ALM Robot のカスタマイズ
ALM Robot をカスタマイズして、更新するプロジェクトの選択元となる環境を定義し、アクティビティの終了時またはアクティビティ内のタスクの失敗時に電子メール通知を送信できます。
環境の追加
アクティビティ用のプロジェクトのソースとして、[Origin]を選択する場合、定義した環境に基づいて[Origin Instance]フィールドを設定します。詳細については、Select Projects Sourceを参照してください。
環境を追加するには、次の手順を実行します。
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ALM Robot で、
をクリックして、[Environment Management]を選択します。
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[Add]をクリックし、新しい環境について次の情報を入力します。
Name 環境に名前を付けます。 URL 環境のサーバ URL を入力します。 Site Admin user 環境のサイト管理者のユーザ名を入力します。 Site Admin password 環境のサイト管理者のパスワードを入力します。 -
[Save]をクリックします。
環境の詳細を編集するには、環境をダブルクリックします。
環境を検証するには、次の手順を実行します。
アップグレードするプロジェクトの Origin ソースとして環境を選択する場合は、環境を検証して、アップグレードが実行されるサーバからアクセスできるかどうかを確認する必要があります。
環境を検証するには、環境を選択して[Validate]をクリックします。
電子メール設定の定義
ALM Robot を設定して、アクティビティの終了時またはアクティビティ内のタスク(またはプロジェクト)の失敗時に、電子メール通知を送信することができます。電子メール通知には、アクティビティ名、アクティビティ・タイプ、タスク、タスク・ステータスなどの詳細が含まれています。
電子メール設定を定義するには、次の手順を実行します。
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ALM Robot で、
をクリックして、[Email Settings]を選択します。
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[Send Email Option]を選択して、電子メール通知を有効にします。
電子メール通知を有効にするには、最初に ALM メール・プロトコルを設定する必要があります。詳細については、メール設定の構成を参照してください。
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[Selected Users]をクリックして、電子メールを受信する必要があるユーザの電子メール・アドレスを入力します。アドレスはセミコロンで区切ります。
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[Save]をクリックします。
証明書のアップロード
アーカイブ済みプロジェクトのチェックサムを有効にする場合は、ALM Robot に証明書をアップロードする必要があります。詳細については、アーカイブされたプロジェクトのチェックサムの有効化を参照してください。
証明書をアップロードするには、次の手順を実行します。
- ALM Robot で、
をクリックして、[Upload Certificate]を選択します。
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[Upload Certificate]ダイアログ・ボックスで、次の内容を指定します。
Choose File to Upload をクリックして、証明書ファイルをアップロードします。
アップロードできるのは PFX ファイルのみです。
Keystore Password キーストア・パスワードを入力します。 Certificate Password 証明書のパスワードを入力します。 Alias 証明書のエイリアスを入力します。 - [Save]をクリックします。
ALM Robot 関連のパラメータの設定
サイト・パラメータを使用して、ALM Robot の次の動作を制御します。
同時に実行するタスクの量の定義 |
各ノードで同時に実行されるタスクの量を定義するには、ROBOT_MAX_TASKS_PER_NODE パラメータを設定します。 値を大きくすると、パフォーマンスが低下する可能性があるため、このパラメータは環境のパフォーマンスに応じて設定します。 |
ALM Robot ログのログ・レベルの定義 |
ALM Robot ログのログ・レベルを定義するには、ALM_ROBOT_LOGGER_DEBUG_LVL パラメータを設定します。 有効な値は次のとおりです。
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サイト管理者をプロジェクト管理者として設定 |
サイト管理者を選択したプロジェクトのプロジェクト管理者として自動的に設定するには、ROBOT_AUTO_ADD_USER パラメータを Y に設定します。 |
サイト・パラメータの詳細については、設定パラメータの指定を参照してください。
参照情報: