インストール時の既知の問題
このセクションでは、UFT One のインストールに関するトラブルシューティングと制限事項について説明します。
UFT One の以前のバージョン
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UFT One をインストールする前に、Microsoft 更新プログラム https://support.microsoft.com/en-us/kb/2999226 がインストールされていることを確認します。
インストールに失敗する場合は、Microsoft C++ 2015 Redistributable のインストール(<UFT One インストール・フォルダ>/prerequisites フォルダにあります)を修復し、UFT One インストールを再度実行します。
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ヘルプ・ドキュメントがオンライン化されたことにより、Help_Documents サイレント・インストール・パラメータはサポートされなくなりました。サイレント・インストール・スクリプトでこのパラメータを使用している場合は、スクリプトからこのパラメータを削除し、UFT One が正しくインストールされるようにしてください。
使用中のファイル
インストール・プロセスで[UFT One 使用中のファイル]ダイアログ・ボックスが表示される場合は、[アプリケーションを閉じて開き直します。]を選択します。
アプリケーションが UFT One によって自動的に閉じられ、インストールが続行されます。
再起動の後で[UFT One 使用中のファイル]ダイアログ・ボックスに、開いているアプリケーションとして Explorer が表示された場合は、次のいずれかを実行します。
アプリケーションを閉じて開き直します。 |
インストールに必要なアプリケーションを自動的に閉じるように、UFT One に指示します。 |
アプリケーションを閉じません。 |
インストールを続行するように、UFT One に指示します。このオプションを選択した場合、インストール後にコンピュータを再起動する必要があります。 |
コンポーネントの登録に失敗しました
インストール中にコンポーネントの登録に失敗したことを示すメッセージが表示された場合は、[OK]をクリックしないでください。
代わりに、%TEMP% ディレクトリにある VC2015Prerequisite_yyyymmdd_XXXXXX.log ファイルで問題を確認してください。ログにサービスが正しく起動しなかったことが示された場合は、サービスを手動で再起動して、インストールを再開してください。
UFT One インストールと他の ADM ソフトウェア
Sprinter | UFT One と Sprinter を同じコンピュータ上で使用している場合、UFT One と Sprinter のどちらかを変更したときは、もう一方の製品に対して修復を実行する必要があります。 |
ALM |
UFT One がインストールされているのと同じコンピュータに ALM クライアントがインストールされている場合、UFT One をアンインストールすると、ムービー(.fbr)ファイルの関連付けが削除されることがあります。 そのため、 Micro Player アプリケーションを使って、ALM で管理されている不具合に関するムービーを表示できないことがあります。 回避策:Windows のファイル・オプションのダイアログ・ボックスで、ムービー・ファイルに Micro Player アプリケーションを再度関連付けます。 |
UFT Developer |
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UFT One インストールと Microsoft ソフトウェア
ソフトウェア | UFT の手順 |
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Windows 10 |
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pdm.dll |
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Microsoft Office 64 ビット版 |
同じマシンで UFT One と Microsoft Office 64 ビット版を使用するには、最初に UFT One をインストールする必要があります。 |
Windows 8.x 以降/Windows Server 2012 R2 |
UFT One を Windows 8.x 以降または Windows Server 2012 R2 で使用する場合に、API テストおよびコンポーネントを使用するときは、MSU(Microsoft Update)KB2887595 がインストールされていることを確認してください。 |
UFT One インストールと Micro Focus UFT Agent(ブラウザのサポート)
ブラウザ | UFT の手順 |
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Google Chrome |
Google Chrome バージョン 31 以降でアプリケーションをテストしている場合、UFT One のインストール後に初めて Chrome を開くと、Chrome は Micro Focus UFT Agent for Google Chrome を自動的にダウンロードしてインストールします。 次の場合、Micro Focus UFT Agent for Google Chrome 拡張機能を手動で有効にする必要があります。
この拡張機能を手動で有効にする方法の詳細については、Unified Functional Testing 『アドイン・ガイド』の Web セクションの、Micro Focus UFT Agent for Google Chrome 拡張機能を手動で有効にする方法のタスクを参照してください。 |
Mozilla Firefox |
UFT One のインストール後に初めて Firefox を開くときに、Micro Focus UFT Agent for Firefox をインストールするプロンプトに同意します。 |
一般 |
最新の Micro Focus UFT Agent ブラウザ拡張機能を使用するには、この拡張機能の古いバージョンである Functional Testing Agent 拡張機能がインストールされていないことを確認します。両方の拡張機能がインストールされている場合は、新しい拡張機能を有効にする前に古い拡張機能を手動で削除します。 |
UFT インストールと 64 ビット・アプリケーション
管理者権限でのインストール |
管理者権限を持つユーザが Unified Functional Testing Add-in for ALM をインストールするか、Run Results Viewer の修復操作を実行した後に、管理者権限のないユーザが同じコンピュータで UFT One を実行すると、UFT One は 64 ビット・アプリケーションをサポートできなくなります。 回避策:管理者としてログインし、次のいずれかを実行して UFT One を修復するか、<UFT One インストール>\bin64\Mediator64.exe を実行します。 |
32 ビットおよび 64 ビット・アプリケーション |
コンピュータにアプリケーションのバージョンが 2 種類あり、一方が 32 ビットでもう一方が 64 ビットの場合、常に 32 ビット・バージョンが開かれます。 これは、オペレーティング・システムが Program Files フォルダから Program Files(x86)フォルダへのリダイレクトと、System32 フォルダから SysWow64 フォルダへのリダイレクトを実行する場合に発生します。 回避策:64 ビット・バージョンを指定するには、ステップで 64 ビット・バージョンへのパスを明示的に指定してください。 |
.NET / WPF Add-in Extensibility | .NET または WPF Add-in Extensibility を 64 ビットの Windows Forms プロセスで使用する場合、[Any CPU]オプションを使用してカスタム・サーバ DLL を構築する必要があります。 |
UFT One インストールと Java
UFT One がインストールされているマシンで JRE を再インストールまたはアップグレードすると、エラー 1603 が発生して JRE のインストールが完了しない場合があります。
これは、UFT One の Java 環境変数と Java インストーラ間の干渉が原因である可能性があります。
インストールを正常に完了するには、UFT One の Java 環境変数の名前を変更し、JRE のインストールを実行してから、変数名を元に戻します。
UFT One の Java 環境変数の名前を一時的に変更するには:
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Windows デスクトップで、[マイ コンピュータ]または[PC]を右クリックし、[プロパティ]を選択します。
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[詳細設定]タブを選択します。
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[環境変数]ボタンをクリックします。
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ユーザ環境変数リストとシステム環境変数リストの両方で、次の環境変数を探して名前を編集します。
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_JAVA_OPTIONS
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Java_Tool_Options
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IBM_Java_Options
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JRE をインストールします。
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インストールが完了したら、環境変数の名前を元の名前に戻します。
英語以外の言語で UFT One をインストールする場合、標準設定では TTF16.ocx ファイルは登録されません。このような場合にエラーを回避するには、インストールを始める前に次の手順を実行します。
Windows の[ようこそ画面と新しいユーザー アカウントの設定]を参照します。これは Windows のコントロール・パネルの地域または地域と言語の設定で確認できます。
[設定のコピー...]をクリックし、現在の設定を[ようこそ画面とシステム アカウント]にコピーするように選択します。
その他の参照項目: