ライセンス・エディション

ADM Functional Testing ツールは、さまざまなライセンス・エディションをサポートしています。それぞれのエディションには、機能テスト機能の異なるサブセットがバンドルされています。

サポートされるライセンス・エディション

次の表は、各ライセンス・エディションで利用可能な製品を示しています。

対応している
製品:
ライセンス名
UFT Ultimate UFT One UFT Developer
UFT One
UFT Developer
Sprinter
BPT

UFT Mobile (機能テストの場合のみ)

また、UFT One または UFT Developer テストのみを実行する必要がある場合は、UFT ランタイム・エンジン・ライセンスを使用します。

UFT ランタイム・エンジン・ライセンスでは、テストの作成や編集、または UFT One IDE や UFT Developer IDE のプラグインへのアクセスを行うことはできません。

注意:  

  • UFT Ultimate ライセンスは、コンカレント・ライセンスとしてのみ提供されます。

  • SprinterUFT Ultimate または UFT One のコンカレント・ライセンスでのみ利用できます。

  • UFT One ライセンスで UFT One とともに BPT を使用する場合は、ユーザ用の有効な ALM ライセンスも必要です。

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UFT 14.00 より前からのライセンスのアップグレード

後方互換性

アップグレードを行う場合で、FT、QTP、または UFT のライセンスを現在保有している場合は、新しいライセンスの種類に移行する必要はありません。UFT One は既存のライセンスで引き続き使用できます。

従来の FT または QTP ライセンスをお持ちのお客様は、引き続き既存の機能を使用できます。従来の UFT ライセンスをお持ちのお客様は、UI テストのみに制限されます。そのような場合は、すべての UFT One 機能を有効にするために UFT One ライセンスにアップグレードすることをお勧めします。

UFT および LeanFT ライセンスは、次のように自動的に名前が変更されます。

  • UFT ライセンス:ライセンス名が UFT One ライセンスに自動的に変更されます。

  • LeanFT ライセンス:ライセンス名が UFT Developer ライセンスに自動的に変更されます。

デバイス ID ベースのライセンス

UFT 14.00 以降、UFT One は、ライセンス・サーバの IP アドレスに基づいたコンカレント・ライセンスに加えて、デバイス ID に基づいたコンカレント・ライセンスをサポートしています。

ただし、IP アドレスに基づいたライセンスとデバイス ID ベースのライセンスを同時に使用することはできません。

AutoPass License Server に ID ベースのコンカレント・ライセンスをインストールすると、同じ機能に対する IP アドレスに基づいたライセンスは自動的にアーカイブされます。

アップグレードを行う場合は、使用するライセンスの種類を選択し、必要に応じてライセンスを移行します。

詳細については、AutoPass License Server のオンライン・ドキュメントを参照してください。

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ライセンスのフォールバック機能

UFT One または UFT Developer を起動したときに、AutoPass License Server は UFT One または UFT Developer マシンで設定されたライセンス・エディション(UFT One または UFT Developer など)を使用しようとします。

ツールのマシンに設定されているライセンス・エディションの可用性が懸念される場合は、「ライセンスのフォールバック機能の設定」の説明に従ってこの設定を変更してください。

フォールバック機能を有効にした場合、ライセンスは次のように消費されます。

UFT One を起動したとき

  • UFT One ライセンスをインストールしている場合、ライセンス・サーバはフォールバックとして UFT One Ultimate ライセンスを探します。
  • UFT ランタイム・エンジンまたは UFT Developer ライセンスをインストールしている場合、フォールバックはサポートされません。

UFT Developer を起動したとき

UFT Developer ランタイム エンジンを起動する場合、ライセンスは、お使いのマシンで設定されたライセンスから始まって、ライセンス・サーバ上で次の順序で消費されます。

注意:  

  • ライセンスのフォールバック機能は、コンカレント・ライセンスを使用する場合にのみ関係します。
  • ライセンスのフォールバック機能は、デフォルトでは無効になっています。

サンプル・シナリオ 1:UFT Developer マシンで UFT Developer ライセンスが設定されている場合

使用しているマシンで UFT Developer ライセンスが設定されていて、ライセンス・サーバに使用可能な UFT Developer ライセンスが存在しない場合、UFT DeveloperUFT One ライセンスを消費しようとします。

使用可能な UFT One ライセンスも存在しない場合、UFT DeveloperUFT Ultimate ライセンスを消費しようとします。

サンプル・シナリオ 2:UFT Developer マシンで UFT ランタイム・ライセンスが設定されている場合

使用している UFT Developer マシンで UFT ランタイム・エンジン・ライセンスが設定されていて、使用可能な UFT ランタイム・エンジン・ライセンスが存在しない場合、UFT DeveloperUFT Developer ライセンスを消費しようとします。

使用可能な UFT Developer ライセンスも存在しない場合、UFT DeveloperUFT One ライセンスなどを消費しようとします。

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その他の参照項目: