[詳細設定]ダイアログ・ボックス([ビットマップ チェックポイント]ダイアログ・ボックス)
関連:GUI テストおよびコンポーネント
このダイアログ・ボックスでは、ビットマップ・チェックポイントの詳細設定を定義できます。これは、チェックポイントの実行時に UFT One が実行する比較処理を微調整するためです。
アクセス方法 |
「[チェックポイントのプロパティ]ダイアログ・ボックス」で、ビットマップ表示領域の下の[詳細設定]をクリックします(詳細モードのキーワード・コンポーネントのみで利用可能)。 |
オプション |
説明 |
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許容範囲
[選択領域と実行時ビットマップを比較する]オプションを選択した場合にのみ関係します。 |
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RGB の許容範囲 |
実行時のビットマップにあるピクセルの RGB 値が期待のビットマップの RGB 値との間で許容され、チェックポイントが成功する割合を定義できます。24 ビットのカラー・デプスを持つビットマップでのみ使用できます。 |
ピクセルの許容範囲 |
期待のビットマップとの間で許容され、チェックポイントが成功する実行時のビットマップのピクセル数またはピクセルの割合を定義できます。 [%]または[ピクセル]のいずれかのラジオ・ボタンを選択し、関連する値を設定します。許容値を入力した後で、[%]または[ピクセル]ラジオ・ボタンを切り替えると、その選択に基づいて値が再計算されます(100%は期待のビットマップまたは選択領域にあるピクセルの総数です)。 |
類似度
[実行時ビットマップ内の選択領域を検索する]または[実行時ビットマップ内の画像を検索する (画像ファイルのロード)]オプションを選択した場合にのみ関係します。 |
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最低 |
検索する指定ビットマップと、発生する可能性がある実行時ビットマップとの間の差の量をピクセル単位で指定し、その差があってもチェックポイントが成功するようにします。 これを使用すると、UFT One は、検索しようとする指定ビットマップの候補を検索できます。その候補は、チェックポイントの結果とともに実行結果に表示されます。 |
比較ツール
以下の場合にのみ関係します。
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タイプ |
UFT One がチェックポイントを実行するのに使用する比較ツールを選択できます。UFT One の標準比較ツールまたはカスタム比較ツールを選択できます。 カスタム比較ツールは、より明確なアルゴリズムに従ってチェックポイントでビットマップ比較を実行するために、ユーザまたはサードパーティが開発する COM オブジェクトです。 |
入力 |
任意の設定オプションがサポートされているため、カスタム比較ツールに入力を(文字列形式で)供給できます。標準設定では、このボックスには、カスタム比較ツールの供給する設定文字列が表示されます(可能な場合)。 例: 許容範囲、許容サイズ偏差、ビットマップの位置などを指定できます。 比較ツールの[タイプ]リストでカスタム比較ツールが選択されている場合にのみ関係します。 |
詳細 |
カスタム比較ツールによって提供されるヘルプ情報が表示されます(可能な場合)。このヘルプには、比較ツールに設定値を入力するための手順、比較ツールがビットマップを比較するのに使用するアルゴリズムに関する情報、カスタム比較ツールの用途についての説明などが含まれます。 [比較ツール]の[タイプ]リストでカスタム比較ツールが選択され、その比較ツールにドキュメントが用意されている場合にのみ使用できます。 |
その他の参照項目: