[ローカル システム モニタ]表示枠([テストの設定]/[ビジネス コンポーネントの設定]ダイアログ・ボックス / アプリケーション領域の[追加設定]表示枠)

関連:GUI テストおよびコンポーネント

この表示枠では、システム監視を有効にし、実行セッション中に追跡するシステム・カウンタを定義します。このカウンタでは、アプリケーションによって使用されるリソースを監視できます。

テスト実行中にキャプチャされたローカル・システム・モニタのデータは、実行結果に表示されます。

[ローカル システム モニタ]表示枠へのアクセス

次のいずれかを実行して、[ローカル システム モニタ]表示枠にアクセスします。

テスト

フォーカスがあるテスト、アクションまたはビジネス・コンポーネントで、[ファイル]>[設定]>[ローカル システム モニタ]ノードを選択します。

アプリケーション領域

アプリケーション領域を開いて、[追加設定]をクリックし、サイドバーで[ローカル システム モニタ]を選択します。

ユーザ・インタフェース要素

[ローカル システム モニタ]表示枠には次の UI 要素があります。

UI 要素

説明

ローカル・システム・モニタの有効化の間隔:__ 秒

このアプリケーションで行うシステム・カウンタのチェック頻度(秒単位)。

秒数を変更するには、上矢印または下矢印を使うか、エディット・ボックスに値を入力します。

最小値:1 秒

モニタするアプリケーション

システム・カウンタの監視対象となるアプリケーション。

詳細については、「ローカル・システム・モニタの設定の定義」を参照してください。

システム・カウンタ/制限

選択したアプリケーションで追跡するシステム・カウンタ、および[システム カウンタ]カラムで選択したカウンタの上限。

詳細については、「ローカル・システム・モニタの設定の定義」を参照してください。

システム・カウンタの定義をテストまたはアプリケーション領域から削除します。

説明

システム カウンタ]カラムで選択したカウンタの説明(パフォーマンス・コンソール・アプリケーションによって提供される内容)。

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ローカル・システム・モニタの設定の定義

監視するアプリケーションとカウンタを次のようにして定義します。

  1. [ローカル システム モニタ]表示枠で、[ローカル システム モニタの有効化の間隔]チェックボックスを選択し、監視頻度を定義します。

  2. 監視するアプリケーションを次の任意の方法で定義します。

    手動で入力

    エディット・ボックスに、アプリケーションの実行ファイルの名前(ファイル拡張子なし)を入力します。

    ドロップダウンから選択

    エディット・ボックスの下矢印をクリックして、次のいずれかを表示します。

    • UFT One でこれまで実行したアプリケーション。

    • 現在実行しているアプリケーション。

    • [記録と実行環境設定]ダイアログ・ボックスの[Windows アプリケーション]タブに現在示されているアプリケーション。

    • アプリケーション領域の[追加設定]表示枠に現在示されているアプリケーション。

    詳細については、次を参照してください。

    参照

    参照ボタンをクリックし、アプリケーションの実行ファイルを参照します。

    アプリケーションが現在実行中であることを確認してください。次に、指差しアイコンをクリックし、デスクトップ上のアプリケーションをポイントします。

    注意: プロセスは、アプリケーションの機能を提供する別のプロセスを作成する起動プログラムとしてのみ使用される場合があります。アプリケーション機能を実際に実行する実行可能ファイルを選択してください。

  3. 下の表で、システムのカウンタと制限を定義します。セル内をクリックし、ドロップダウン・リストからカウンタを選択します。

    制限値は任意です。

    • 実行セッション中に、選択したカウンタがこの値を超えた場合、実行は失敗します。
    • 値を指定しなくてもカウンタは追跡され、[実行結果]に結果が表示されます。

    監視可能なシステム・カウンタには、パフォーマンス・コンソール([スタート]>[ファイル名を指定して実行]を選択して、「Perform」と入力)からアクセスできるプロセス・カウンタなどがあります。詳細については、パフォーマンス・コンソールのドキュメントを参照してください。

    ヒント: 展開ボタンをクリックすると(表示されている場合)、ほかのカウンタも表示されます。

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アプリケーションの複数のインスタンス

同じ名前のプロセスが実行セッション中に複数実行される場合、そのプロセスのカウンタを監視するときには、テストまたはコンポーネントのテスト・オブジェクトを少なくとも 1 つ含むアプリケーション・インスタンスからカウンタがサンプリングされます。複数のアプリケーションがこの条件を満たす場合は、1 つのアプリケーションのみ監視されます。

このような処理が行われるのは、たとえば、iexplorer.exe プロセスのカウンタを監視することを選択し、実行セッション中に Internet Explorer ブラウザ・ウィンドウを複数開いているような場合です。

同じアプリケーションのインスタンスが複数実行されている場合、UFT One は最初に開かれたインスタンスを監視します。

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Business Process Testing のローカル・システム・モニタ

コンポーネントを操作している場合、[ローカル システム モニタ]表示枠は読み取り専用です。ローカル・システム・モニタの設定は、コンポーネントに関連付けられているアプリケーション領域で定義してください。

ビジネス・プロセス・テストを実行している場合、ローカル・システム・モニタは、テストの最初のコンポーネントに関連付けられたアプリケーション領域に対して定義された設定を使用します。ビジネス・プロセス・テスト内で、最初のコンポーネント以外のコンポーネントを別のアプリケーション領域に関連付けたとしても、そのアプリケーション領域で定義したローカル・システム・モニタの設定は無視されます。

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ローカル・システム・モニタおよびモバイル・テスト

モバイル・テストを実行していて、[記録と実行環境設定]ダイアログ・ボックスの[モバイル]タブで[デバイス メトリクス]が選択されている場合、[デバイス メトリクス]の設定は[ローカル システム モニタ]表示枠の設定をオーバーライドします。

詳細については、「モバイルの[記録と実行環境設定]の定義」を参照してください。

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その他の参照項目: