UFT One 14.50 の新機能

UFT One 14.50 には、ソフトウェア・テストにおける劇的な変化に対応し、価値の創出までの時間を短縮するための、多くの新機能と機能拡張が含まれています。

新機能のビデオ

14.50 に含まれる新機能については、新機能のビデオをご覧ください。

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並列実行

UFT One は、高い技術を誇る機能をさらに強化して、Web テストを並列で実行する機能を備えています(テクノロジ・プレビュー版で提供)。

コマンド・ライン実行

次のいずれかの方法を使用することで、テストの並列実行を設定できます。

カスタマイズ可能なテンプレート

.json ファイルでパラメータ値を設定すると、複数のテストを複数の環境で同時に実行できます。

ヒント:この方法を使用すると、それぞれのテストを Web 環境とモバイル環境の両方の組み合わせで実行することも可能です。

コマンド・ライン・オプション コマンド・ライン・オプションを使用すると、1 つのテストを複数の環境で同時に実行するよう設定できます。

詳細については、「Web テスト、モバイル・テスト、または API テストの並列実行」を参照してください。

UFT One Jenkins プラグイン

UFT One Jenkins プラグイン:新しい環境選択ダイアログを使用すると、Web テストまたはモバイル・テストごとに複数の環境を定義できます。

例:

詳細については、「UFT One と Jenkins」を参照してください。

実行結果

並列テストの実行結果には、すべてのテスト実行の結果が表示されます。例:

モバイル・テスト

前回のリリースでは、モバイル・テストの並列実行がテクノロジ・プレビュー版として導入されましたが、モバイル・テストの並列実行は今回のバージョンで完全にサポートされることになりました。

詳細については、「Web テスト、モバイル・テスト、または API テストの並列実行」および「UFT One と Jenkins」を参照してください。

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モバイル・サポートの機能拡張

このバージョンの UFT One には、Mobile Center を使用したモバイル・テストに対する次の機能拡張が含まれています。

Mobile Center の複数プロジェクトおよびワークスペース機能のサポート

Mobile Center に接続するときに、UFT One の[オプション]ダイアログで Mobile Center ワークスペースを選択します。複数の Mobile Center プロジェクトがある場合は、プロジェクトを選択すると、選択可能なワークスペースのリストが表示されます。

詳細については、「UFT Mobile またはローカル・モバイル・デバイスへの接続」および UFT Mobile ヘルプを参照してください。

顔認証シミュレーション

UFT One では、iOS デバイスのモバイル・スクリプトで、UFT One 14.03 で導入された指紋認証シミュレーションだけでなく、顔認証シミュレーションもサポートされるようになりました。

SimulateFingerprint メソッドと SetFingerprintSimulationMode メソッドはそれぞれ、SimulateAuthenticationSetAuthenticationSimulationMode という名前に変更されました。

注意: UFT One 14.50 には後方互換性があり、旧名称が含まれるスクリプトもサポートします。

詳細については、次を参照してください。

バーコード認識シミュレーション

次の新しいメソッドをモバイル・テスト・スクリプトに追加すると、バーコード認識または QR コード認識をシミュレートできます。

  • SetBarcodeSimulationMode:バーコード・シミュレーションを有効化または無効化します。
  • SimulateBarcodeByImage:デバイスのカメラで撮影した画像でバーコードをシミュレートします。
  • SimulateBarcodeByData:(iOS のみ)バーコードに格納された URL など、テキストと書式を使用してバーコードをシミュレートします。

詳細については、次を参照してください。

Android の RecyclerView コントロール

Android の RecyclerView コントロールは、MobileList テスト・オブジェクトとして認識されるようになりました。

詳細については、『UFT One Object Model Reference』の MobileList のページを参照してください。

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ホバー・モードでのスパイ(テクノロジ・プレビュー版)

オブジェクト・スパイで、オブジェクトをクリックしなくても、マウス・カーソルを置くだけで、そのオブジェクトを調査できるようになりました。

注意: これは、従来の手法では調査が難しかった複雑なコントロールをキャプチャするために、新たに開発された高度な手法です。たとえば、画面をクリックすると消えてしまうコントロールをキャプチャできます。

オブジェクト・スパイで、[ホバー モード]を切り替えてからスパイを開始します。オブジェクト上にしばらくマウス・カーソルを置くと、オブジェクトの詳細がキャプチャされます。

例:

詳細については、「 オブジェクト・スパイの使用」を参照してください。

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レポートの機能拡張

UFT One の HTML レポートに、次の機能拡張が追加されました。

右上隅の円グラフ:テストの実行中に成功したステップ、失敗したステップ、警告のあるステップに関する統計情報が表示されます。

例:

システム・モニタ・グラフ内の赤い垂直線:レポート内で現在選択されているステップを示します。

例:

詳細については、「実行結果の使用」を参照してください。

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BPT 実行時決定(ブランチ)

UFT One または ALM のいずれかから、ビジネス・プロセス・テストに構造を追加できるようになりました。ブランチを使用することで、同じテストを使用して、アプリ内の多くの異なるユーザ・フローをカバーできます。

ブランチにより、実行中に方針を決定できる機能でテストを強化できます。これは、機能やインタフェースが直線的ではない複雑で動的なアプリケーションの場合に便利です。

例:

注意: ブランチは ALM バージョン 12.60 以降でサポートされます。

詳細については、「BPT ブランチの使用」を参照してください。

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ライセンスの更新

AutoPass ライセンス・サーバを使用している場合、UFT 14.50 にアップグレードするには、AutoPass のバージョンも AutoPass 10.7 以降にアップグレードする必要があります。

Micro Focus ITOM マーケットプレイスからインストール・ファイルをダウンロードします(ログインが必要)。

詳細については、Micro Focus マーケットプレイスのAutoPass License Serverページと、「UFT One ライセンス」を参照してください。

重要: 前のバージョンの UFT を AutoPass バージョン 10.7 で使用するには、SSL を設定する必要があります。詳細については、AutoPass 10.7 SSL 通信サポート・ドキュメントを参照してください(ログインが必要)。

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Azure DevOps 拡張機能の機能拡張

テスト結果パス・パラメータを使用して、Azure DevOps テスト実行バッチ・ファイルをカスタマイズします。実行するテストのリストと、関連するすべてのパラメータを追加します。

注:Azure DevOps は、これまで Team Foundation Server(TFS)と呼ばれていた製品です。

詳細については、次を参照してください。

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カスタム・ログ・メッセージの出力

新しい SystemUtil.PrintToDebugStream メソッドを使用して、Windows デバッグ・ストリームにカスタム・ログ・メッセージを出力できるようになりました。

詳細については、『UFT Object Model Reference』の SystemUtil オブジェクトのページを参照してください。

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新たにサポートされたテクノロジのバージョン

UFT One で、次の新しいテクノロジ・バージョンがサポートされるようになりました。

  • Java 9、Java 10

  • Angular 5

  • Oracle E-Biz 12.2.6

  • SAPGUI 7.50 P6、SAP CRM(IE 64 ビット経由)、SAP Fiori 1.52、NWBC Desktop 6.5 PL7

  • .NET ComponentOne FlexGrid 4.0

  • IBM WebSphere HOD 12

  • Rocket BlueZone 7.1

  • QT 5.10

  • API テストで TLS 1.1 および 1.2 の両方を標準サポート

  • Citrix XenDesktop 7.15、7.17

  • Citrix XenApp 7.15、7.17

新たにサポートされたブラウザのバージョン:

  • Chrome 67、68
  • Firefox 60、61

  • Edge 17.17134
  • Safari 11
  • Safari 12(Safari Extension Gallery から Functional Testing Agent Safari 拡張機能を手動でインストールする必要があります)

詳細については、UFT 使用可能製品マトリクスを参照してください。

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ヘルプセンターの機能拡張

ADM ヘルプセンターに Google のような直感的な検索機能が追加されました。

  • UFT One ヘルプセンターの検索機能を使用すると、PDF やリファレンス・ガイドなど、すべての提供文書から結果を見つけることができます。
  • 右側のフィルタを切り替えると、同じ検索を別のヘルプセンターで実行できます。
  • ADM ヘルプセンターのホームから、すべての ADM ヘルプセンターに対して検索を実行できます。選択した製品で検索結果をフィルタできます。

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その他の参照項目: