インストールの前提条件

このトピックでは,UFT One をインストールするために必要な前提条件について説明します。インストールを行う前に,次の前提条件を確認します。

前提条件 説明
インストール場所

UFT One をインストールする場所を選択します。

(ネットワーク・ドライブには UFT One をインストールしないでください)。

インストール・パスおよびインストール・ファイルのパスには,英字のみ使用できます。

コンピュータの状態

コンピュータが再起動の必要がない状態になっていることを確認します。

システム要件

コンピュータがサポート・マトリクスに記載されているハードウェアとソフトウェアの最小要件をすべて満たしていることを確認します。

「サポート・マトリクス」で説明されているように,一部の前提条件は UFT One のインストール・パッケージに含まれています。これらの前提条件は,UFT One のインストール・プロセスの一環としてインストールできます。

AI Codeless Testing がコンピュータにインストールされていないことを確認します。

ライセンス

使用するライセンスの種類を確認しておいてください。

コンカレント・ライセンスを使用する場合は,ライセンス・サーバ URL を用意してください。

詳細については,UFT One ライセンスを参照してください。

権限 UFT One をインストールするには,管理者権限が必要です。
GUI テスト アドイン GUI テストに対して使用するアドインを確認しておいてください。使用するアドインのみをインストールすることをお勧めします。
API テスト - SOAP アクティビティ

SOAP メッセージのチェックポイントの検証や作成など,API テストで SOAP アクティビティを実行する予定がある場合は,UFT One インストールの bin フォルダに WS-I テスト・ツールをインストールする必要があります。これらのテスト・ツールをインストールするには,次の手順を実行します。

  1. Web Services Interoperability Organization(WS-I)の公式 Web サイトから,Interoperability Testing Tools 1.1C# パッケージをダウンロードします。

  2. ダウンロードしたファイルの内容を展開します。

  3. 展開した wsi-test-tools\cs\bin フォルダの内容をすべて,<UFT One インストール>\bin フォルダにコピーします。

API テスト - Web サービス

WSE セキュリティ設定を使用して Web サービスのテストを実行する場合,.NET Framework 3.5,WSE 2.0 SP3 パッケージ,および WSE 3.0 パッケージがコンピュータにインストールされている必要があります。

.NET 3.5 Framework および WSE パッケージは,UFT One のインストールではインストールされません。これらがコンピュータにインストールされていない場合は,次の手順に従ってインストールできます。

  1. .NET 3.5 Framework をインストールしてアクティブにします。MSDN で手順を参照してください。
  2. マーケットプレイスから WSE 2.0 SP3 および WSE 3.0 パッケージをダウンロードし,インストールします。

    注:Windows 10 以降では,WSE は Microsoft による公式サポートの対象外となりました。

    サイレント・インストール・コマンドを使用したこれらの前提条件のインストールの詳細については,UFT One の前提条件をインストールするためのサイレント・コマンドを参照してください。

注: Web サービスを安全にテストするために WCF を使用する場合,これらの前提条件は必要ありません。詳細については,WCF タイプの Web サービスのセキュリティをカスタマイズするを参照してください。

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