ヘルス・レポート
この項では、ALM ヘルス・レポートを使用してプロジェクトを分析する方法について説明します。
このトピックの内容:
ヘルス・レポートの概要
ALM ヘルス・レポートは、以下の進行状況を監視し管理するのに役立ちます。
ブロックされたテスト |
ALM プロジェクト内のブロックされたテスト・インスタンスのテスト・サマリを表示します。 |
不具合期間 | ALM プロジェクト内の不具合が検出されてから現在までの経過時間を示します。不具合の経過時間は、不具合が報告された時点から開始し、解決して終了した時点で終わりとなります。 |
不具合がない失敗したテスト | 直接または間接のリンク不具合のない失敗したテスト・インスタンスを表示します(ALM 15.0.1 から利用可能)。 |
プロジェクトの進行状況 | ALM プロジェクトの要件に加えられた変更の表示期間ごとの履歴を表示します。 |
要件カバレッジ | テスト・カバレッジのステータスごとに、現在 ALM プロジェクトに存在する要件の数を示します。 |
テスト・サマリ |
ステータスに応じたテスト・インスタンスの数と割合を表示します(ALM 15.0.1 から利用可能)。 |
テスト実行 - 計画と実績 | 定義したテスト範囲と期間について、テスト実行の実際の進行状況と理想的な進行状況を示します。 |
ヘルス・レポートの生成
このタスクでは、ALM プロジェクトのヘルス・レポートを生成する方法について説明します。
ヘルス・レポートを生成するには、次の手順を実行します。
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ヘルス・レポートを選択します。
- ALM サイドバーの[ダッシュボード]の下で、[アナリシス ビュー]を選択します。
- 公開の下で、ヘルス・レポート・フォルダを展開し、レポートを選択します。
新しいヘルス・レポート・フォルダを追加するには、次の手順を実行します。
- ALM サイドバーの[ダッシュボード]の下で、[ダッシュボード ビュー]を選択します。[新規ヘルスレポート]
をクリックすると、新しいヘルス・レポート・ダッシュボードが追加されます。
- [アナリシス ビュー]を選択します。公開の下で、ヘルス・レポート・フォルダを展開し、レポートを選択します。
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ヘルス・レポートの設定
[設定]タブをクリックして、データのフィルタリング、グループ化、X 軸の値などのグラフの設定を指定します。
UI 要素
説明
フィルタの設定:選択した条件に基づいてデータをフィルタ処理できます。詳細については、フィルタ条件を参照してください。
現在のフィルタが[フィルタ]ボックスに表示されます。
注:[グループ分け]フィールドと同じフィールドにフィルタを設定すると、履歴データがグラフに表示される場合があります。
フィルタのクリア:現在のフィルタをクリアします。
[プロジェクトの選択]ダイアログ・ボックスが開き、レポートに含めるプロジェクトを選択できます。
詳細については、グラフのプロジェクトの選択を参照してください。
利用場所:[設定]タブ([アナリシス メニュー]タブでは利用できません)
経過グループ分け ある期間より前(たとえば、6 か月より前)のすべての不具合を 1 つのカラムにまとめ、その期間内のすべての不具合を別のカラムにまとめることができます。あるいは、有効なすべての期間で不具合をまとめることもできます。
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不具合を 2 つのカラムにグループ分けするには、期間を選択します。
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有効な期間をすべて表示するには、[グループ化なし]を選択します。
グループ分け グラフ・データのグループ分けの基準にする情報を特定するフィールドを選択します。データのグループ分けは、文字列またはリスト・フィールドによってのみ行うことができます。
クロス・プロジェクト・グラフの場合、データをプロジェクトごとにグループ分けするには[QC プロジェクト]を選択します。
進行状況グラフまたはトレンド・グラフ:[グループ分け]フィールドと同じフィールドにフィルタを設定すると、グラフのグループにフィルタで除外した値が含まれる可能性があります。これは、進行状況グラフとトレンド・グラフでは、フィルタが現在の値に作用するのに対して、グルーピングが過去の値に作用するからです。たとえば、不具合グラフの[グループ化]フィールドが[ステータス]に設定されていて、現在のフィルタにステータスが「修正中」のすべての不具合が含まれているとします。ここで、グラフを生成すると、フィルタに「却下」が含まれていない場合でも、修正中の不具合の前のすべてのステータス(「却下」など)がグラフに表示されます。
期間 グラフの対象となる期間。ドロップダウン・リストから期間を選択します。
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カスタム:任意の 2 つの日付の間の期間。開始日と終了日を設定します。
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週/月/四半期/年:過去の任意の時点の一定の期間。矢印を使用して前後の期間に移動するか、期間の開始日または終了日をドロップダウン・カレンダーで設定します。
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直近:現在の日付で終了する期間。時間単位(日、週、月、四半期、年)を選択し、グラフの対象とする時間単位の数を設定します。
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毎日:プロジェクトの開始日から現在の日付までのすべての期間を対象とします。
プロジェクトの選択 グラフに含めるプロジェクト。
グラフに含めるプロジェクトのリストを変更するには、[プロジェクトの選択]ボタンをクリックします。
粒度 データが X 軸上でグループ化される時間間隔。
'カバーされない' 親を表示する ステータスが「カバーされない」の親要件を含めるかどうかを選択します。
X 軸 グラフの X 軸に表示する情報を指定します。
Y 軸 Y 軸に表示するデータを指定します。
- [カウント][テスト インスタンス]には、テスト・インスタンスの総数が表示されます。
- [カウント][不具合]には、不具合の総数が表示されます。
- [カウント][要件]には、要件の総数が表示されます。
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ヘルス・レポートの表示
[表示]タブをクリックします。詳細については、エンティティ・グラフの表示を参照してください。
ヘルス・レポート・ダッシュボードの生成
このタスクでは、複数のヘルス・レポート・グラフを 1 つのビューに配置できるダッシュボードを生成する方法について説明します。
ヘルス・レポート・ダッシュボードを生成するには、次の手順を実行します。
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OpenText Application Quality Management サイドバーの[ダッシュボード]の下で、[ダッシュボード ビュー]を選択します。
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公開ルート・フォルダの下で、[ヘルス レポート]を選択します。
新規ヘルス・レポート・ダッシュボードを追加するには、[ダッシュボード]>[新規ヘルスレポート]を選択します。公開ルート・フォルダの下に、新しいダッシュボードが追加されます。
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[詳細]をクリックし、ダッシュボード・ページの説明を追加します。
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[設定]タブをクリックして、ダッシュボード・ページに含めるグラフを配置します。詳細については、ダッシュボードを参照してください。