[仮想ユーザの実行/停止]ダイアログ・ボックス

このダイアログ・ボックスを使用して,実行中のシナリオに仮想ユーザを追加したり,実行中の仮想ユーザを停止したりします。

このダイアログで行うアクションは,現在の実行にのみ適用されます。シナリオには保存されません。

利用方法
[実行]タブ >[シナリオ グループ]ペイン >
重要情報
  • このダイアログ・ボックスは,作業しているモードによって異なります。

    • 仮想ユーザ・グループ・モード: 各仮想ユーザ・グループに追加する新しい仮想ユーザの数,および追加の仮想ユーザを実行する Load Generator を指定します。

    • パーセント・モード: 各スクリプトに追加する仮想ユーザの割合([分配]ボックスに入力),および追加の仮想ユーザを実行する Load Generator を指定します。

      たとえば,[分配]ボックスに「12」と入力し,割合が 50%,25%,25% の 3 つのスクリプトがある場合,6 つの仮想ユーザが,50% のスクリプトに追加され,3 つの仮想ユーザが 25% の各スクリプトに追加されます。仮想ユーザを 1 つのスクリプトにのみ追加する場合は,割合を 100%,0%,および 0% に設定します。

      分配は割合にのみ依存し,スクリプトがチェック済みかどうかに依存しません。3 つのスクリプトがそれぞれ 33% に設定されているが,ただ 1 つだけがチェック済みの場合,仮想ユーザを追加すると,スクリプトごとに 33% 分配されます。仮想ユーザの分配後にスクリプトをチェックなしにすると,分配された仮想ユーザは削除されません。

  • 実行中のシナリオまたは仮想ユーザ・グループに仮想ユーザを追加する場合,現在のスケジューラの設定がすべての新しい仮想ユーザに自動的に適用されます。たとえば,シナリオまたは仮想ユーザ・グループに設定された実行時間が 5 分ある場合,それ以降に追加されたすべての仮想ユーザは,この時間間隔の残り時間だけ実行されます。

  • 実行を終了したシナリオまたは仮想ユーザ・グループに追加された仮想ユーザは,スケジュール設定には影響されず,シナリオの実行環境設定に従って実行されます。
関連タスク

ユーザ・インタフェース要素の説明は次のとおりです(ラベルのない要素は山括弧で囲んで示します)。

UI 要素
説明

初期化

追加した仮想ユーザを指定の Load Generator に分配することで初期化し,スクリプトを実行できるようになります。Controller は最初に,シナリオ内の実行されていない仮想ユーザを初期化し,定義した数に達するまで必要に応じて仮想ユーザを追加します。
実行:
初期化して実行
新規実行
  • 初期化して実行: シナリオ内のすでに初期化された仮想ユーザが実行されます。

  • 注: このオプションでは,現在初期化されている仮想ユーザよりも多くの仮想ユーザを実行することはできません。

  • 新規実行: 指定された数の仮想ユーザを実行します。Controller は最初に,シナリオ内の実行されていない仮想ユーザを実行し,定義した数に達するまで必要に応じて仮想ユーザを追加します。

停止

実行中の仮想ユーザを停止します。Controller は,[実行環境設定]タブで定義した設定に従って,仮想ユーザを停止します。詳細については,「[オプション]>[実行環境設定]タブ」を参照してください。
<チェック・ボックス>

InitRun,および Stop が適用される仮想ユーザ・グループまたはスクリプトを選択します。

%
(パーセント・モード)
各仮想ユーザ・スクリプトに分配される仮想ユーザの割合を入力します。
#
各スクリプトに分配される仮想ユーザの数を示します。
分配 X すべてのスクリプト内の仮想ユーザ
(パーセント・モード)
分配される仮想ユーザの数を入力します。[%](パーセント)カラムに入力した値に応じて仮想ユーザが分配されます。
Load Generators
仮想ユーザ・グループ/スクリプトに割り当てられている Load Generator。
グループ/スクリプトに複数の Load Generator を選択した場合,仮想ユーザのグループ/スクリプトに割り当てた仮想ユーザが Load Generator 間で均等に分配されます。
標準設定値(パーセント・モード): 全 Load Generator

注: Load Generator をリストに追加するには,リストで[追加]を選択します。詳細については,「[新規 Load Generator の追加]/[Load Generator の情報]ダイアログ・ボックス」を参照してください。

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