[結果の設定]ダイアログ・ボックス

このダイアログ・ボックスを使用して,Controller がシナリオ実行の結果を保存する場所を設定できます。

結果ディレクトリは,標準設定では使用しているマシンの一時フォルダに保存されます。LoadRunner Professional は,結果の名前を使用してサブフォルダを作成し,収集したすべてのデータをそのフォルダに配置します。

利用方法
[結果]>[結果の設定]

重要情報
ALM プロジェクトへの接続が開いていて,シナリオが ALM システムに保存されている場合,LoadRunner Professional は ALM システムのテスト・セットに結果を保存します。結果は,ローカルに保存することもできます。

ユーザ・インタフェース要素の説明は次のとおりです。

UI 要素
説明

[ファイル システム/OpenText ALM]ボタン

注:  

  • このボタンは,ALM プロジェクトへの接続が開いている場合にのみ表示されます。
  • ALM プロジェクトに接続していても,これまでに Controller ファイルシステムにシナリオを保存するように設定していた場合,このボタンは使用できません。

このボタンは,有効な保存場所を切り替えます。ダイアログ・ボックスの設定は,現在のモードに応じて変わります。

  • OpenText ALM:これが表示されている場合,現在のモードは Controller モードです。つまり,結果は Controller ファイル・システムのフォルダに保存されます。
  • ファイル・システム:これが表示されている場合,現在のモードは ALM モードです。つまり,結果は ALM ファイル・システムのフォルダに保存されます。 
結果の名前

実行結果フォルダの名前を指定します。

LoadRunner Professional では,各結果セットにわかりやすい名前を付けることができます。わかりやすい名前が特に役立つのは,結果の相互参照分析に対してです。結果の相互参照分析では,複数のシナリオ実行の結果が 1 つの Analysis グラフに重ねられ,複数のシナリオ実行結果を比較できるようになっています。

Analysis でシナリオの実行結果を比較すると,グラフにすべての結果セットが異なる色で表示されます。

注: 結果を保存するフォルダが異なっている場合でも,名前は異なるものを使用してください。Analysis グラフには名前のみが表示され,パスは表示されないため,名前が同じ場合は,結果を区別するのが困難になります。

ディレクトリ

結果が保存される Controller ファイル・システム内の場所を指定します。

  • 標準のファイル格納場所の設定(ローカル・マシン)を使っている場合には,シナリオ実行後に集められたすべての結果を格納するフォルダを指定します。

  • ファイルの格納先に共有ネットワーク・ドライブを指定している場合には,シナリオ実行中に仮想ユーザ・グループが書き込むフォルダを指定します。

注:  

テスト・セット
(ALM プロジェクトに接続しているときにのみ表示されます)

関係する ALM テスト・セットを選択します。

インスタンス
(ALM プロジェクトに接続しているときにのみ表示されます)

関係する ALM インスタンスを選択します。
シナリオの実行ごとに自動的に結果ディレクトリを作成する
シナリオの実行ごとに固有の結果フォルダを作成するよう LoadRunner Professional に指示します。標準設定では,res1res2res3 などの結果名になります。
確認せずに既存の結果ディレクトリを上書きする ユーザに確認せずに既存の結果セットを自動的に上書きするよう LoadRunner Professional に指示します。

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関連項目: