記録 - 概要
仮想ユーザ・スクリプトの開発には,次の手順が含まれます。このトピックでは,2 番目のステップ(仮想ユーザ・スクリプトの記録)の概要について説明します。
各仮想ユーザ・スクリプトには,vuser_init,Action(1 つ以上),vuser_end の少なくとも 3 つのセクションが含まれます。仮想ユーザ・スクリプトの反復を複数回実行するときは,スクリプトの Actions セクションだけが繰り返されます。vuser_init セクションと vuser_end セクションは繰り返されません。記録前または記録中には,VuGen によって記録される関数の挿入先となるスクリプトのセクションを選択できます。スクリプト・セクションの詳細については,「仮想ユーザ・スクリプトのセクション」を参照してください。
記録を開始する前に,スクリプトで記録オプションが正しく設定されていることを確認してください。記録オプションの詳細については,「記録オプション」を参照してください。
ユーザ・アクションの記録が完了すると,VuGen は,仮想ユーザ・スクリプトを生成し,他のさまざまな記録後処理を実行します。スクリプトを再生することにより,正常に機能することを確認できます。詳細については,「再生」 を参照してください。
クライアント・マシンに VuGen をインストールできない状況を解決するため,VuGen では,LoadRunner プロキシを使用してスクリプトを記録できます。プロキシ記録は,特定の Linux マシン,Mac OS マシン,モバイル・デバイスで必要になる場合があります。詳細については,「プロキシによる記録」を参照してください。
仮想ユーザ・スクリプトを正常に記録できれば,そのスクリプトを再生できます。詳細については,「再生の概要」 を参照してください。
関連項目: