追加のコンポーネントとアプリケーション

LoadRunner Professional にはさまざまな追加コンポーネントがあり,高度な処理を実行できます。また,追加のスタンドアロン・アプリケーションをインストールすることもできます。

追加コンポーネント

セットアップ・ファイルは,LoadRunner Professional インストール・パッケージのルート・フォルダ内の Additional Components フォルダにあります。

次の表に,利用できる追加のコンポーネント,および各コンポーネントのインストール先を示します。

フォルダ
コンポーネント
説明
インストール先
Citrix エージェント SetupCitrixAgent.exe

Citrix プロトコルの記録および再生中に Citrix クライアント・オブジェクトを識別する際の VuGen の機能を強化する Citrix Agent をインストールします。インストールの手順については,「Citrix エージェントをインストールする(任意)」を参照してください。

エージェントでは,追加の Citrix API 関数を使用することもできます。詳細については,「関数リファレンス」を参照してください。

Citrix サーバ
Agent for Microsoft Terminal Server SetupMSTerminalAgent.exe VuGen での RDP プロトコルの記録メカニズムを強化するユーティリティをインストールします。インストールの手順については,「Microsoft Terminal Server エージェントのインストール」を参照してください。 RDP サーバ
Assembly Crawler for Analysis API AssemblyCrawlerConsole.exe Analysis API アプリケーション用の .NET 設定ファイルを構築するコマンドライン・ユーティリティをインストールします。詳細については,「ヘルプセンターのダウンロード」ページから入手できる Analysis API リファレンス を参照してください。 Analysis マシン
HostID Generator licidgenerator.exe

ホスト ID ジェネレータ・ツールを開き,コンピュータのホスト ID を表示します。ライセンスの要求時や,スクリプトでの使用に役立ちます。

ヒント: ホスト ID は,コマンド・ラインで licgencli.exe を実行して生成することもできます。

Controller マシン
Network Virtualization
  • NV4ControllerSetup.exe
  • NV4LGSetup.exe
  • NV4ControllerSetup.exe は,Controller 用の Network Virtualization をインストールし,エミュレーション機能を有効にします。
  • NV4LGSetup.exe は,VuGen 用の NV Insights Report コンポーネントと,Windows Load Generator マシン用の Network Virtualization をインストールします。

詳細については,Network Virtualization for LoadRunner ヘルプおよび「Network Virtualization」を参照してください。

Controller,VuGen,および Load Generator の各マシン
IDE Add-Ins
  • Eclipse:EclipseAddin
    \hp.lr.vugeneclipse42addin.jar
  • IntelliJ IDEA: vugeneintellijplugin.zip
  • Visual Studio:

    • LRVS2022IDEAddInSetup.exe
    • LRVS2019IDEAddInSetup.exe
    • LRVS2017IDEAddInSetup.exe

サポートされているバージョンの Eclipse,IntelliJ IDEA,または Visual Studio のアドインをインストールします。このアドインでは,LoadRunner API を使用して標準開発環境で仮想ユーザを作成することができます。この統合により,IDE 環境から直接テストを実行して,その機能をテストすることもできます。

Eclipse と IntelliJ IDEA の詳細については,「外部 IDE での Java 仮想ユーザ・スクリプトの作成」を参照してください。

Visual Studio の詳細については,「Visual Studio での仮想ユーザ・スクリプトの作成と表示」を参照してください。

VuGen を備えた Visual Studio/Eclipse/IntelliJ マシン
IDE Add-Ins Dev
  • Eclipse:LREclipseIDEAddInDevSetup.exe
  • Visual Studio:

    • LRVS2022IDEAddInDevSetup.exe
    • LRVS2019IDEAddInDevSetup.exe
    • LRVS2017IDEAddInDevSetup.exe

サポートされているバージョンの Visual Studio および Eclipse の開発者向けアドインのセットアップ・ファイルでは,LoadRunner API を使用して標準開発環境で NUnit または JUnit テストを作成することができます。

詳細については,「外部 IDE でのユニット・テストの作成」を参照してください。

VuGen を備えた Visual Studio または Eclipse マシン
LoadRunner
プロトコル SDK
SetupLoadRunnerProtocolSDK.exe

カスタム LoadRunner Professional プロトコルを作成して配信できます。詳細については,Protocol SDKを参照してください。

Virtual Studio 2015 および WiX Toolset 3.10.3 - 3.11 がインストールされたマシン
SAP Tools

SapSpy.exe

VerifyScripting.exe

  • SAPGUI Spy:SAPGUI Client for Windows の開いているウィンドウで,GUI Scripting オブジェクトの階層を調べます。
  • SAPGUI Verify Scripting:SAPGUI Scripting API が有効かどうかを検証します。
詳細については,「SAP 環境の設定」を参照してください。
SAPGUI クライアントを備えた VuGen マシン
Third Parties ソース・ファイル このフォルダには,LoadRunner Professional で使用されているいくつかのサード・パーティ製ソフトウェア・コンポーネントのソース・コードが格納されます。 なし
Virtual Table Server SetupVTS.exe

Virtual Table Server(VTS)は,標準の LoadRunner Professional パラメータ化に対する代替手段を提供します。

詳細については,「VTS の概要」を参照してください。

任意のマシン

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スタンドアロン・アプリケーション

次の LoadRunner Professional スタンドアロン・アプリケーションは,LoadRunner Professional インストール・パッケージの /Standalone Applications フォルダにあります。

フォルダ
コンポーネント
説明
インストール先
Analysis Standalone SetupAnalysis.exe

Analysis をスタンドアロン・アプリケーションとしてインストールします。インストールにより,別のマシンで LoadRunner Professional の結果を開き,グラフとレポートを作成できます。詳細については,「Analysis の紹介」を参照してください。

任意のマシン
Load Generator SetupOneLG.exe

負荷テストを実行するために,Load Generator を Windows マシンにインストールします。このソフトウェアをインストールすると,Controller からこのマシンにアクセスできるようになります。詳細については,「Load Generator」を参照してください。

任意のマシン
MI Listener SetupMIListener.exe

MI Listener をインストールします。これは,Controller と LoadRunner エージェント間のルータとして機能します。詳細については,「ファイアウォール越しのシステムの設定」を参照してください。

専用のマシン
Monitor Over Firewall SetupMoFW.exe

Monitor Over Firewall コンポーネントをインストールします。これにより,ファイアウォール越しにサーバを監視できます。詳細については,「ファイアウォール越しのシステムの設定」を参照してください。

専用のマシン
VuGen Standalone SetupVuGen.exe

Virtual User Generator(VuGen)をスタンドアロン・アプリケーションとしてインストールします。これにより,負荷テスト用のスクリプトを作成できるようになります。詳細については,Virtual User Generator ヘルプセンター(該当するバージョンを選択) を参照してください。

任意のマシン

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