Siebel Add-in
Siebel eBusiness プラットフォームは、多くの組織でビジネス・プロセス・アプリケーションに広く使用されています。UFT One では、Siebel 用にカスタマイズされた特別なテスト・オブジェクトと操作(メソッドおよびプロパティ)を使用して、これらのアプリケーションを対象とするテストおよびビジネス・コンポーネントの作成と実行ができます。
カスタマイズされた Siebel テスト・オブジェクト、メソッド、プロパティにより、スクリプトの読み取り、保守、拡張、パラメータ化がより簡単になり、上級ユーザも初心者も、Siebel アプリケーションの高度なテストやビジネス・コンポーネントを作成できます。
UFT One では、標準双方向性と高双方向性の両方の Siebel アプリケーションを対象としたテストがサポートされています。
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標準双方向性のアプリケーションは、データを必要になった場合にダウンロードします。このインタフェースは、企業のネットワークの外部からアプリケーションにアクセスするユーザ向けに設計されています。
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高双方向性アプリケーションは、より少ないナビゲーションで、必要なデータの大半を一度にダウンロードします。このインタフェースは、コール・センタなど頻繁に使用するユーザ向けに設計されています。
次の表には Siebel Add-in に関する基本情報および、よく使用される UFT One の特徴とどう関連するかがまとめられています。
一般情報 |
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アドインの種類 |
これは Web ベースのアドインです。この機能のほとんどは他の Web ベースのアドインと同じです。 |
サポート環境 |
サポートされる Siebel 環境の詳細については、UFT One 『使用可能製品マトリクス』の「Siebel Add-in」セクションを参照してください。 SiebelOpenUI アプリケーションをテストしている場合、SiebelOpenUI Add-in は Web Add-in の子アドインとしてサポートされており、アドイン・マネージャでは Web Add-in の子アドインとして表示されます。SiebelOpenUI Add-in は、Web 2.0 ツールキットの 1 つとしてインストールされている必要があります。Web Add-in と SiebelOpenUI Add-in はロードする必要がありますが、Siebel Add-in はロードしないでください。Siebel と SiebelOpenUI の両方のアドインをロードすると、互いに競合してオブジェクトを正常に認識できない場合があります。 |
重要な情報 |
Siebel Test Express を使用して、自動的に新規オブジェクト・リポジトリの生成、または既存のオブジェクト・リポジトリの更新を行えます。 |
テスト・オブジェクト、メソッド、プロパティ |
Siebel Add-in では、Siebel アプリケーションでオブジェクトをテストするときに使用できるテスト・オブジェクト、メソッド、およびプロパティが提供されます。詳細については、『UFT One Object Model Reference for GUI Testing』の「Siebel」セクションを参照してください。 |
既知の問題 | 「既知の問題 - Siebel Add-in」 |
前提条件 |
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アプリケーションを開く |
Siebel アプリケーションを開く前に、UFT One を開いて[記録と実行]オプションを設定する必要があります。記録セッションを開始した後にのみ、アプリケーションを起動します。 |
アドインの依存関係 |
なし |
その他 |
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設定 |
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設定オプション |
[Web]表示枠を使用。 |
記録と実行環境設定 |
Siebel タブを使用。 |
テストの設定 |
[Web]表示枠を使用。 |
ActiveScreen キャプチャのカスタム設定 |
[Web]セクションを使用。 |
アプリケーション領域の[追加設定] |
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その他の参照項目: