[パラメータのプロパティ]ダイアログ・ボックス

このページでは,パラメータのプロパティの表示と変更ができます。このダイアログ・ボックスは,使用するパラメータのタイプにより異なります。

利用方法
[VuGen]> パラメータを右クリック >[パラメータのプロパティ]

日時,グループ名,繰り返し回数,Load Generation 名,仮想ユーザ ID のパラメータ

ユーザ・インタフェース要素の説明は次のとおりです。

UI 要素
説明

日付と時刻の形式]または[テキストの形式]フィールドに指定したカスタム形式を形式リストに追加します。

選択した形式を形式リストから削除します。

形式リストを標準設定の状態に戻します。
日付と時刻の形式/テキストの形式
ここではカスタム形式を指定できます。日付と時刻の記号の一覧については,次の表を参照してください。
形式リスト
形式のリスト。日付と時刻の記号の一覧については,次の表を参照してください。
オフセット(日時タイプのみ)
日時パラメータのオフセットを設定できます。たとえば,翌月の日付をテストする場合は,日付オフセットを 30 日に設定します。
  • 平日のみ: 平日のみ(土曜日と日曜日を除く)の値を使用します。

    注: 休日を変更するには,vugen.ini ファイルの Misc セクションで NonWorkingDays パラメータを設定します。

    [Misc]
    NonWorkingDays="5,6"

    曜日は次のように整数で表されます。

    月 = 1,火 = 2,水 = 3,木 = 4,金 = 5,土 = 6,日 = 7

  • 当日以前: 過去の日付または時刻のオフセット(負のオフセット)を設定します。

パラメータのタイプ
パラメータ・タイプ。詳細については,「パラメータ・タイプ」を参照してください。
サンプル(現在時刻)
選択した形式に基づいてパラメータ値のサンプルが表示されます。
更新のタイミング
  • 出現ごと: スクリプト内でパラメータが出現するたびに新しい値を使用します。パラメータを使っているステートメントどうしが関連していない場合に有用です。たとえば,ランダムなデータを使用する場合には,パラメータが現れるたびに異なる値を使うと有効です。

  • 反復ごと: 反復につき一度,パラメータを更新します。そのパラメータが 1 つのスクリプトに複数回現れる場合,仮想ユーザは 1 回の反復でそのパラメータが現れるたびに同じ値を使います。これは,パラメータを使うステートメントどうしが関連している場合に有用です。

    注: 独自に反復カウントを使って反復処理を行うアクション・ブロックを作成した場合,そこにパラメータが含まれていて,VuGen に反復ごとに値を更新するよう指定した場合でも,VuGen が対象とする反復は当該ブロックの反復ではなく,スクリプト全体のグローバルな反復なので,ブロックの反復ではパラメータが更新されません。

  • 一度だけ: シナリオの実行中に,パラメータ値を一度だけ更新します。仮想ユーザはすべての反復でパラメータのすべての出現箇所で同じパラメータ値を使います。このタイプは日付と時刻を使う場合に有用です。

次の表に日付と時刻の記号の意味を示します。

記号
説明
c
年月日(数字)と時刻
#c
年月日(文字列)と時刻
H
時間(24 時間表示)
I
時間(12 時間表示)
M
S
p
午前(AM)または午後(PM)
d
曜日
m
月(01 ~ 12 までの数字)
b
月(省略した文字列。たとえば Dec)
B
月(省略しない文字列。たとえば December)
y
年(短い形式。たとえば 03)
Y
年(長い形式。たとえば 2013)

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ファイル・パラメータ

ユーザ・インタフェース要素の説明は次のとおりです。

UI 要素
説明

列をデータ・セットに追加します。

行をデータ・セットに追加します。

新しいデータ・テーブルを作成します。

[ファイルからパラメータ値をインポート]ダイアログ・ボックスを開いて,ASCII ファイルからパラメータ値をインポートできます。詳細については,「ファイルからのパラメータ値のインポート」を参照してください。

データ・セットから列を削除します。

データ・セットから行を削除します。

メモ帳でパラメータ値の表示と編集ができます。VuGen では UI に表示されるのは最大で 100 行のみのため,大規模データ・セットを使用する場合はこれが重要です。
メモ帳が開いて,1 行目にパラメータ名,2 行目にパラメータの元の値が表示されます。追加の列名と値をファイルに入力します。カンマやタブなどの区切り文字を使用して列の区切りを示します。テーブルの行ごと(新しいデータ行ごと)に改行します。

[パラメータ シミュレーション]ダイアログ・ボックスを開きます。これにより,ユーザのデータ・セットを使用してパラメータの動作をシミュレートできます。詳細については,「[パラメータ シミュレーション]ダイアログ・ボックス」を参照してください。
列の選択
列番号または列名によって,データ・ソースとして使用する列を選択できます。
ファイル形式
  • 列の区切り文字: データ・ファイル内で値を区切るために使用する文字。

  • 先頭データ行: 仮想ユーザ・スクリプトの実行中に使用するデータの 1 行目。ヘッダは 0 行目です。ヘッダの後の最初の行から開始するには,「1」を指定します。ヘッダがない場合には,「0」を指定します。

次行の選択方法
仮想ユーザ・スクリプトの実行中にファイル・データを選択する方法。オプションには,[順次],[ランダム],または[一意]があります。詳細については,「ファイルタイプのパラメータにデータを割り当てる方法」を参照してください。
更新のタイミング
パラメータを次の値に切り替えるタイミングを決定する方法。[反復ごと],[出現ごと],[一度だけ]から選択します。詳細については,「ファイルタイプのパラメータにデータを割り当てる方法」を参照してください。
使用可能な値の終了後
一意のデータがなくなった場合に実行する処理を指定します。[仮想ユーザの中止],[循環形式で続行],[最後の値で続行]のいずれかを指定します。
Controller で仮想ユーザの値を割り当てる
(LoadRunner のみ)。パラメータ値のデータ・ブロックを仮想ユーザに割り当てる方法を示します。Controller にブロック・サイズを自動的に割り当てさせるか,必要なブロック・サイズを指定して各仮想ユーザに割り当てることができます。
  • ブロック・サイズを自動的に割り当てる: ブロック・サイズは,パラメータ値の数を仮想ユーザ数で割ることによって計算されます。
  • 各仮想ユーザに x 件の値を割り当てる: 仮想ユーザに割り当てる値の数を指定します。
これを追跡するには,[実行環境設定]の[ログ]で,[拡張ログ]>[パラメータ置換]オプションを有効にします。十分なパラメータ値がない場合は,VuGen は仮想ユーザ・ログに次の警告メッセージを表示します。「このパラメータの一意の値はこれ以上テーブル<テーブル名>にありません」
ファイル・パス
使用するパラメータのデータを含む .dat ファイルを選択します。また,[テーブルの作成]ボタンを使用して新しいデータ・セットを作成することもできます。

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テーブル・パラメータ

ユーザ・インタフェース要素の説明は次のとおりです。

UI 要素
説明

列をデータ・セットに追加します。

行をデータ・セットに追加します。

新しいデータ・テーブルを作成します。

[ファイルからパラメータ値をインポート]ダイアログ・ボックスを開いて,ASCII ファイルからパラメータ値をインポートできます。詳細については,「ファイルからのパラメータ値のインポート」を参照してください。

データ・セットから列を削除します。

データ・セットから行を削除します。

メモ帳でパラメータ値の表示と編集ができます。VuGen では UI に表示されるのは最大で 100 行のみのため,大規模データ・セットを使用する場合はこれが重要です。
メモ帳が開いて,1 行目にパラメータ名,2 行目にパラメータの元の値が表示されます。追加の列名と値をファイルに入力します。カンマやタブなどの区切り文字を使用して列の区切りを示します。テーブルの行ごと(新しいデータ行ごと)に改行します。

Controller で仮想ユーザの値を割り当てる
(LoadRunner のみ)。パラメータ値のデータ・ブロックを仮想ユーザに割り当てる方法を示します。Controller にブロック・サイズを自動的に割り当てさせるか,必要なブロック・サイズを指定して各仮想ユーザに割り当てることができます。
  • ブロック・サイズを自動的に割り当てる: ブロック・サイズは,パラメータ値の数を仮想ユーザ数で割ることによって計算されます。
  • 各仮想ユーザに x 件の値を割り当てる: 仮想ユーザに割り当てる値の数を指定します。
これを追跡するには,[実行環境設定]の[ログ]で,[拡張ログ]>[パラメータ置換]オプションを有効にします。十分なパラメータ値がない場合は,VuGen は仮想ユーザ・ログに「このパラメータの一意の値はこれ以上テーブル<テーブル名>にありません」という警告メッセージを表示します。
使用する列。または,[すべて選択する]を選択します。
1 つまたは複数の列を番号で指定するには,[番号順に表示する]を選択し,列番号をカンマまたはダッシュで区切って入力します。列番号とはデータを含んでいる列のインデックスです。たとえば,パラメータのデータがテーブルの最初の列にある場合は,1 を選択します。
列の区切り文字]ボックスで,列の区切り文字を選択します。区切り文字とは,テーブルの列を区切るために使用する文字です。カンマ(Comma),タブ(Tab),またはスペース(Space)を利用できます。
ファイル・パス
使用するパラメータのデータを含む .dat ファイルを選択します。また,[テーブルの作成]ボタンを使用して新しいデータ・セットを作成することもできます。
ログ表示に使用する行区切り文字
この区切り文字は出力ログで行を区別するのに使用されます。パラメータ置換ログを有効にしている場合は,置換された値が再生ログに送信されます。再生ログ内の行区切り文字は,新しい行を示します。
  • 反復ごとの行数: 反復ごとに使用する行の数。これは[更新のタイミング]フィールドを[反復ごと]に設定したときのみ有効です。[更新のタイミング]が[一度だけ]に設定されている場合は,すべての反復で同じ行が使用されます。

  • 第 1 行目のデータ: スクリプトの実行中に使用するデータの 1 行目。ヘッダの後の最初の行から開始するには,「1」を入力します。

  • : 利用可能なデータ行数など,テーブルに関する情報を表示します。

次行の選択方法
仮想ユーザ・スクリプトの実行中にファイル・データを選択する方法。オプションには,[順次],[ランダム],または[一意]があります。詳細については,「ファイルタイプのパラメータにデータを割り当てる方法」を参照してください。
更新のタイミング
パラメータを次の値に切り替えるタイミングを決定する方法。[反復ごと],[出現ごと],[一度だけ]から選択します。詳細については,「ファイルタイプのパラメータにデータを割り当てる方法」を参照してください。
行数が不足する場合の対処法
テーブルに反復のための十分な行がない場合に VuGen が実行する処理を指定します。
例: 設定するテーブルの行数は 3 ですが,データには 2 行しかありません。2 つの行のみ設定する場合は,[パラメータは必要未満の行数を受け取ります]を選択します。[次行の選択方法]ボックスで指定した方法に従って次の行を反復処理して取得する場合は,[「次行の選択方法」の動作を使用する]を選択します。
使用可能な値の終了後
一意のデータがなくなった場合に実行する処理を指定します。[仮想ユーザの中止],[循環形式で続行],[最後の値で続行]のいずれかを指定します。

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乱数パラメータ

ユーザ・インタフェース要素の説明は次のとおりです。

UI 要素
説明
数字の形式
パラメータに含める最小桁数を指定します。%01d は 1 桁の数字を表し,%02d は 2 桁の数字を表します(以降同様に続く)。
ランダムの範囲
乱数値の最小と最大の範囲。
サンプル値
選択した数値形式に基づいてサンプルの最小値と最大値を表示します。
更新のタイミング
  • 出現ごと: スクリプト内でパラメータが出現するたびに新しい値を使用します。パラメータを使っているステートメントどうしが関連していない場合に有用です。たとえば,ランダムなデータを使用する場合には,パラメータが現れるたびに異なる値を使うと有効です。

  • 反復ごと: 反復につき一度,パラメータを更新します。そのパラメータが 1 つのスクリプトに複数回現れる場合,仮想ユーザは 1 回の反復でそのパラメータが現れるたびに同じ値を使います。これは,パラメータを使うステートメントどうしが関連している場合に有用です。

    注: 独自に反復カウントを使って反復処理を行うアクション・ブロックを作成した場合,そこにパラメータが含まれていて,VuGen に反復ごとに値を更新するよう指定した場合でも,VuGen が対象とする反復は当該ブロックの反復ではなく,スクリプト全体のグローバルな反復なので,ブロックの反復ではパラメータが更新されません。

  • 一度だけ: シナリオの実行中に,パラメータ値を一度だけ更新します。仮想ユーザはすべての反復でパラメータのすべての出現箇所で同じパラメータ値を使います。このタイプは日付と時刻を使う場合に有用です。

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固有番号パラメータ

注: Controller でシナリオのスケジュールを設定する際,[使用可能な値の終了後]オプションは,スケジュール・ビルダの[継続時間]タブの[(HH:MM:SS) の間実行する]オプションに対してのみ適用されます。[完了まで実行する]オプションに対しては無視されるので注意してください。

ユーザ・インタフェース要素の説明は次のとおりです。

UI 要素
説明
数字の形式
パラメータに含める最小桁数を指定します。%01d は 1 桁の数字を表し,%02d は 2 桁の数字を表します(以降同様に続く)。
数字の範囲
  • 開始: 開始の値。

  • 仮想ユーザごとのブロック・サイズ: 各仮想ユーザに割り当てる一意の数の量。たとえば,開始値に 1 を指定し,ブロック・サイズに 100 を指定すると,1 番目の仮想ユーザは 1 ~ 100 の値を使用でき,2 番目の仮想ユーザは 101 ~ 200 の値を使用できます(以降同様に続く)。

サンプル値
選択した形式に基づいてパラメータ値のサンプルが表示されます。
更新のタイミング
  • 出現ごと: スクリプト内でパラメータが出現するたびに新しい値を使用します。パラメータを使っているステートメントどうしが関連していない場合に有用です。たとえば,ランダムなデータを使用する場合には,パラメータが現れるたびに異なる値を使うと有効です。

  • 反復ごと: 反復につき一度,パラメータを更新します。そのパラメータが 1 つのスクリプトに複数回現れる場合,仮想ユーザは 1 回の反復でそのパラメータが現れるたびに同じ値を使います。これは,パラメータを使うステートメントどうしが関連している場合に有用です。

    注: 独自に反復カウントを使って反復処理を行うアクション・ブロックを作成した場合,そこにパラメータが含まれていて,VuGen に反復ごとに値を更新するよう指定した場合でも,VuGen が対象とする反復は当該ブロックの反復ではなく,スクリプト全体のグローバルな反復なので,ブロックの反復ではパラメータが更新されません。

  • 一度だけ: シナリオの実行中に,パラメータ値を一度だけ更新します。仮想ユーザはすべての反復でパラメータのすべての出現箇所で同じパラメータ値を使います。このタイプは日付と時刻を使う場合に有用です。

使用可能な値の終了後
仮想ユーザの値の範囲に達した場合に実行する処理を決定します。値の範囲は,開始値とブロック・サイズで決まります。
仮想ユーザの中止: 仮想ユーザ・スクリプトを終了します。
循環形式で続行: この仮想ユーザの一意の数を,割り当てられた範囲の先頭から再度開始します。たとえば,1 ~ 100 の範囲の仮想ユーザの値が 100 に達すると,値は 1 から再び開始されます。
最後の値で続行: このパラメータの以降のすべての出現箇所で,このパラメータに割り当てられた最後の値を使用します。たとえば,1 ~ 100 の範囲の仮想ユーザの値が 100 に達すると,スクリプトの最後まで 100 の値が継続します。

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ユーザ定義関数のパラメータ

ユーザ・インタフェース要素の説明は次のとおりです。

UI 要素
説明
関数名
関数の名前。DLL ファイルに作成した関数名をそのまま使用します。
ライブラリ名
関連するライブラリ・ファイルの場所。
更新のタイミング
  • 出現ごと: スクリプト内でパラメータが出現するたびに新しい値を使用します。パラメータを使っているステートメントどうしが関連していない場合に有用です。たとえば,ランダムなデータを使用する場合には,パラメータが現れるたびに異なる値を使うと有効です。

  • 反復ごと: 反復につき一度,パラメータを更新します。そのパラメータが 1 つのスクリプトに複数回現れる場合,仮想ユーザは 1 回の反復でそのパラメータが現れるたびに同じ値を使います。これは,パラメータを使うステートメントどうしが関連している場合に有用です。

    注: 独自に反復カウントを使って反復処理を行うアクション・ブロックを作成した場合,そこにパラメータが含まれていて,VuGen に反復ごとに値を更新するよう指定した場合でも,VuGen が対象とする反復は当該ブロックの反復ではなく,スクリプト全体のグローバルな反復なので,ブロックの反復ではパラメータが更新されません。

  • 一度だけ: シナリオの実行中に,パラメータ値を一度だけ更新します。仮想ユーザはすべての反復でパラメータのすべての出現箇所で同じパラメータ値を使います。このタイプは日付と時刻を使う場合に有用です。

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XML パラメータ

Web サービスの XML パラメータの詳細については,「XML パラメータ」を参照してください。

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OK
LoadRunner Professional(旧称 LoadRunner)ヘルプセンターへようこそ。LoadRunner Professional は,パフォーマンス・テスト製品の新しい Micro Focus LoadRunner ファミリの一部です。