[リモート エージェントの設定]ダイアログ・ボックス

関連:GUI テスト、コンポーネント、およびAPI テスト

このダイアログ・ボックスでは、ALM によってコンピュータでテストまたはビジネス・プロセス・テストが実行されるときに UFT One が使用する設定を表示または変更できます。

アクセス方法
  1. 次の手順のいずれかを実行します。

    • [スタート]>[すべてのプログラム]>[Micro Focus]>[Micro Focus Unified Functional Testing]>[Tools]>[Remote Agent]を選択します。リモート・エージェントが開き、[リモート エージェント]アイコンがタスク・バー・トレイに表示されます。
    • <UFT One インストール・フォルダ>\bin\SilentTestRunner.exe を開きます。
  2. リモート エージェント]アイコンを右クリックし、[設定]を選択します。[リモート エージェントの設定]ダイアログ・ボックスが開きます。

注意: Windows 8.x 以降および Windows Server 2012 での UFT One および UFT One のツールとファイルへのアクセス方法の詳細については、「Windows 8.X 以降のオペレーティングシステムでのUFT One へのアクセス」を参照してください。

関連タスク

「UFT One リモート・エージェントの環境設定」

次にユーザ・インタフェース要素について説明します。

UI 要素

説明

テスト・ツールの再起動(次の実行回数後)

テストの場合、UFT One で指定した回数のテスト実行が完了した後に ALM を再起動します。UFT One が再起動されると、テスト・セットの次のテストが続行されます。

ビジネス・プロセス・テストの場合、ALM で指定した回数のコンポーネント反復が完了した後に UFT One を再起動します。ただし、ビジネス・プロセス・テストの実行中に指定した回数の反復に達した場合は、現在のビジネス・プロセス・テストの反復が終了するまで待ってから再起動します。

このオプションにより、利用可能なメモリを最大化できます。

テスト・セットの実行中に UFT One が再起動されないようにするには、「0」(標準)と入力します。

スケジュールされたテストの実行中に、次のアイドル時間(分)後にテスト・ツールを終了

アイドル状態が指定した時間(分)続いた後に UFT One を閉じます。

このオプションを適用できるのは、ALM でサーバ側の実行をからテストを実行する場合に限定されます。サーバ側の実行の詳細については、「サーバ側の実行でのテスト実行」を参照してください。

スケジュールされていない ALM テスト実行からテストを起動する場合、このオプションは無視されます。

GUIテスト・セットをデバッグ・モードで実行する
GUI テストのみ

テスト内のブレークポイントでテスト実行を一時停止するように UFT One に指示します。

注意: このオプションを選択していても、[UFT One を非表示モードで実行する]オプションも選択されていると、UFT One はブレークポイントで停止しません。

テスト実行前に、開かれている編集中のテストを保存する

このオプションでは、リモート・エージェントでテスト実行が開始されたときに UFT One で既存のテストまたはキーワード GUI コンポーネントが開いている場合、開いているテストまたはキーワード・コンポーネントに未保存の変更を保存するように UFT One が設定されます。

注意: GUI テスト用):このオプションは関数ライブラリには関連していません。そのため、リモート・エージェントでテスト実行が開始されたときに UFT One で既存の関数ライブラリが開いていても、関数ライブラリは保存されません。

テスト実行前に、開かれている新規テストを保存する

リモート・エージェントでテスト実行が開始されたときに UFT One で新しいテストが開いている場合は、テストは次の場所に保存されます。<Unified Functional Testing>\Tests\ALM(テスト名には連続する番号が付けられます)

注意: GUI テスト用):このオプションはテストにのみ関連しています。そのため、リモート・エージェントでテストが実行されたときに UFT One で新しいキーワード・コンポーネントや関数ライブラリが開いていても、そのコンポーネントや関数ライブラリは保存されません。

UFT を非表示モードで実行する

ALM のテスト・ラボ・モジュールでテスト・セットを実行するときに、UFT One を非表示(サイレント)モードで実行するかどうかを指定します。標準設定では、このオプションは選択されています。

非表示の通知ツールヒントを表示する:このチェック・ボックスを選択すると、UFT OneALM テストを非表示モードで実行するときに、リモート・エージェントでツールヒント・ウィンドウが表示されます。テスト実行中にツールヒントをクリックして UFT One を表示できます。標準設定では、このオプションは選択されています。

注意:  

  • 通知ツールヒントをクリックすると、[UFT One を非表示モードで実行する]チェック・ボックスがクリアされ、UFT One が通常モードで実行されます。次のテスト・セットを実行する前に、[UFT One を非表示モードで実行する]を再度選択して UFT One を非表示モードで実行できます。
  • 非表示モードでの実行中、オプションで、各テストの最後またはテスト・セットの最後に UFT One を再表示できます。この動作の設定には、ALM サイト管理の SUPPORT_TESTSET_END パラメータを使用します。詳細については、Application Lifecycle Management 管理者ガイドALM 設定パラメータの指定に関する項を参照してください。
  • ALM テスト・ラボ・モジュールからテストを実行している場合、テストに挿入されたブレークポイントでテストは停止しません。
テスト・ラボの実行セッション終了後、UFT を開いたままにする

標準設定では、テスト・セットの実行中に ALMUFT One をリモート・コンピュータで開くと(または、テスト・ラボ・モジュールで選択したテストまたは設定を実行すると)、テスト・ラボの実行セッションの最後に UFT One が閉じられます。この処理によって、UFT One ライセンスがその時点でリリースされ、UFT One のほかのユーザが使用できるようになります。

このオプションを選択すると、テスト・ラボの実行セッションの終了後も UFT One がコンピュータで開いたままになります(UFT One ライセンスの使用も継続されます)。

注意: 前述の動作は、SUPPORT_TESTSET_END パラメータが Yに設定されている ALM サーバから UFT One を開いた場合のみ関連します(Yが標準設定です)。

以前のバージョンの ALM から UFT One を開いた場合(または前述のパラメータが N に設定されている場合)、このオプションは無視され、実行セッションの最後に UFT One が開いたままになります。

SUPPORT_TESTEND_END パラメータの詳細については、Application Lifecycle Management 管理者ガイドALM の設定パラメータの指定に関する項を参照してください。

テスト・ツールの再起動

次を対象として、指定した秒数を経過しても応答がない場合、UFT One を再起動します。

  • 操作:開く]または[実行]などの UFT One の操作。

  • クエリ:アプリケーションが応答していることを確認するためにリモート・アプリケーションが実行する、標準のステータス・クエリ(ALMget_status クエリなど)。

いずれのオプションでも、標準設定の値は 2700 秒(45 分)です。ただし、UFT One の操作の応答には長い時間がかかることがありますが、クエリにかかる時間は数秒です。そのため、これらのオプションには異なる値を設定できます。

注意: UFT One で開いている関数ライブラリに未保存の変更がある場合、UFT One によって保存するよう促されます。関数ライブラリを 10 秒以内に保存しないと、UFT One が再起動され、未保存の変更は失われます。