エンティティ・グラフの生成

この項では、エンティティ・グラフを作成および生成するさまざまな方法について説明します。

このトピックの内容:

グラフ・ウィザードによるエンティティ・グラフの生成

グラフ・ウィザードは、エンティティ・グラフの作成およびその設定に関連したステップを手順に沿って進めます。

グラフ・ウィザードは、アナリシス・ビュー・モジュールから起動することも、ほかの OpenText Application Quality Management モジュールでの作業中に起動することもできます。

  1. グラフ・ウィザードを起動します。

    アナリシス・ビュー・モジュールから

    アナリシス・ビュー・モジュールからグラフ・ウィザードを起動するには、次の手順を実行します。

    1. OpenText Application Quality Management サイドバーの[ダッシュボード]の下で、[アナリシス ビュー]を選択します。

    2. フォルダを右クリックし、[グラフ ウィザード]を選択します。

    エンティティ・モジュールから

    エンティティ・モジュール(要件、ビジネス・コンポーネント、テスト計画、テスト・ラボ、または不具合)でグラフ・ウィザードを起動するには、モジュールを開き、[アナリシス]>[グラフ]>[グラフ ウィザード]を選択します。

  2. ウィザードの[グラフタイプを選択]ステップで、[エンティティ グラフ]を選択します。[次へ]をクリックします。

  3. エンティティ タイプの選択]ステップで、[エンティティ]フィールドからエンティティ・タイプを選択します。[グラフ タイプ]フィールドで、定義済みのエンティティ・グラフ・タイプを選択します。[次へ]をクリックします。

  4. プロジェクトの選択]ステップで、グラフに含めるプロジェクトを選択します。[次へ]をクリックします。

    UI 要素 説明
    現在のプロジェクトを使用 現在のプロジェクトだけをグラフに含めます。
    選択したプロジェクトを使用 プロジェクト・グリッドに表示されているプロジェクトをグラフに含めます。プロジェクトの選択を変更するには、[選択]をクリックします。
  5. ウィザードの[フィルタの選択]ステップで、グラフのフィルタを定義します。

    UI 要素 説明
    現在のフィルタを使用

    エンティティ・モジュールからグラフ・ウィザードを起動した場合にのみ利用できます。

    データに適用されている現在のフィルタが使用されます。

    フィルタを使用しない 選択したエンティティのすべてのレコードが含められます。
    新規フィルタを定義

    新しいフィルタまたはクロス・フィルタを定義できます。[フィルタ]ボタンをクリックして[フィルタ]ダイアログ・ボックスを開き、フィルタを定義します。

    詳細については、フィルタ条件を参照してください。

  6. ウィザードの[グラフ属性の選択]ステップで、[グループ化]および[X 軸]属性を設定します。

    UI 要素 説明
    グループ化フィールド

    グラフでデータをグループ分けするために使用するフィールド。

    進行状況グラフおよびトレンド・グラフの場合、履歴が有効になっているフィールドのみを選択できます。フィールドの履歴の有効化の詳細については、プロジェクト・エンティティのカスタマイズを参照してください。

    グラフに複数のプロジェクトが含まれている場合、選択できるのは、選択されたプロジェクトのすべてに存在するフィールドだけです。データをプロジェクトごとに グループ分けするには、[QC プロジェクト]値を選択します。

    進行状況グラフまたはトレンド・グラフ:グループ分け]フィールドと同じフィールドにフィルタを設定すると、グラフのグループにフィルタで除外した値が含まれる可能性があります。これは、進行状況グラフとトレンド・グラフでは、フィルタが現在の値に作用するのに対して、グルーピングが過去の値に作用するからです。たとえば、不具合グラフの[グループ化]フィールドが[ステータス]に設定されていて、現在のフィルタにステータスが「修正中」のすべての不具合が含まれているとします。ここで、グラフを生成すると、フィルタに「却下」が含まれていない場合でも、修正中の不具合の前のすべてのステータス(「却下」など)がグラフに表示されます。

    編集: Quality Center Enterprise Edition では、複数のプロジェクトをグラフに含めることはできません。エディションとその機能の詳細については、エディションとライフサイクルを参照してください。使用しているエディションを調べるには、サイト管理者に問い合わせてください。

    X 軸フィールド

    サマリ・グラフを作成する場合に、X 軸に使用するフィールドを表します。

    グラフに複数のプロジェクトが含まれている場合、選択できるのは、選択されたプロジェクトのすべてに存在するフィールドだけです。X 軸にプロジェクトを表示するには、[QC プロジェクト]値を選択します。

    編集: Quality Center Enterprise Edition では、複数のプロジェクトをグラフに含めることはできません。エディションとその機能の詳細については、エディションとライフサイクルを参照してください。使用しているエディションを調べるには、サイト管理者に問い合わせてください。

  7. 完了]をクリックしてグラフを生成します。
  8. (オプション)グラフをアナリシス・ツリーに追加する場合は、[アナリシス ツリーに追加]をクリックします。これにより、後で使用する際にグラフをすばやく設定し、生成できます。

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[新規グラフ]ウィンドウを使用したエンティティ・グラフの生成

[新規グラフ]ウィンドウを使用してアナリシス・ツリーにエンティティ・グラフを追加し、グラフを設定して、生成できます。

アナリシス・ツリーにエンティティ・グラフを追加して生成するには、次の手順を実行します。

  1. OpenText Application Quality Management サイドバーの[ダッシュボード]の下で、[アナリシス ビュー]を選択します。

  2. フォルダを右クリックし、[新規グラフ]を選択します。エンティティ・タイプとグラフ・タイプを選択します。グラフの名前を入力します。

  3. OK]をクリックします。

    グラフがアナリシス・ツリーに追加され、自動的に生成されたグラフを[表示]タブで確認できます。

  4. 別の設定を使用してグラフを再生成する場合は、[設定]タブをクリックします。

    エンティティ・グラフの設定は、エンティティ・グラフ・タイプによって異なります。各タイプの設定の詳細については、エンティティ・グラフの設定を参照してください。

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エンティティ・モジュールでの定義済みエンティティ・グラフの生成

ALM には、要件、ビジネス・コンポーネント、テスト計画、テスト・ラボ、および不具合モジュールですぐに使用できるエンティティ・グラフが用意されています。これらのモジュールで作業をしている場合、その場でエンティティ・グラフを生成して、モジュール・データを分析できます。

定義済みのエンティティ・グループを作成するには、次の手順を実行します。

  1. ターゲット・モジュールを開きます。たとえば、要件モジュールなどです。

  2. [アナリシス メニュー]で[グラフ]を選択し、定義済みのグラフを 1 つ選択します。グラフは自動的に生成されます。

    たとえば、[要件サマリ - [優先度]によりグループ化]グラフなどです。

  3. (オプション)グラフをアナリシス・ツリーに追加する場合は、[アナリシス ツリーに追加]をクリックします。

    これにより、後で使用する際にグラフをすばやく設定し、生成できます。

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