オブジェクト・リポジトリへのテスト・オブジェクトの追加

関連：GUI テストおよびコンポーネント

このトピックでは，ローカルまたは共有オブジェクト・リポジトリにテスト・オブジェクトを追加する方法を説明します。

概要

テスト・オブジェクトは，さまざまな方法でオブジェクト・リポジトリに追加できます。

  • ［ナビゲートして学習］オプションを使用して，共有オブジェクト・リポジトリにオブジェクトを追加します。

  • ローカル・リポジトリの場合は［オブジェクト リポジトリ］ウィンドウから，共有リポジトリの場合はオブジェクト・リポジトリ・マネージャから追加します。

  • テストまたはコンポーネントの編集中にも，ローカル・オブジェクト・リポジトリにオブジェクトを追加します。

  • オブジェクト・スパイまたはオブジェクト認識センター（OIC）を使用して，オブジェクトに対してスパイを実行し，オブジェクト・リポジトリに追加します。

  • ステップを記録して，操作の対象となったオブジェクトをローカル・オブジェクト・リポジトリに追加します。（関連付けられている共有オブジェクト・リポジトリにまだ存在しないオブジェクトの場合）。

  • キャプチャ機能を使用してオブジェクトをキャプチャし，ローカル・オブジェクト・リポジトリに追加します。

  • テスト・オブジェクトを ActiveScreen から追加するか，ActiveScreen からステップを挿入するときに追加します。

オブジェクト・リポジトリにテスト・オブジェクトを追加するとき，選択したテスト・オブジェクトだけを追加するか，特定のタイプのすべてのテスト・オブジェクト（すべてのボタン・オブジェクトなど）を追加するか，特定のクラスのすべてのテスト・オブジェクト（すべての WebButton オブジェクトなど）を追加するかを選択できます。

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［ナビゲートして学習］を使用したテスト・オブジェクトの追加

［ナビゲートして学習］オプションを使用して，テスト・オブジェクトを学習し，学習したオブジェクトを共有オブジェクト・リポジトリに追加します。詳細については，［ナビゲートして学習］を使用したテスト・オブジェクトの追加を参照してください。

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［オブジェクト リポジトリ］ウィンドウまたはオブジェクト・リポジトリ・マネージャからのオブジェクトの追加

テスト・オブジェクトを［オブジェクト リポジトリ］ウィンドウからローカル・オブジェクト・リポジトリに追加するか，オブジェクト・リポジトリ・マネージャから共有オブジェクト・リポジトリに追加します。

テスト・オブジェクトを追加するには，次の手順を実行します。

  1. ［オブジェクトの追加］/［ローカルへオブジェクトを追加］ツールバー・ボタンをクリックします。

    UFT One が非表示になり，ポインタが指差しマークに変わります。環境によっては，アプリケーションにカーソルを合わせたときに，テスト・オブジェクトが強調表示されます。

  2. アプリケーションで，オブジェクト・リポジトリに追加するオブジェクトをクリックします。

  3. クリックした場所が複数のオブジェクトに関連付けられている場合は，追加するオブジェクトを［オブジェクトの選択］ダイアログ・ボックスに表示されているオブジェクトから選択します。

    また，オブジェクト・リポジトリに新規オブジェクトの親オブジェクトが存在しない場合は，親オブジェクトも追加されます。

オブジェクト・リポジトリ・ツリーでは，ローカル・オブジェクトは編集可能であることを示す黒色で表示されます。共有オブジェクトは灰色で表示され，オブジェクト・リポジトリ・マネージャでのみ編集できます。

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ステップの編集中のテスト・オブジェクトの追加

テストまたはコンポーネントの編集中に，テスト・オブジェクトをローカル・リポジトリに追加します。

テスト・オブジェクトを追加するには，次の手順を実行します。

  1. キーワード・ビューの［項目］セルで，ドロップダウン・リストから［リポジトリからのオブジェクト］を選択します。

  2. ［テスト オブジェクトの選択］ダイアログ・ボックスで，追加するオブジェクトを選択します。

  3. ［OK］をクリックして，選択したオブジェクトを使用してステップを作成します。

選択したステップがテストに追加され，オブジェクトがアクションまたはコンポーネントのローカル・オブジェクト・リポジトリに追加されます。

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新規テスト・オブジェクトの定義

テスト・オブジェクトを定義し，オブジェクト・リポジトリに追加します。

新規テスト・オブジェクトを定義するには，次の手順を実行します。

  1. 正しいオブジェクト階層構造に従って，新しくオブジェクトを定義する位置のすぐ上にあるオブジェクトを選択します。

  2. ［新規テスト オブジェクトの定義］ボタンをクリックするか，［オブジェクト］＞［新規テスト オブジェクトの定義］を選択します。［新規テスト オブジェクトの定義］ダイアログ・ボックスが開きます。

