C# でのカスタム・アクティビティの手動作成

関連:API テスト のみ

このタスクでは、新しいアクティビティを作成し、UFT One に実装する方法を説明します。

カスタム・アクティビティを使用したテストを別のマシンで実行するには、カスタム・ファイルをすべて<インストール・フォルダ>\addins\CustomerAddins\<addin_name>フォルダにコピーする必要があります。

前提条件 - ランタイム・ファイルの作成

アクティビティのアクションを実装する C# プロジェクトを addins\CustomerAddins\<アドイン名>フォルダに作成します。タスクの詳細については、「ランタイム・ファイルの作成」を参照してください。

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署名ファイルの作成

  1. .xml 拡張子の署名ファイルを、addins\CustomerAddins\<アドイン名>フォルダに新規作成します。このフォルダにはランタイム・ファイルも格納されています。署名ファイルのカスタマイズでは、<インストール・フォルダ>\ExtensibilitySamples フォルダにあるサンプル・プロジェクトを活用してください。
  2. Resource セクションをカスタマイズするか、次のコードをコピーして太字部分をユーザ環境に合わせて変更します。
  3. <Resource
      type="Activity"
      id="ReportMessageActivitySample"
      version="1.0.0"
      group="Miscellaneous"
      shortName="ReportMessageActivitySample"
      description="ReportMessageActivitySample allows you to send a custom message to the report and/or log."
      assembly="ReportMessageActivitySample.dll"
      className="ReportMessageActivitySample.ReportMessageActivitySample"
      image="toolbox_ReportMessageActivitySample.png"
      visible="true"
      xmlns="http://hp.st.schemas/signature/v1.0"
      xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
      xsi:schemaLocation="http://hp.st.schemas/signature/v1.0 ../../../dat/schemas/Signature.xsd"
      >
  4. 必要に応じてセクション(GeneralProperties、InputProperties、Tabs、Events など)を追加します。

  5. セクションにプロパティを追加します。

    • GeneralProperties:[プロパティ]表示枠の[一般]タブで表示するプロパティ。ほとんどの場合、サンプル・ファイルのセクションの内容をそのまま使用できます。標準では、ステップ IDプロパティと名前プロパティが表示されます。

    • InputProperties:[プロパティ]表示枠の[入力/チェックポイント]タブの[入力]表示枠に表示されるプロパティ。

    • OutputProperties:[プロパティ]表示枠の[入力/チェックポイント]タブの[チェックポイント]表示枠に表示されるプロパティ。

  6. 外部リソース・ファイルを指定します。

  7. ファイルの最後に </Resource> タグを指定します。

  8. 署名ファイルの構造の詳細については、「署名ファイル」を参照してください。

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アドイン・ファイルの作成

  1. .addin 拡張子のアドイン・ファイルを、<インストール・ディレクトリ>\addins\CustomerAddins\<アドイン名>フォルダに新規作成します。このフォルダには署名ファイルも格納されています。

  2. ファイルの作成では、<インストール・フォルダ>\ExtensibilitySamples フォルダにあるサンプルのアドイン・ファイルを使用するか、次のコードをコピーして太字部分をユーザ環境に合わせて変更してください。

    <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
    <AddIn name        = "Report Message Activity Sample"
           author      = "John Doe"
           copyright   = "prj:///doc/copyright.txt"
           description = "Extensibility Sample - Report Message Activity"
             version="1.0">
    <Manifest>
        <!--<Must be unique -->
        <Identity name = "ReportMessageActivitySample"/>
      </Manifest>
      <Runtime>
        <Import assembly=":HP.ST.Fwk.DesignerModel"/>
      </Runtime>
      <Path name = "/ST/Activities">
        <!--Misc Activities -->
        <Activity id    = "ReportMessageActivitySample"
        displayName   = "ReportMessageSample"
         signatureFile = "ReportMessageActivitySample.xml"
        assembly="ReportMessageActivitySample.dll"/>
      </Path>  
    </AddIn>
  3. アドイン・ファイルは、アクティビティごとに作成します。1 つのアドイン・ファイル内で複数のアクティビティを定義しないでください。

  4. ビルド後のタスク(resgen など)を定義します。

  5. プロジェクトをコンパイルし、DLL を<インストール・フォルダ>\addins\CustomerAddins\<アドイン名>フォルダにコピーします。

  6. 詳細については、「ランタイム・ファイル」を参照してください。

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アクティビティのグラフィックの指定 - 任意

  1. アクティビティのアイコン画像を<インストール・フォルダ>\addins\CustomerAddins\<アドイン名>フォルダにコピーします。ここでは、次の要件を満たす画像ファイルを指定します。

    • 拡張子が .png

    • サイズは 16x16 ピクセル

    • カラー・デプスは 8 ビット

  2. 署名ファイルの Resource 要素 で画像ファイルの名前を指定します。

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実装のチェック

  1. アプリケーションを再度開き、新しく作成したアクティビティをテスト・フローにドラッグします。アクティビティとプロパティが想定どおりに表示されることを確認します。

  2. プロパティ値を指定します。

  3. テストを実行し、出力ログと実行結果をチェックします。

  4. 結果を確認できるようにチェックポイントを設定し、テストを再度実行します。

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