されている値に関わらず集計されます。

    • リストの更新:[測定値]ダイアログ・ボックスが開き、変更を測定するときに使用する値を選択できます。

    • 変更の蓄積:日次ベース、マイルストーンの期間、またはリリースの期間で変更を集計できるようにします。

  4. KPI アナリシス]タブで、KPI ドリルダウン・グラフで表示する内訳グラフを 2 つ追加で定義します。詳細については、KPI アナリシスの表示を参照してください。

    グラフ 1/グラフ 2

    グラフの有効、無効を切り替えます。

    名前

    グラフの名前。

    関数

    次のいずれかを選択します。

    • カウント:エンティティの個数をカウントします。

    • 次のフィールド値の合計:すべてのエンティティの指定されたフィールドの値を合計します。

    測定するエンティティ

    選択した KPI に対して、指定したタイプのエンティティをフィルタできます。

    • フィルタ/ソートの設定:[フィルタ]ダイアログ・ボックスが開き、フィルタを定義できます。詳細については、[フィルタ]ダイアログ・ボックスを参照してください。

    • フィルタのクリア:定義済みフィルタをクリアします。

    グループ分け

    グラフで、データをグループ化するフィールドを決定します。

    棒グラフ/円グラフ/グリッド

    グラフのタイプを示します。

  5. 保存]をクリックして変更内容を保存します。

参照情報: