ライセンス動作の設定

このトピックでは、UFT One のライセンス動作の設定方法について説明します。

UFT Developer を Linux または Mac にインストールする場合、または UFT Developer スタンドアロンをインストールする場合は、代わりに UFT Developer ヘルプセンターを参照してください。

注意: 後方互換性を考慮して、一部のフォルダ・パスには以前の会社のブランドが意図的に使用されています。

一般的なライセンス設定

一般的なライセンス動作は、UFT One または UFT Developer マシンにある AutoPass ライセンス設定ファイルで管理されます。

このファイルは C:\ProgramData\Hewlett-Packard\UFT\License\autopass.txt にあり、サポートされているオプションと値の詳細が含まれています。

重要: このファイルを設定する際には注意が必要です。

間違った設定を行うと、UFT One または UFT Developer が予期しない動作をしたり、UFT One または UFT Developer が起動しなくなったりすることがあります。

追加の設定は、次のとおりです。

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ライセンスのフォールバック機能の設定

システムで UFT One および UFT Developer のライセンス ・フォールバック機能を使用するかどうかを、次のように定義します。

  1. AutoPass License Server マシンで、C:\ProgramData\autopass\apls\licenseserver\data\conf\UFT.xml ファイルを参照します。

    注意: このファイルは、AutoPass バージョン 9.3 以降で使用できます。

  2. 必要に応じて、キーと値を編集して追加し、次の値を true に設定します。

    製品ライセンスの種類キー
    UFT One任意

    license.fallback.uft.rte

    ランタイム・エンジン任意

    license.fallback.rte.rte

    UFT DeveloperUFT Developer

    license.fallback.leanft.leanft

    UFT Developerランタイム・エンジン

    license.fallback.leanft.rte

    次の形式でキーと値を編集して追加します。

    <entry key="{Key}">{Value}</entry>

例: UFT One を使用する場合で、任意のライセンスの種類を設定している場合にフォールバック機能を有効にするには、次のように関連するキーの値を true に設定します。

<entry key="license.fallback.uft.rte">true</entry>

ランタイム・エンジン ライセンスの検出

フォールバック機能を有効にしていて、使用可能な ランタイム・エンジン のライセンスが検出された場合、テストの実行のみを行うことができます。作成や編集の機能は利用できません。

UFT One IDE や UFT Developer IDE のプラグインに常にアクセスできるようにするには、次のいずれかを実行します。

  • キーの値を false に設定して、フォールバック機能を無効にする(これが標準設定です)。

  • ライセンス・サーバの管理者に問い合わせて、UFT One ランタイム・エンジンのライセンスがブロックされているか使用中であることを確認する。

詳細については、「ライセンスのフォールバック機能」を参照してください。

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ライセンス・タイムアウトの設定

キーボード入力やマウス入力がない場合に、UFT One または UFT Developer が現在使用されているコンカレント・ライセンスを開放するまでの時間(分)を定義します。

UFT One または UFT Developer のタイムアウトの設定

  1. UFT One または UFT Developer マシンで、C:\ProgramData\Hewlett-Packard\UFT\License\LicenseSettings.xmlLicenseSettings.xml ファイルを編集用に開きます。

  2. 次のパラメータを、タイムアウトに定義する分数で更新します。

    LicenseAutoReleaseInterval

    ライセンスがタイムアウトしそうなことをユーザに警告する確認メッセージが表示されるまでの時間(分数)。

    ConfirmLicenseReleaseTimeout確認メッセージが閉じられ、ライセンスが開放されるまでの時間(分)。

AutoPass コンカレント・ライセンス・サーバのタイムアウトの設定

AutoPass License Server マシンで、UFT.xml ファイル(C:\ProgramData\autopass\apls\licenseserver\data\conf\UFT.xml)を参照します。

編集用にファイルを開き、次のコード行を追加します。

<entry key="autorelease.interval"><#></entry>

ここで、<#> は操作のない時間(分)です。

例: 次のコード行を指定すると、操作のない状態が 10 分間続いたときに、ライセンスが開放されます。

<entry key="autorelease.interval">10</entry>

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その他の参照項目: