UFT One でのビジネス・プロセス・テストおよびフローの作成および保守

関連：ビジネス・プロセス・テストとビジネス・プロセス・フロー

このタスクでは、UFT One でビジネス・プロセス・テストとフローを作成、保守、実行する方法の大まかな手順について説明します。

前提条件

  • UFT One の起動時にアドイン・マネージャで必要なアドインをロードします。

  • ALM サーバおよびプロジェクトに接続します。

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アプリケーションの領域ごとにアプリケーション領域を作成する

テストとそのコンポーネントを作成する前に、アプリケーション領域をアプリケーションの領域ごとに作成します。アプリケーション領域には、テスト・オブジェクトがあるオブジェクト・リポジトリ、関数ライブラリ、コンポーネントで使用する特定の設定値が含まれます。

  1. 次の手順のいずれかを実行します。

    • ツールバーで、［新規］ボタンの下向き矢印をクリックし、［新規アプリケーション領域］を選択します。
    • BPT ビューで、［新規アプリケーション領域の追加］ボタンをクリックします。
  2. ［新規アプリケーション領域］ダイアログ・ボックスで、アプリケーション領域を保存する ALM プロジェクト内のディレクトリに移動し、アプリケーション領域の名前を指定します。
  3. ［作成］をクリックします。アプリケーション領域が ALM プロジェクトに追加され、そのアプリケーション領域がドキュメント表示枠に開きます。

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コンポーネントを作成する

コンポーネントは、ビジネス・プロセス・テストの基本ブロックを構成します。そのため、ビジネス・プロセス・テストを作成する前に、個々のコンポーネントを作成する必要があります。

注意: テスト内のステップを記録する場合は、コンポーネントを作成せずに、記録を開始できます。コンポーネントを記録によってテストに追加する方法の詳細については、下記の「ビジネス・プロセス・テストとフローにコンポーネントを追加する」を参照してください。

  1. ツールバーで、［新規］ボタンの下向き矢印をクリックし、［新規ビジネス コンポーネント］を選択します。
  2. ［ビジネス コンポーネントの新規作成］ダイアログ・ボックスで、コンポーネントのタイプを［キーワード GUI］または［スクリプト GUI］から選択します。
  3. ［ビジネス コンポーネントの新規作成］ダイアログ・ボックスで、新しいコンポーネントの［名前］と［場所］を指定します。
  4. ［アプリケーション領域］フィールドで［参照］ボタンをクリックし、コンポーネントで使用するアプリケーション領域に移動します。
  5. ［作成］をクリックします。新しいコンポーネントがドキュメント表示枠に開きます。

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ビジネス・プロセス・テストとフローにコンポーネントを追加する

ビジネス・プロセス・テストは、コンポーネント、コンポーネントのグループ、またはビジネス・プロセス・フローで構成されます。ビジネス・プロセス・テストを実行するには、そのコンポーネントでテストを作成する必要があります。

［ツールボックス］表示枠からの場合
  1. ［ツールボックス］表示枠を開きます。
  2. ［コンポーネント］ツリーの下のノードを展開し、追加するコンポーネントまたはフローに移動します。
  3. コンポーネントをダブルクリックするか、テスト・グリッドまたはキャンバスにドラッグ・アンド・ドロップします。
  4. テストまたはフロー内の項目の順序を変更するには、コンポーネントをドラッグしてからドロップするか、BPT ツールバーの矢印ボタンをクリックします。
記録中の場合
  1. ツールバーで［記録］ボタンをクリックします。
  2. ［ビジネス コンポーネントの新規作成］ダイアログ・ボックスで、テストの［名前］、［場所］、標準設定の［アプリケーション領域］を指定します。
  3. アプリケーションでユーザ・アクションの記録を行います。
  4. 記録中に、［記録］ツールバーで［新規ビジネス コンポーネント］ボタンをクリックします。
  5. ［ビジネス コンポーネントの新規作成］ダイアログ・ボックスで、新しいコンポーネントの名前を指定します。記録中に追加されるコンポーネントは、記録セッションの開始時に指定したのと同じ場所に保存されます。
  6. 記録が終了したら、［停止］ボタンをクリックします。すべての記録コンポーネントが、記録ステップとともに（アプリケーション上で実行したステップから）テストに追加されます。

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ステップをコンポーネントに追加する

詳細については、「ビジネス・プロセス・テストでテスト・ステップを作成する」を参照してください。

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コンポーネントとフローのグループ化

ドキュメント表示枠（グリッド・ビューまたはキャンバス・ビュー）で、グループ化するコンポーネントまたはフローを選択し、ツールバーで［グループ化］をクリックします。

注意: グループを反復する場合は、グループに含まれるすべての項目には同じ反復数を設定する必要があります。設定している反復数が異なると、項目をグループ化したときにエラー・メッセージが表示されます。

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ブランチを使用したテストへの構造の追加

ブランチとブランチ条件を使用して、ビジネス・プロセス・テストに構造を追加します。これらは、アプリに動的な機能とインタフェースがある場合、または一般的なユーザ・フローが直線的ではない場合に役立ちます。

詳細については、「BPT ブランチの使用」を参照してください。

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テストでのパラメータの使用

詳細については、「ビジネス・プロセス・テストでのデータの使用」を参照してください。

他の値を設定しない場合、コンポーネントまたはフローのパラメータの標準設定値が実行セッション時に使用されます。

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コンポーネントとフローの反復

標準設定では、テストに追加する各コンポーネントまたはフローには 1 つの反復があります。特定のコンポーネントを複数回実行する必要がある場合は、そのコンポーネントの反復を追加し、反復ごとに異なる値をコンポーネント・パラメータに対して指定できます。

反復と、反復で使用するパラメータ値の定義については、「コンポーネントまたはフローの反復を追加する」と「各反復でパラメータのデータ値を設定する」を参照してください。

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テスト設定の追加

テスト設定をテストに追加すると、さまざまなデータ・セットでテストを実行できます。詳細については、「テスト設定をセットアップして実行する」を参照してください。

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テストのデバッグと実行

テストまたはコンポーネントをデバッグするには

テスト内の特定のコンポーネントまたはフローにブレークポイントを挿入してから、テストを実行します。実行セッションは各ブレークポイントで停止します。

BPT テストを ALM テスト計画モジュールまたは UFT One から実行する場合、デバッグ・モードと標準モードを使用すると、UFT One はすべてのブレークポイントでテストを停止します。ただし、BPT テストの実行前に、ブレークポイントを設定したビジネス・コンポーネントを開き、UFT One でソリューションに追加しておく必要があります。
テストを実行するには：

ツールバーで［実行］ボタンをクリックします。

  • ALM からテストを実行する前に、［テスト実行］表示枠の［他の Micro Focus 製品でテストおよびコンポーネントを実行可能にする］オプション（［ツール］＞［オプション］＞［GUI テスト］タブ＞［テスト実行］ノード）を有効にする必要があります。
  • ビジネス・プロセス・テストまたはフローを実行する際のパフォーマンスを向上させるために、UFT One では Test Runtime という名前のホスティング・テストが作成され、実行されます。Test Runtime テストはテストまたはフローを実行するたびに再作成され、実行とともに保存されません。

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実行結果を表示します

標準設定では、ビジネス・プロセス・テストの実行が完了すると、実行結果が開きます。実行結果は Run Results Viewer で表示するか、HTML ベースのレポートとして表示することができます。

  1. ［オプション］ダイアログ・ボックスの［実行セッション］表示枠（［ツール］＞［オプション］＞［一般］タブ＞［実行セッション］ノード）で、表示するレポート形式として［HTML レポート］または［Run Results Viewer レポート］を選択します。
  2. テストを実行します。

実行結果がドキュメント表示枠（HTML レポートの場合）または Run Results Viewer で表示されます。

注意: HTML 形式でレポートを表示できるのは、ビジネス・プロセス・テストがバージョン 12.50 を実行している ALM サーバに保存されている場合のみです。

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