  3. ［環境］ドロップダウン・リストで，オブジェクトの UFT One アドイン環境を選択します。

  4. ［クラス］ドロップダウン・リストで，オブジェクト・タイプを選択します。

  5. ［名前］エディット・ボックスで，オブジェクトに名前を付けます。

  6. ［テスト オブジェクトの詳細］領域で，必要なオブジェクトの記述プロパティを入力します。

  7. ［追加］をクリックして新しいオブジェクトをオブジェクト・リポジトリに挿入します。

  8. ［閉じる］をクリックして，メインの［オブジェクト リポジトリ］ウィンドウに戻ります。

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オブジェクト・スパイまたは OIC を使用したテスト・オブジェクトの追加

オブジェクト・スパイまたは OIC を使用して，テスト・オブジェクトをスパイし，オブジェクト・リポジトリに追加します。

オブジェクト・スパイまたは OIC を使用してテスト・オブジェクトを追加するには，次の手順を実行します。

  1. UFT One のツールバー，または［オブジェクト リポジトリ］ウィンドウまたはオブジェクト・リポジトリ・マネージャのツールバーで［オブジェクト スパイ］ボタンまたは［OIC］ボタンをクリックします。

  2. オブジェクトをスパイして，オブジェクト・リポジトリに追加します。オブジェクトをオブジェクト・リポジトリに追加するまたはオブジェクト・リポジトリへのオブジェクトの追加を参照してください。

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すべてのオブジェクトをキャプチャしてテスト・オブジェクトを追加

キャプチャ機能を使用して，アプリケーションの選択領域内の全オブジェクトをキャプチャします。

キャプチャを使用してテスト・オブジェクトを追加するには，次の手順を実行します。

  1. アプリケーションを開き，アプリケーションの適切なページ，ウィンドウ，またはセクションを表示します。

  2. ツールバーで［キャプチャ］ボタンをクリックします。

  3. アプリケーションで，キャプチャ対象となる最上位のオブジェクトを選択します。

  4. マウス・ポインタが十字形に変わったら，クリックとドラッグで，キャプチャするオブジェクトが含まれる領域を選択します。

    アプリケーションの選択した領域の周囲に，点滅する四角形が表示され，UFT One がオブジェクトを学習している間，処理が一時停止されます。

    学習したオブジェクトは，アクションのローカル・オブジェクト・リポジトリに追加されます。

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ActiveScreen からのテスト・オブジェクトの追加

ActiveScreen を使用して，テスト・オブジェクトをオブジェクト・リポジトリに追加します。

ActiveScreen からテスト・オブジェクトを追加するには，次の手順を実行します。

  1. ActiveScreen が表示されていない場合は，［表示］＞［ActiveScreen］を選択します。

  2. オブジェクト・リポジトリに追加するオブジェクトが ActiveScreen に含まれているテスト内のステップを選択します。

  3. ActiveScreen で，追加対象オブジェクトを右クリックし，［オブジェクトの表示/追加］を選択します。

  4. クリックした場所が複数のオブジェクトに関連付けられている場合は，［オブジェクトの選択］ダイアログ・ボックスが開きます。オブジェクト・リポジトリに追加するオブジェクトを選択し，［OK］をクリックして［オブジェクトの選択］ダイアログ・ボックスを閉じます。

    ［オブジェクトのプロパティ］ダイアログ・ボックスが開き，オブジェクトの標準の記述プロパティが表示されます。

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ActiveScreen でのステップの挿入によるテスト・オブジェクトの追加

ActiveScreen を使用してステップを挿入し，テスト・オブジェクトをオブジェクト・リポジトリに追加します。

ステップを挿入してテスト・オブジェクトを追加するには，次の手順を実行します。

  1. ActiveScreen が表示されていない場合は，［表示］＞［ActiveScreen］を選択します。

  2. ステップを追加する対象となるオブジェクトが含まれている ActiveScreen に対応するテスト内のステップを選択します。

  3. ActiveScreen で，ステップを追加する対象となるオブジェクトを右クリックし，挿入するステップのタイプ（チェックポイント，出力値，ステップ・ジェネレータ）を選択します。

  4. クリックした場所が複数のオブジェクトに関連付けられている場合は，［オブジェクトの選択］ダイアログ・ボックスが開きます。ステップを追加する対象となるオブジェクトを選択し，［OK］をクリックします。

    適切なダイアログ・ボックスが開き，挿入するステップの設定を行うことができます。

  5. 設定を行い，キーワード・ビューまたはエディタで現在選択されているステップの，前または後のどちらにステップを挿入するか選択します。［OK］をクリックして，ダイアログ・ボックスを閉じます。

    テストに新規ステップが挿入され，現在のアクションのローカル・オブジェクト・リポジトリにオブジェクトが追加されます（リポジトリになかった場合）。

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その他の参照項目：