データ非表示
グループから特定のレコードを非表示にすることができます。非表示にすることができるのは、不具合、ライブラリ、要件、ビジネス・コンポーネント、リソース、テスト、テスト・セットに関連するレコードです。
グループに対してデータを非表示にする前に、次のことを考慮してください。
標準設定のビューア・グループのユーザの場合 |
ユーザが作成されると、そのユーザはデータ非表示フィルタ設定が無効になっている標準設定のビューア・グループに追加されます。つまり、ユーザはすべてのデータを表示できます。 データ非表示フィルタが設定されている別のグループにユーザが追加された場合でも、ユーザはビューア・グループに属している限り、すべてのデータを表示できます。 したがって、データ非表示設定をユーザに適用する場合は、そのユーザをビューア・グループから削除してください。 |
クロス・プロジェクト・カスタマイズ - リンクされたプロジェクトの使用 |
テンプレート・プロジェクトにリンクされているプロジェクトを使用している場合、テンプレート・プロジェクトで定義されたフィールドのデータを非表示にすることはできません。 テンプレート・プロジェクトで定義されたグループに対して、プロジェクトで定義されたユーザ定義フィールドのデータは非表示にできます。[グループとアクセス許可]ページで、グループ・リストでグループを選択し、[データ非表示]タブをクリックして、表示するデータを指定してください。 |
グループに対してデータを非表示にするには、次の手順を実行します。
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[プロジェクト カスタマイズ]ウィンドウの左側の表示枠で、[グループとアクセス許可]をクリックします。
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グループ・リストから、データを非表示にするグループを選択します。
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[データ非表示]タブをクリックします。
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データを非表示にするエンティティをクリックします。たとえば、[不具合]をクリックします。右側の表示枠に、現在設定されているフィルタと、選択されているグループのユーザが不具合モジュールで現在表示できるフィールドが表示されます。
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フィルタを設定するか、表示フィールドを定義することで、データを非表示にすることができます。
フィルタの設定 特定のフィールドに対してフィルタを設定し、グループが表示できるレコードを制限できます。たとえば、フィールド[責任者]のフィルタを [CurrentUser] に設定できます。その場合は、現在のユーザに割り当てられているレコードのみが表示されるようになります。
フィルタを設定するには、次の手順を実行します。
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[フィルタ/ソートの設定]をクリックします。
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1 つまたは複数のフィルタを設定し、[OK]をクリックします。
フィルタ処理の詳細については、[フィルタ]ダイアログ・ボックスを参照してください。
[親要件]フィールドに基づいてグループの要件をフィルタ処理する場合、選択した親の下にある要件がすべて要件グリッドに表示されます。要件ツリーに要件は表示されません。
空のテスト・サブジェクト・フォルダおよびテスト・セット・フォルダは、フィルタ結果に含まれません。
表示フィールドの定義 モジュール内のフィールドで、グループに表示するフィールドと非表示にするフィールドを選択できます。ある決まったグループに属するユーザにとって表示する必要があるのは、自分の作業に関連するデータのみです。たとえば、ファイル・システムからテスト・スクリプトへのアクセスを許可すべきではないグループに対して、テストモジュールの[パス]フィールドを非表示にすることができます。必須フィールドは、非表示にできません。
表示フィールドを定義するには、次の手順を実行します。
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[表示フィールドの設定]をクリックします。
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フィールドを非表示にするには、フィールドを[表示するカラム]から[利用可能なカラム]に移動します。
マークが付いているフィールドは、削除できません。
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[OK]をクリックします。
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[保存]をクリックします。
参照情報: