マウスのクリックを記録するように UFT One を設定する

このタスクでは,設定ファイルを手動で変更して,右マウスのクリックを記録するように UFT One に指示する方法について説明します。

設定ファイルをエクスポートする

  1. [記録]>[Web イベント記録の設定]>[ユーザ定義設定]を選択します。ユーザ・インタフェースの詳細については,「[カスタム Web イベント記録の設定]ダイアログ・ボックス」を参照してください。

  2. [ファイル]>[設定に名前を付けて保存]を選択して,ユーザ定義設定を .xml ファイルにエクスポートします。Web イベント記録の設定ファイルを保存するフォルダに移動し,設定ファイル名を入力します。設定ファイルの拡張子は .xml です。

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XML ファイルをテキスト・エディタで開く

設定ファイルを任意のテキスト・エディタで開き,編集します。設定ファイルには,あらかじめ定義されている XML 構造が使用されます。詳細については,[Web イベント記録の設定]ダイアログ・ボックスを参照してください。

次の例は,エクスポートされた設定ファイルの冒頭部分を示します。

Property Name 要素はマウス・ボタンの記録を制御します。マウス・ボタンの値は次のように定義されています。

  • 1.

  • 2.

  • 4. 中央

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マウス・クリックの記録を有効にするように XML ファイルを変更する

  1. .xml ファイルを次のように編集します。

    • マウスの左クリックの onmouseup イベントを記録するには,次の行を追加します。

      <Property Name="button" Value="1" Listen="2" Record="2"/>
    • マウスの右クリックとマウスの左クリックの onmousedown イベントを記録するには,以下の行を追加します。

      <Event Name="onmousedown" Listen="2" Record="1">
      <Property Name="button" Value="2" Listen="2" Record="2"/>
      <Property Name="button" Value="1" Listen="2" Record="2"/>
      </Event>

    注: onmouseuponmousedown のどちらかのイベントを使ってマウス・クリックを処理する必要があります。両方のイベントを使用すると,UFT One は 1 つではなく 2 つのクリックを記録します。標準設定では,UFT Oneonmouseup イベントをリッスンします。

  2. .xml ファイルを保存します。

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XML ファイルをロードする

  1. [カスタム Web イベント記録の設定]ダイアログ・ボックスで,[ファイル]>[設定の読み込み]を選択します。[開く]ダイアログ・ボックスが開きます。

  2. 編集した設定ファイルが保存されているフォルダに移動し,ファイルを選択して[開く]をクリックします。[カスタム Web イベント記録の設定]ダイアログ・ボックスが開きます。

  3. OK]をクリックします。新しい設定が読み込まれ,すべての設定が .xml 設定ファイルで定義した設定になります。今後記録されるすべての Web オブジェクトは,新しい設定に従って記録されます。

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