[リソース]表示枠([テストの設定]/[ビジネス コンポーネントの設定]ダイアログ・ボックス)

関連:GUI テストおよびコンポーネント

この表示枠には、テストまたはコンポーネントに関連付けられているリソースのリストが表示されます(コンポーネントの関連付けはコンポーネントのアプリケーション領域を介して行われます)。

テストの場合:この表示枠では、関数ライブラリとデータ・テーブルをテストに関連付けることができます。また、現在関連付けられている関数ライブラリの設定を、これ以降に新規作成されるすべてのテストに適用する標準設定として設定できます。

コンポーネントの場合:この表示枠では、コンポーネントに(アプリケーション領域を介して)関連付けられている関数ライブラリとオブジェクト・リポジトリを読み取り専用モードで一覧表示します。

アクセス方法

フォーカスがあるテスト、アクションまたはビジネス・コンポーネントで、[ファイル]>[設定]>[リソース]を選択します。

重要な情報

テストの場合:

  • オブジェクト・リポジトリは、テスト内の個々のアクションに関連付けられます。オブジェクト・リポジトリをアクションに関連付けるには、[アクションのプロパティ]ダイアログ・ボックス(キャンバスでアクションを右クリックし、[アクションのプロパティ]を選択)および[リポジトリの関連付け]ダイアログ・ボックス([リソース]>[リポジトリの関連付け])を使用します。

  • UFT One でテストを実行する際には、対応する ALM プロジェクトに接続している場合にかぎり、ALM のプロジェクト・フォルダに格納されている関連付けられている関数ライブラリが使用されます。

コンポーネントの場合:

この表示枠の内容は、読み取り専用です。この表示枠の設定は、「アプリケーション領域の[関数ライブラリ]」および「[オブジェクト リポジトリ]表示枠(アプリケーション領域)」で定義します。

参照

次にユーザ・インタフェース要素について説明します。

UI 要素

説明

関連付けられた関数ライブラリ

テストまたはコンポーネントに関連付けられている関数ライブラリの一覧。

UFT One は、このリストにある関数ライブラリの順序に基づいて、テストまたはコンポーネントのステップで呼び出される関数やサブルーチンを検索します。

テストの場合:ファイルの追加、削除、優先順位設定が可能です。新規のテストに適用する、標準の関数ライブラリを設定することもできます。

関数ライブラリをテストに関連付けます。(関数ライブラリに構文エラーがある場合、構文エラーが原因でテストまたはコンポーネントが失敗することを示すメッセージが表示されます。)

関数ライブラリの絶対パスまたは相対パス、およびファイル名を入力するか、参照ボタンを使用して必要なファイルを指定します。関数ライブラリは、ファイル・システムまたは ALM プロジェクト・フォルダに格納されています。

相対パスを使って指定した場合、実行セッション中、UFT One は現在のテストのフォルダでファイルを検索し、次に[オプション]ダイアログ・ボックスの[フォルダ]表示枠に表示されるフォルダで検索を行います。

注意:  

  • Quality Center または ALM を使ってリソースおよび依存関係モデルを使用する場合は、Quality Center または ALM の絶対パスを指定します。

  • ALM に接続していない場合、Shift キーを押しながらこのボタンをクリックすると、ALM プロジェクト・フォルダ内のファイルを追加できます。[ALM] が追加され、パスを入力できるようになります。ALM のパス全体を手動で入力することもできます。入力する場合は [ALM] の後にスペースを追加する必要があります。例:[ALM] Subject\Tests

標準値に設定
(テストのみ)

関数ライブラリの現在のリストを、以降の新規テストに関連付ける標準設定のリストとして設定します。これは、既存のテストには影響を与えません。

注意: このボタンは、このテストの関連付けられた関数ライブラリのリストがすべてのテストに対して以前に標準として設定されたリストとは異なる場合にのみ使用できます。

重要: 標準の関数ライブラリを移動または名前を変更すると、UFT One はその関数ライブラリを認識できなくなります。テストを新規作成する際、この関数ライブラリは[エラー]表示枠に表示されます。

構文チェック
(テストのみ)

関連付けられた関数ライブラリにテストの正常な実行を妨げる構文エラーが含まれているかどうかをチェックします。テストを完成する前に、[構文チェック]ボタンをクリックしてファイルに構文エラーがないかチェックしてください。構文エラーが見つかると、[エラー]表示枠が開き、構文エラーを含んでいるファイルのリストが表示されます。エラーがなければ、すべての関数ライブラリの構文が有効であることを知らせる情報ボックスが開きます。

注意:  

  • UFT One は、関連付けられた関数ライブラリの中で、アクセス可能なもののみを検査します。たとえば、関連付けられた関数ライブラリが、現在接続されていない ALM プロジェクトに格納されている場合、その構文は検査されません。

  • UFT One では、実行中に動的にロードされる関数ライブラリの構文チェックを行う設定はできません。

データ・テーブル
(テストのみ)

テストで使用するデータ・テーブルの場所を指定します。

  • 標準設定の場所 (テストディレクトリ内):テスト・フォルダの下にあるデータ・テーブル用の標準の格納場所に保存されたデータを使用するように、UFT One を設定します。

  • その他:指定されたデータ・テーブル用の場所に保存されているデータを使用するように、UFT One を設定します。データ・テーブルには、任意の Microsoft Excel(.xls または .xlsx)ファイルを使用できます。

注意: ALM に格納されている Microsoft Excel ファイルをデータ・テーブルとして指定できます。

関連付けられているオブジェクト・リポジトリ
(コンポーネントのみ)

コンポーネントに関連付けられているアプリケーション領域を介して、コンポーネントに現在関連付けられている共有オブジェクト・リポジトリのリスト(ローカル・オブジェクト・リポジトリも含まれます)。リスト内のオブジェクト・リポジトリの順序によって、UFT One がテスト・オブジェクト記述を検索する順序が決まります。