スペースの管理 (サイト管理者向け)
このトピックでは、サイト管理者がオンプレミス展開でスペースを管理する方法について説明します。
SaaSまたはオンプレミス展開で特定のスペースを設定する方法の詳細については、スペースの管理 (スペース管理者向け)を参照してください。
ヒント: スペースとワークスペースを設定するための戦略については、スペースとワークスペースを設定するためのベストプラクティスを参照してください。
スペースの詳細を表示する
本項では、スペースの詳細を表示する方法について説明します。
アクセス方法: [設定] > [サイト] > [スペース] を選択します。
- サイト上のスペースのグリッドを表示し、表示するカラムを選択して、グリッドを並べ替え、フィルタリングできます。
- スペースのIDをクリックして詳細ページを開き、スペースの履歴を表示します。
- 進行状況フィールドには、スペースのアップグレードの進行状況または共有スペースへの移行の進行状況に関する情報が含まれています。
スペースの作成
本項では、スペースの作成について説明します。
スペースを作成するには:
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[設定] >[サイト]:
共有スペースを作成するには、をクリックします。
個別スペースを作成するには、をクリックします。
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スペースに名前を付けます。スペースの名前はいつでも変更できます。
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各サイトのデータベースをデータベース管理者が管理していて、ALM Octaneで独自のスキーマやデータベースを作成することが許可されていない場合は、[既存のスキーマの使用] をチェックします。使用する既存のスペーススキーマの名前とパスワードを入力します。
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ワークスペースを作成し、スペースに関連付けます。詳細については、ワークスペースについてを参照してください。
スペース管理者の追加と削除
本項では、スペースの管理者を追加または削除する方法について説明します。
新しいスペース管理者を追加または既存のスペース管理者を削除するには:
- [設定] >[サイト] で [スペース] タブを開きます。
- 編集するスペースの管理者カラムをクリックして、ユーザーのドロップダウンを開きます。
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リストから、このスペースの管理者を選択または削除します。
スペースのアップグレード
ALM Octaneの以前のバージョンからアップグレードしたときには、アップグレードが必要なスペースの有無を確認します。以下の手順を使用して、これらのスペースをアップグレードします。
注: すべてのバックグラウンドジョブが完了するまで、トレンドグラフで一部のデータが利用できなくなる場合があります。一部のALM Octaneフィーチャーは一時的に使用できない場合があります。
スペースをアップグレードするには:
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[設定] >[サイト] > [スペース] で、すべてのスペースを選択し、]アップグレード] をクリックします。
[アップグレード] が利用できるのは、選択したスペースにアップグレードが必要な場合のみです。
[更新] をクリックしてスペースの最新のステータスを確認します。
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ワークスペース名は、スペース内で一意の識別子です。同じ名前のアップグレードされたワークスペースがある場合、ALM Octaneによりワークスペース名の末尾に数字のサフィックス (_1、_2など) が追加されます。必要に応じて、ALM Octaneはサフィックスを追加する際に、255文字より長いワークスペース名の末尾の文字を切り捨てます。
アップグレードが済んだら、ワークスペースの名前を確認します。名前は必要に応じて変更できます。
スペースのバックグラウンドジョブの監視
バックグラウンドジョブには、他のアクティビティとともに、スペースのアップグレード後に実行されるプロセスが含まれます。スペースは、すべてのバックグラウンドジョブが正しく完了してからでないと完全にアップグレードされません。定期的にチェックして、アップグレードしたスペースの準備ができたかどうか確認します。
スペースのバックグラウンドジョブを監視するには:
- [設定] >[サイト] > [スペース] で、スペースを選択し、[アップグレード] をクリックします。
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スペースのステータスを確認します。
アクティブ、非アクティブ スペースは、アップグレード前の状態を保持していました。
アクションは必要ありません。
アップグレード スペースはアップグレードのために送信されるのを待っていますが、アップグレードはまだ開始されていません。アップグレードが実際に進行中の場合、処理中の現在のステップが表示されます。ステータス#のステップ番号を参照してください。
同時にアップグレードできるスペースの数には限りがあります。
アクションは必要ありません。
# のステップ# アップグレードが進むと、現在のステップと操作が表示されます。
アクションは必要ありません。
一時停止 回復可能なエラーが発生しました。
エラーとログを確認します。回復ガイドラインフィールドを表示し、指示に従います。アップグレードを再開します。
破損 回復不能なエラーが発生しました。
以前のバージョンからスキーマを復元します。
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一部のジョブは再実行できます。ジョブが失敗した場合は、再実行してみてください。
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すべてのジョブが完了したときに、ALM Octaneのアップグレードを行っている場合は、すべてのJettyサーバーを再起動して続行します。
注: すべてのバックグラウンドジョブが完了するまで、トレンドグラフで一部のデータが利用できなくなる場合があります。一部のALM Octaneフィーチャーは一時的に使用できない場合があります。
スペースの非アクティブ化
スペースを削除する代わりに一時的に無効にする場合は、スペースを無効にすることができます。
スペースを非アクティブ化するには、スペースを選択して [スペースの非アクティブ化] をクリックします。バックグラウンドジョブが完了するとすぐに、スペースは非アクティブ化されます。これは、ユーザーとスペース管理者がスペースにログインしたり、そのデータを表示したりできないことを意味します。
スペースを再度アクティブ化するには、スペースを選択して [スペースのアクティブ化] をクリックします。
ストレージの管理
ワークスペースの使用可能なストレージは、スペースレベルで設定され、ワークスペース単位では設定されません。これは、ワークスペースの使用可能なストレージの合計容量が、スペース内のワークスペースで共有されることを意味します。
サイト管理者は、STORAGE_MAX_SIZE設定パラメーターを使用して、スペースごとのストレージの最大サイズを設定できます。詳細については、設定パラメーターを参照してください。
スペースの削除
スペースを削除すると、スペースのすべてのワークスペースからすべてのデータが削除されます。
注意: この操作を元に戻すことはできません。続行する前に、スペースを削除することを確認してください。
スペースを削除する前に、次の点に注意してください。
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標準設定のスペースは削除できません。
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一度に複数のスペースを削除することはできません。
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セキュリティとGDPRに準拠するために、REST APIを使用して削除されたスペースの履歴を表示できます。詳細については、削除されたスペースの履歴の表示を参照してください。
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セッション情報の履歴が削除されます。ただし、セキュリティとGDPRコンプライアンスのために、この情報を含むファイルが作成されます。
各ファイルには、最大500セッションの情報を含めることができます。ファイルはここにあります:
C:\qc\views\mqm\site\storage\site\security
ファイルの命名規則は次のとおりです。
SessionsOfDeletedSpace_<space_id>_<spaceName> [_<pageNum>]
スペースを削除するには:
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[設定] > [サイト] > [スペース] で、削除するスペースを選択します。
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ツールバーで、[詳細] をクリックしてから、[削除] をクリックします。
参照情報: