[実行結果のエクスポート]ダイアログ・ボックス(Run Results Viewer

このダイアログ・ボックスでは、実行結果をファイルにエクスポートします。これにより、Run Results Viewer が使用できない環境でも、実行結果を参照することができます。たとえば、Run Results Viewer が稼働する環境にいない第三者に対して、実行結果を含むファイルを電子メールで送信することができます。

アクセス方法

[ファイル]>[ファイルにエクスポート]を選択します。

重要な情報
  • エクスポートにかかる時間は、結果ファイルのサイズやファイルの種類によって変わります。ファイルの種類を選択する際は、各種ドキュメント・タイプ(特に、画像が多数含まれるレポートなど)の作成にかかる時間を考慮してください。最も短時間で作成できるのは .Html ファイルであり、続いて .pdf.doc の順です。100 以上の画像を含むレポートを .doc ファイルにエクスポートする場合、ダイアログ・ボックスが開き、ファイル作成に長時間かかる可能性があることを通知するメッセージが表示されます。このダイアログ・ボックスでは、画像のエクスポートを継続するオプション、画像なしでエクスポートするオプション、.pdf にエクスポートするオプションを選択できます。

  • Web ベース・アプリケーションのステップについては、画面のキャプチャ画像はエクスポートされません。エクスポートする実行セッションに Web アプリケーションのステップが含まれている場合、このステップの画面キャプチャ画像は、ファイルにエクスポートされません。これは、Web ベース・アプリケーションの場合、Run Results Viewer では、キャプチャ画像ではなく Web ページ(ダウンロード画像)が .html で表示され、画像はレポートに保存されないためです。

  • .doc ファイルへのエクスポート:Microsoft Word のサポート対象バージョンが、Run Results Viewer が稼働するコンピュータにインストールされている必要があります。詳細については、UFT One 『使用可能製品マトリクス』を参照してください。

関連タスク

「実行結果のエクスポート」

参照

「既知の問題 - 実行結果の表示」

次にユーザ・インタフェース要素について説明します。

UI 要素

説明

レポート・タイプ

エクスポートするレポートの種類。ステップの詳細システム・モニタなどがあります。

エクスポート範囲

レポート・タイプが[ステップの詳細]の場合にのみ、指定できます。

  • すべてのノード:テストまたはコンポーネント全体の結果をエクスポートします。

  • 選択したノード:実行結果ツリー内で選択した分岐の実行結果をエクスポートします。

エクスポート形式

レポート・タイプが[ステップの詳細]の場合にのみ、指定できます。

  • 簡易:実行結果ツリー内の各項目について、サマリ行(該当する場合)をエクスポートします。簡易レポートには、実行結果内のステップに関連する静止画像は含まれません。このオプションを選択できるのは、[エクスポートの範囲]で[すべてのノード]を選択した場合のみです。

  • 詳細:実行結果ツリー内の各項目の情報をすべてエクスポートします。または、[エクスポートの範囲]の設定に基づいて、選択した分岐の情報をエクスポートします。詳細レポートには、実行結果内のステップに関連する静止画像が含まれます(Run Results Viewer では、この画像は[キャプチャ データ]表示枠に表示されます)。ビットマップ・チェックポイント・ステップで、期待されるビットマップ、実際のビットマップ、差異ビットマップが表示される場合には、このビットマップも印刷レポートに含まれます。

  • ユーザ定義 XSL:カスタマイズした .xsl ファイルを探して選択できます。.xsl ファイルをカスタマイズすることにより、エクスポートするレポートに含める情報や表示形式を指定することができます。

    Run Results Viewer に用意されている既存の .xsl ファイルのいずれかを変更し、そのファイルを別のフォルダにコピーする場合、その .xsl ファイルの「include」呼び出しにリストされているすべての .xsl ファイルに加えて、.css ファイルもコピーします。詳細については、「実行結果の XML ファイル」を参照してください。