[Load Generator の情報]>[ターミナル サービス]タブ

このタブにはターミナル・サービス・マネージャが表示され,それを使用して,ターミナル・サーバ上の負荷テスト・シナリオで実行される仮想ユーザを分配し,RDP 通信を有効にすることができます。

利用方法
Controller のツールバー >Load Generators]ボタン >追加]または[詳細
重要情報
この機能は,Load Generator がファイアウォール越しに置かれている場合にはサポートされません。
関連タスク
関連項目

ユーザ・インタフェース要素の説明は次のとおりです(ラベルのない要素は山括弧で囲んで示します)。

UI 要素
説明
標準設定 値を標準設定にリセットします。
ターミナル・サービス・マネージャの設定
ターミナル・サービス・マネージャを有効にする

([リモートデスクトッププロトコルを有効にする]が選択されている場合は,無効になっています。)

Controller で Load Generator 上のターミナル・セッションを使用して負荷を自動的に管理できるようになります。

注: 有効にすれば,余分な参照を加えずに,Load Generator 名だけでの参照が可能になります。

my_machinemy_machine:1my_machine:2 となるような 3 つの Load Generator セッションを使用する場合には,Load Generator リストに Load Generator として「my_machine」だけ挿入し,3 つのターミナルについてターミナル・サービス・マネージャを有効にします(ターミナル数 = 3 - 下記を参照)。

例:

有効にしない場合,my_machinemy_machine:1my_machine:2 の 3 つのターミナルをそれぞれ個々の Load Generator として挿入する必要があります。
各ターミナルに割り当てる仮想ユーザ数の上限
1 つのターミナル・セッションで実行する仮想ユーザの最大数。これは,スクリプトで使用されている仮想ユーザのタイプによって異なります。
標準設定: 50
例: GUI 仮想ユーザの場合は,ターミナル・セッションごとの最大仮想ユーザ数は 1 です。
ターミナル数
シナリオで使用するターミナルの数。シナリオ実行中に仮想ユーザを実行するターミナルごとに,ターミナル・クライアント・セッションを開く必要があります。
標準設定: 2
<接続オプション>
  • 既存のターミナル・サービス・セッションへ接続する: 既存の(開いている)ターミナル・セッションに接続できます。

    このオプションを選択すると,シナリオ実行中に仮想ユーザを実行するターミナルごとに,ターミナル・クライアント・セッションを手動で開く必要があります。

  • 新しいターミナル・サービス・セッションを作成する: Controller で,ターミナル・セッションを自動的に開いたり閉じたりできるようにします。このオプションを選択する場合は,自動ログインに必要な次の資格情報も指定します。[ユーザ名],[パスワード],および[ドメイン]:

RDP 設定
リモートデスクトッププロトコルを有効にする

([ターミナル サービス マネージャを有効にする]が選択されている場合は,無効になっています。)

選択した Load Generator のリモート・デスクトップ・セッションを設定できます。対話式 RDP セッションを実行しているときは,LoadRunner エージェントがサービスとして実行されているにもかかわらず,仮想ユーザはそのセッションで実行されます。これにより,GUI ベース・プロトコルのスクリプトの実行がサポートされます。

詳細については,「対話式 RDP セッションでの仮想ユーザの実行」 を参照してください。

注: RDP モードは,ローカル・ホストではサポートされません。このモードは,リモート Load Generator でのみ使用できます。

色深度および解像度 スクリプトが記録された環境の設定に一致するように,必要な RDP セッションの値を選択します。

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