プロジェクトの構成について

OpenText Application Quality Management をインストールすると、インストール・プログラムによってプロジェクト・リポジトリがアプリケーション・サーバのファイル・システム上に作成されます。標準設定では、プロジェクト・リポジトリはアプリケーションのデプロイメント・ディレクトリに保存されます。Windows マシンの場合は C:\ProgramData\Micro Focus\ALM\repository、Linux マシンの場合は /var/opt/ALM/repository です。

次の図に、リポジトリの構成を示します。


プロジェクト・リポジトリ内には、サブフォルダの saqc があります。

sa ディレクトリ

sa ディレクトリには、プロジェクト・リポジトリ内のすべてのプロジェクトで使用するグローバルな XML ファイル、スタイル・シート、テンプレート、レポートが格納されます。

sa ディレクトリの下には DomsInfo サブディレクトリがあり、次の情報が含まれています。

  • StyleSheets:グローバルなスタイル・シートを格納するサブディレクトリ。

  • Templates:新規プロジェクトの作成に使用するデータベース・テンプレートを格納するサブディレクトリ。

qc ディレクトリ

qc ディレクトリは、複数のユーザが共有する一連のドメイン用の作業領域です。各ドメインには、プロジェクトが格納されます。新しいプロジェクトを作成する際は、標準設定・ドメインまたはユーザ定義ドメインにプロジェクトを追加できます。

qc ディレクトリの下のプロジェクト・ディレクトリには、それぞれ次のサブディレクトリがあります。

  • ProjRep:すべてのプロジェクト・ファイル(テスト・スクリプト、レポート、添付ファイルなど)のリポジトリを含むサブディレクトリ。プロジェクト・リポジトリの詳細については、プロジェクト・リポジトリの管理を参照してください。

  • dbid.xml:プロジェクトへの接続を復元するために必要なプロジェクト情報を格納する初期化ファイル。プロジェクトへの接続の復元の詳細については、プロジェクトへのアクセスの復元を参照してください。

注: 標準設定でアクセスできるディレクトリと、アクセスが制限されたサーバ・ディレクトリにアクセスする方法については、RESTRICT_SERVER_FOLDERS パラメータを参照してください。詳細については、設定パラメータの指定を参照してください。